片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

Webカメラで世界中の工場をつぶさに見る社長

2009年05月26日 | 私の正論
森松工業の松久社長は、もったいないからと社長室を持たず、行きつけの喫茶店で仕事をしている。
何をしているかと言うと、世界中の工場に設置したWebカメラで向上の様子をつぶさに観察しているというのだ。
先日は、上海工場に泥棒が入ったのを発見し、現地に連絡して取り押さえたという。

インフルエンザで学校閉鎖になっても、Webカメラが家庭にあれば授業を続けることも可能だし、出張しなくても密なコミュニケーションは取れる。
もっともっとWebカメラの用途開発が進むべきだと思う。

Biz/Browserパートナー会で、私が二次会の司会をすることになりました!

2009年05月26日 | Biz/Browser
Biz/Browserのパートナー会が、久しぶりに開催されます。
たくさんの方々がお集まりになります。
そこで、私が二次会の司会をすることになりました。
たいへん光栄なことです。

Biz/Browserは、今から11年前、世界に先駆けて開発したインターネットを利用したクライアント/サーバ技術と言ってよいでしょう。しかもアプリケーションの配布の手間が不要という夢のような技術です。
2000年から社内の開発案件で使い始め、2001年、東京海上(当時)で採用を決めていただき、2002年秋、東京海上日動の代理店オンラインシステムで、収支明細の記帳の部分で利用されました。
これを皮切りに、大成建設、ヤマト運輸、東京ガス、イトーキ、太平洋セメント、岩谷産業、NTTなどが、基幹業務Web化の重要ツールとして続々と採用していただきました。
今では700社から800社で利用されていると思います。
小さいところでは、ユーザ一人のシステムから大きいところでは、10万人以上が使うASP/SaaSモデルでの利用まで。
一方、PDA(ハンディターミナル版では、自動車会社の倉庫・営業所・販売店で大活躍。日本通運も複数の業務で使っていただいております。
携帯電話機能もあるウインドウズモバイルでは、営業の代金回収用の情報端末兼領収書発行端末として地味に使われるケースが多いようです。

こうしてBiz/Browserは、日本の基幹産業をきちんと支えることのできるリッチクライアント/RIAツールに育ってきました。

実は、私はあまり宣伝しませんが、大事なツールがあります。Web印刷ツールです。PrintStreamCore。これは、印刷で苦労されているエンジニアの方に絶賛されます。PrintStreamCoreをお客様に説明している場面に立ち会うことは、私にとって至福の時です。面倒な印刷の課題に直面しているエンジニアの苦渋に満ちた顔が、アクシスソフトのエンジニアの説明でいっぺんにほころぶからです。

28日は楽しいパートナー会です。
ご来場の方、一緒に楽しみましょう。
よろしくお願いいたします。

鴨になった気分

2009年05月25日 | 感動したこと
友人の斎藤さんに誘われて、那珂川でカヌーに初挑戦。
ほんとうは、昨年8月に行く予定だったが、増水で延期。23日、24日となった。
まったく初めてだったが、インストラクターのfumaの小川さんの的確な指導で、難なく習得。
顔の位置が水面からそう高くないので、目線が新鮮。水鳥になった気分。

勇姿


お世話になった斎藤さん


いざ出発


一日目の行程を終えてテントを設営


鳥の燻製を作って一杯


焚き火を囲んで語らい。途中で眠くなってテントでぐっすり。夜半にテントを叩く雨の音で目覚める。


二日目の昼食。食事はインストラクターの小川さんたちが作ってくれるので、我々は、ただ自分の食器を持って集まればいいのだ。
自然を守るため、ごみなどはすべて持ち帰り。紙以外は燃やしてもいけない。



一泊二日のカヌーツアー初体験は、とても楽しかった。川を下りながら自然と触れる。こんな体験をしたら、自然保護の精神も醸成されると思われる。
お父さんに連れられて、小学2年生の男の子と6年生の姉。とても自然体でアウトドアライフを楽しんでいた。
小川さん、楽しいツアーありがとうございました。誘ってくれた斎藤さん、ありがとうございました。同行のみなさん、ありがとうございます。
来年は四万十川に行きたいです。


関西と関東

2009年05月23日 | 不思議なこと
久しぶりでタクシーに乗った。
基本料金が710円になっていることを知らなかった。
それほど乗っていなかったということか。
そういえば、タクシーを利用するという感覚は、自分の習慣から消え去っていることに気付いた。

東西のタクシードライバーの話。

大阪のタクシードライバーは、ここで停めてといって、最後にメーターが「カチャ」っと上がると、「お客さん、すみません、上がる前の料金でいいですわ」と言うのだそうだ。東京では、数メートル、スッと走らせて、メーターを上げて、何食わぬ顔をして請求するという。
これは、大阪人Mさんの話。顧客に対する基本姿勢が違うと言う。

顧客が喜んで稟議を書ける提案とは

2009年05月22日 | Biz/Browser
昨日お会いした方のお話は、恥ずかしながら、ほんとうに目からウロコが落ちた。
Biz/Browserのよさを口角泡を飛ばして説明する我々を、にこにこしながら眺めていた。我々の話が一段落したとき、おっしゃった。
「Biz/Browserの素晴らしさは分かりました、これで提案することに何の不安もありません。問題は、お客様がターミナルサービスを使うか、シンクライアントを選ぶよりも、従来の操作性を保証した形で、Biz/Browser化したほうがメリットがあるという提案ができるかどうかがポイントです」。これこれの条件を満たしたお客様ならBiz/Browser化する価値が十分あると思います」。

ほんとうに目からウロコの思いをしました。
同時に情けない気持ちもしました。

後藤さん、矢野さんお久しぶりです

2009年05月22日 | こころ
後藤富雄さん(写真左)。NECのTK-80を作った人。NECのパソコン事業の源を作った人。。後藤さんからNBASICの、見本と書いてあるマニュアルを、アスキー発祥の地、表参道のハイトリオビル1階の喫茶店でお借りして、友人と書いた本が「ビジネスソフトの実際」。
正直、飛ぶように売れましたね。PC-8001のビジネス活用にもずいぶん貢献したと思います。紹介してくれたのが、アスキー初代社長の郡司明朗さん。
写真右が、ASAHIパソコン創刊編集長の矢野さん。矢野さんとは、私より、片貝システム研究所の社員のほうが、ASAHIパソコン記事の企画や執筆で深く関わっていた。
矢野さんは、今、石田先生のサイバー大学の教授。サイバーリテラシーの専門家だ。毎年源氏山公園で花見をやっている

ほかにも懐かしい人たちとたくさん会った。リタイアしている人はだれもいなかった。みんな60は過ぎているというのに、元気一杯。石田効果かも。

村瀬さんお久しぶり、お元気そうですね

2009年05月22日 | こころ
現在インプレスの井芹さんが、アスキーの書籍編集長時代に「事始めシリーズ」を企画した。私が書いたのが、「データベース事始め」、村瀬さんが書いたのが「ビジネスパソコン事始め」など3冊。井芹さんの紹介で、このとき初めてお会いした。村瀬さんは「入門MS-DOS」などの著者として有名だったので、プロの方と思っていたら、テレビ朝日の放送エンジニアで、しかも課長の肩書きだったのでびっくりしたのを覚えている。
それ以来のお付き合いだ。こうして石田先生の笑顔の前でお会いするなど、思いもよらないことだが、相変わらずお元気でなによりだった。
村瀬さんは、テレビ朝日の常勤監査役を数年勤め、今はTV局共同出資会社の取締役。近いうち、また合いましょうということになった。

尻抜けの裁判員制度

2009年05月21日 | 私の正論
裁判員に選ばれても、さまざまな理由を述べた立てることで、辞退が許されそうなことを今朝のTVが報じていた。
これを逆手に取ると、サラリーマンが選ばれたとき、会社からの圧力で、辞退の文章を書かされることも想定されると思った。自分が嫌だと思ったら嘘八百並べ立てて辞退することも可能になる。とにかく直接会うこともなく、書類だけで審査するというのだから。
当局の優柔不断な態度に呆れる。

肉は食べるけど、生き物を自分の手で殺したくはない、そんな現場を見たくもない、でもおいしい肉はたくさん食べたい。
現実に直面したくないのだ。似ている。

さて自分ならどうするか。

花はあるが剣山がない日本

2009年05月20日 | 私の正論
ワイズミーティングで寺島実郎氏の講演を聞いた。
三井物産から、多摩大学学長になった寺島氏の世界を見る目は、確かで、実にためになる。イデオロギーには左右されず、日本はこれからどうしたらいいかを数字を示しながら誠実に語る。

そんな中で、面白いことば。

日本には世界一の技術がたくさんあるが、それをどう組み合わせて活用するかの基盤の考えを持っていない。アメリカはそれを持っている。
例えて言えば、生花で

「花はあるが剣山がないのが日本。アメリカは剣山だけは持っていて、世界中から花を集めて生けてしまう」


慢性疲労が簡単に検出できるようになりました

2009年05月20日 | こころ
ひどく疲れる。
怠けているのではないかと思われて心苦しい。
医者に行っても原因不明と言われる。

そんな方は是非ごらんください。
友人の長谷川さんから送られてきました。

以下。

疲労検診に関し、4月22日午後6時放映されました毎日放送の「VOICE」の画像です。

番組の構成は街中でのサラリーマン風の男女に疲れについてのインタビューから始まり、疲労を訴える人々が如何に多いかの現実を見てもらい、統計数字を出した後に、IBM健保組合での検診風景を出して、社員に何故この疲労検診を受けるのかをインタビューし、その後で担当部長が疲労検診システムを導入した理由を説明し、倉恒弘彦先生の大阪市立大学での診療風景、慢性疲労症候群の患者さんのインタビュー、秋葉原でのシンポジウム風景、渡辺先生の疲労についての説明や動物を使った疲労のメカニズムの説明、最後に厚生労働省で4月より疲労研究班が立ち上がり、2年後を目処に厚生労働省として診断基準を確定する話も紹介されています。
ご参考にその番組のコピー(10分間)を視ていただきたく、お送りいたします。
操作方法は次の通りです。

毎日放送(MBS)「VOICE」 平日18:05~特集されました映像データになります。

映像データ(zip圧縮しております)をお手元のパソコンにダウンロード
※ノイズ修正版高画質でデータを更新しました(5/18) 修正前のデータはこちら


ダブルクリックで解凍

「voice_090518.wmv」というムービーファイルを実行

通常ですと、windowsに付属のプレーヤーで再生されます。


以上


産業疲労特定検診センター 長谷川弘義