片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

60歳以上の特種情報処理技術者、集まれ

2006年12月08日 | 私の正論
情報処理技術者という資格試験がある。二種、一種、特種という区分けの時代があった。特種は、プロジェクトマネージャとしての資質を問うものだった。この名称の免状を持っている人は、とにかく経験豊富だ。
最近、ある大手IT企業で、モニター制度をとったそうだ。大規模システム開発プロジェクトで、63歳のベテランにモニターになってもらい、プロジェクトを常時監視してもらう。そして、歯に衣着せぬ発言をしていただき、問題を初期の段階から摘み取る。それによってプロジェクトが成功したというのだ。
私はそれを聞いて、定年退職した特種情報処理技術者の派遣業を考えた。いつでも集まれる場所を用意し、困難な問題はみんなで知恵を出し合って対処するのもいいだろう。いかがだろうか、賛同者はいませんか。

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1 コメント

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特種情報処理技術者 (sugiura)
2006-12-10 22:01:33
この話しはありうる話しではないかと思います。最初の頃の特種情報処理技術者の試験はまるでORの問題のようでした。私はたまたまその方面を勉強していたので取れましたが、実務を知らない学者が作った問題だと感じていました。その後、少しづつ実務寄りになり、現場で知恵を絞っているSEが取れるようになりました。それでも、お客さんのニーズを踏まえたシステム構築ができる人は、そう多くはないのが現状です。そもそもニーズを集約し、実状を踏まえた仕様(BPR済み)に落とし込める人は極めて少数です。紹介されている63歳の特種情報処理技術者の方は、現場でたたき上げた老練、熟練の方だと思います。その様な人がシステム構築現場に戻ってもらい、OJTで若いSEを鍛えてもらえれば、とかく最新技術に飛びつく浮ついた現状を改善できるのではないかと思います。
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