片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

日経エレクトロニクス

2006年12月13日 | 私の正論
昔「日経マグローヒル誌の読み方」という本を書いたことがある。今の日経BP社。そのときほとんどの雑誌の編集長にインタビューした。雑誌の目的、構成の仕方、記者の心構えなど。日経エレクトロニクスの編集長のお話には感動した。エレクトロニクスの記者は、メーカーの研究所などの研究員と深い付き合いをしてる。研究成果が製品となる1年も前から状況は把握しているが、記事にはしない。そのため研究員は安心して最先端のことを話してくれる。そして、いよいよ製品が世に出るとき、特集を組む。
日経エレクトロニクスは、日経BP社の魂のような雑誌だと思います。
その日経エレクトロニクスから、組み込みソフトウエアの開発を手軽に経験できる「組み込み速修キット」が定期購読を申し込んだ付録に付くらしい。フラッシュ・メモリを内蔵した16ビット・マイコンとエミュレータを実装したボード、開発ツールなどを収録したCD-ROMをから構成され、コンピュータの原理が体験できる。
コンピュータの動作原理から体験することができない、昨今の若い人には是非お勧めしたい。
原理を体験すれば底力が付く。

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