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初めてのドライブ旅行 その9 ( 旧松本村 松下村塾、松陰神社 )

2013-11-28 07:21:03 | 不思議紀行
 東光寺を見学した後、もう一度「萩本陣」前を通り、「松陰神社」「松下村塾」前の駐車場に向かいました。今度は、きちんと停めることができました。


     
     大きな幟旗の奉納された「松陰神社」


『松陰神社は、

松陰神社御祭神   吉田矩方命(よしだのりかたのみこと)

松陰神社の御祭神、吉田矩方命(以下松陰先生)が殉節されてから31年後の明治23年(1890)8月、松下村塾出身者などの手により松下村塾の改修が行われました。このとき松陰先生のご実家、杉家の人々の手で松陰先生の御霊を祀る土蔵造りのほこらが建立されました。これが松陰神社の前身であります。』(松陰神社ホームページより抜粋)



     
     吉田松陰が身分や階級にとらわれずに教育を行ったといわれる「松下村塾」


     

『松下村塾

 木造瓦葺き平屋建ての50㎡ほどの小舎で、8畳の講義室・10畳半のひかえの間・1坪の土間部分から成っています。松陰がこの塾で教えた期間はわずか1年に過ぎませんでしたが、身分や階級にとらわれずに門下生として受け入れ、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山形有朋、山田顕義、品川弥二郎ら、明治維新の原動力となった多くの逸材を育てました。』(萩観光ガイドより)


     
     吉田松陰 幽囚ノ旧宅 (実家である杉家)


     
     松陰神社 拝殿


      
     逞しい狛犬


     
     松陰神社 本殿


     
     吉田松陰が東北遊歴の際に訪れた「会津藩校日新館」の縁故により、献木された「櫂(かい)の木」



     
     松陰神社北側に鎮座する「松門神社」


『 昭和31年(1956)には、旧社殿を新社殿北隣に移し、松陰先生の塾生、門下生を御祭神とする末社・松門神社が建立されました。平成22年(2010)、松陰先生御生誕180年記念に10柱を追合祀し、現在その御祭神は52柱であります。』(松陰神社ホームページより)


     

    
      
     明治41年(1908)9月 門下生 渡邊蒿蔵 建立の狛犬


     
     松陰神社のおみくじは、こんなに可愛い傘の形でした。


 30年以上前、初めて見た「松下村塾」は、私の目には、”ほったて小屋”にしか見えず・・・、なんとなくがっかりしたことを覚えています。同じ建物を見たはずですが、長い月日は、私の中の何かを変えていたようで、かえって大きな息吹きを感じることができました。
 それにしても、お墓参りをするということと、神社として祀られているのを参拝するということは、ずいぶん違うことのように思うのですが・・・。それだけ、地元では、特別な方なのだと感じました。



  神社紹介   松陰神社  山口県萩市椿東 1537



 住宅メーカーのCMで、「萩の町」が映し出されます。元気な子供たちが手をあげる映像の掲示物には、

『 今日よりぞ幼心(おさなごころ)を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし

     (今日から、親に甘えていた気持ちを捨てて、友と交わり自己の道を生きていこう。) 』

と書かれていたような・・・・。吉田松陰が甥っ子の元服の時に送った歌だとか・・・。


                                                  つづく