片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

物と情報

2010年09月17日 | 寺垣武語録
寺垣さんは物作りの人。
物には質量がある。
1円玉を南極に運ぶには船が要る、しかし1円という情報を南極に運ぶのは一瞬だ。
質量が伴うと何ごとも簡単ではない、だから信頼できる。

インターネット時代の大量に浴びせかけられる情報と、モノを考えなくなった人間。
これの組み合わせを寺垣さんは恐れる。

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6 コメント

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Unknown (u)
2010-09-17 16:04:45
身体に共存するアナログとデジタルの2つについては、
右脳と左脳のことと理解します。
アナログは身体あるいは神経系統(直感系、右脳)、
デジタルは意識の世界(左脳)。

で、一個人、あるいは社会や経営や情報システムのことにしても、
右脳と左脳のバランスが大事だと感じています。

たとえば、個人のやる気が社会の活力になる、概念なきモデルは
右脳的な発想で、もっと右脳が活躍できるような、”概念”がほしいですね。
それを左脳に期待したい。素晴らしい左脳をもったヒトに。

これらの悶々としたことを整理してくれる本として、
最近購入した本↓

知恵の樹、
ウンベルト・マトゥラーナ、フランシスコ・バレーラ著
ちくま学芸文庫
Social Systems,
Niklas Luhmann
English edition translated in 1995
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ありがとうございます (片貝孝夫)
2010-09-19 05:59:23
寺垣さんが話すのは、ダンプカーが目の前に現れたとき、その圧倒的な情報量がアナログだったら身体は動けなくなってしまうだろう。しかしトラックが迫ってくるという信号(デジタル)なので脳が判断し筋肉に指令を出して逃げられるという説明です。

でも右脳と左脳という解釈は、とても納得できますね。ぜひ読んでみたいです。
ありがとうございました。
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質量 (小笠原)
2010-09-19 20:43:56
質量のあるものを動かすにはエネルギーが必要dすが、質量のないものを動かすにはエネルギーがいりません。従って、現在では質量のないものが蔓延しています。
量子力学的には、質量=エネルギーですから、質量のあるものを動かすにはエネルギーが必要なことは自明なことです。
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お金 (小笠原)
2010-09-19 21:17:41
昔(石器時代)はお金は石でした。(運ぶのは非常に大変でした)
中世は、お金は金属(金)でした。(やはり波高のは大変でした)
近世は、お金は上でした。(運ぶのは比較的楽になりましたが、大量になるとやはり大変でした)
現代は、お金は情報になり質量が無くなりました。(いつの間にか無くなっても気づかなくなりました)
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すみません (小笠原)
2010-09-19 21:25:26
脳がアルコール漬けになり、変換ミスを多発してしまいました。ご容赦のほどを…
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クイズみたいですね! (片貝孝夫)
2010-09-20 06:20:37
お金が情報になったと気付いた今、国際法が必要だと思います。
お金の取り扱い方に関する法律です。
それを破ったら厳罰に処すのです。
お金は物々交換の手段以外では使えないような法律ですね。
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