私たちが見てみたかった「白川郷」に着いたのは、13:30過ぎ、なあんと富士駅を出発してから、7時間も経っていました。この間、3回ほどの休憩がありましたが、後は、バスの中で、食べて、おしゃべりして・・・、早くもkaoとの旅を満喫?しました。
雪がいっぱい
『 白川郷・荻町集落
霊峰白山から流れ出る白水谷を水源とする大白川が、庄川と合流するとき白く濁ったことが地名の由来といわれる白川郷。その流域に点在する集落の中ほどに位置するのが荻町集落です。庄川の右岸の三日月形をした段丘にあり、世界遺産に登録された3集落の中では戸数152戸の最も大きな集落です。
集落の全域に山麓の林の一部を含む約45.6haが重要伝統的建造物群保存地区として保存され、歴史的景観が維持されています。合掌造り家屋59棟のほか、寺院本堂、庫裏、ハサ小屋、板倉などの伝統的な建物や神社の社叢、水路などが保存すべきものとして特定されています。
ゆるやかな勾配とどっしりとした量感から醸し出される存在感のある様式が特徴で、毎年春先には、集落の人たちが協力して行う茅葺き屋根の葺き替え作業が見られ、季節の風物詩となっています。
今も、昔ながらの生活の息づく、山間の小さな集落です。』(合掌街道より)
吊り橋を渡って「荻町集落」に入って行きます。
吊り橋は、凍っていて(その上混んでいて揺れた・・・)かなり怖かったです。
墨絵のよう・・・。
吊り橋近くの「秋葉神社」 小さな雪だるまがたくさん奉納されいます。
雪に埋もれた合掌造りの家
道路の除雪は完璧?
雪、すごい!
あちらこちらに雪の山が・・・。
屋根は茅葺き、一階に庇をつけた珍しい「明善寺鐘楼門」 屋根の上は雪でこんもりしています。
防火のための「防火銃」と消火栓
『 合掌造りの家屋を守る放水銃
昭和46年に「荻町集落の自然環境を守る会」が発足し、合掌造りの家屋を「売らない」「貸さない」「壊さない」に基づいて保存運動を推進しています。この運動の一環として、放水銃の設置が進められました。
合掌造りの家屋は、火に非常に弱く、1軒でも出火した場合、飛び火により集落全体が焼失してしまう恐れがあります。そこで、360度回転する放水銃を設置しました。なお、景観を損なうことのないよう収納箱の屋根を合掌造り風に製作しています。
現在65ミリ消火栓放水銃が荻町地区に59基あります。この59基の水源は600トンの貯水槽です。約80メートルの高低差を利用した自然流下式で、高さ30メートル余りまで放水できます。なお、川を挟んだ小呂地区にも16基ありますが、水源は別となっています。合掌造り1軒に1基の放水銃を設置していますが、最大規模の和田家にだけ2基設置してあります。合掌造りの家屋は、茅葺きの中に火が入ると消火するのが困難なため、放水銃は消火するためではなく、主に周辺家屋からの類火を防ぐために使用します。』(白川郷村役場ホームページより)
随所に工夫が見られる合掌造りの集落でした。この懐かしい風景を、春・夏・秋、季節を変えて見てみたいと思いました。
それにしても、日常の生活を営みながら、このような風景を残したことは、すごいことだと思いました。
建物紹介 白川郷 合掌造り 荻町集落 岐阜県大野郡白川村荻町
☎ 05769-6-1013(白川郷観光協会)
つづく
雪がいっぱい
『 白川郷・荻町集落
霊峰白山から流れ出る白水谷を水源とする大白川が、庄川と合流するとき白く濁ったことが地名の由来といわれる白川郷。その流域に点在する集落の中ほどに位置するのが荻町集落です。庄川の右岸の三日月形をした段丘にあり、世界遺産に登録された3集落の中では戸数152戸の最も大きな集落です。
集落の全域に山麓の林の一部を含む約45.6haが重要伝統的建造物群保存地区として保存され、歴史的景観が維持されています。合掌造り家屋59棟のほか、寺院本堂、庫裏、ハサ小屋、板倉などの伝統的な建物や神社の社叢、水路などが保存すべきものとして特定されています。
ゆるやかな勾配とどっしりとした量感から醸し出される存在感のある様式が特徴で、毎年春先には、集落の人たちが協力して行う茅葺き屋根の葺き替え作業が見られ、季節の風物詩となっています。
今も、昔ながらの生活の息づく、山間の小さな集落です。』(合掌街道より)
吊り橋を渡って「荻町集落」に入って行きます。
吊り橋は、凍っていて(その上混んでいて揺れた・・・)かなり怖かったです。
墨絵のよう・・・。
吊り橋近くの「秋葉神社」 小さな雪だるまがたくさん奉納されいます。
雪に埋もれた合掌造りの家
道路の除雪は完璧?
雪、すごい!
あちらこちらに雪の山が・・・。
屋根は茅葺き、一階に庇をつけた珍しい「明善寺鐘楼門」 屋根の上は雪でこんもりしています。
防火のための「防火銃」と消火栓
『 合掌造りの家屋を守る放水銃
昭和46年に「荻町集落の自然環境を守る会」が発足し、合掌造りの家屋を「売らない」「貸さない」「壊さない」に基づいて保存運動を推進しています。この運動の一環として、放水銃の設置が進められました。
合掌造りの家屋は、火に非常に弱く、1軒でも出火した場合、飛び火により集落全体が焼失してしまう恐れがあります。そこで、360度回転する放水銃を設置しました。なお、景観を損なうことのないよう収納箱の屋根を合掌造り風に製作しています。
現在65ミリ消火栓放水銃が荻町地区に59基あります。この59基の水源は600トンの貯水槽です。約80メートルの高低差を利用した自然流下式で、高さ30メートル余りまで放水できます。なお、川を挟んだ小呂地区にも16基ありますが、水源は別となっています。合掌造り1軒に1基の放水銃を設置していますが、最大規模の和田家にだけ2基設置してあります。合掌造りの家屋は、茅葺きの中に火が入ると消火するのが困難なため、放水銃は消火するためではなく、主に周辺家屋からの類火を防ぐために使用します。』(白川郷村役場ホームページより)
随所に工夫が見られる合掌造りの集落でした。この懐かしい風景を、春・夏・秋、季節を変えて見てみたいと思いました。
それにしても、日常の生活を営みながら、このような風景を残したことは、すごいことだと思いました。
建物紹介 白川郷 合掌造り 荻町集落 岐阜県大野郡白川村荻町
☎ 05769-6-1013(白川郷観光協会)
つづく