片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ニートは日本人本来の姿かも

2006年11月19日 | 私の正論
日本人は東アジアでキリスト教の布教が成功しなかった数少ない国です、と中沢新一さんはいう。キリスト教の、自然を「戦うべき相手」という考え方に、日本人の自然観がなじまなかったのではないかという。私もそう思う。違和感がある。私たちは自然の一部に過ぎない、と多くの日本人は考えていると思う。
自然を支配し産業を加速させるという方向に、今、日本人は新たな思想で立ち向かおうとしている。今、社会問題とされているニートは、実は、新しい時代を築くための思想を持った人たちではないか。ニートを産業と教育の落ちこぼれというネガティブな捉え方は、何か大切なものを見落としているのではないかと、中沢さんは言ってます。私もなんとなくそう思っていましたが、少しほっとしました。

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2 コメント

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仏教 (満田正)
2006-11-22 12:56:04
小さい頃から寺に通った。
遊び場であり説教を聞く場であった。
まるで自由学園だった。
今ニートが求める自由は日本のノスタルジアである。
決してキリストが求める勤勉社会ではない。
ただ彼らは余りに弱い。
弱いから厳しく出ればヒットラーのように変るだろう。
日本復興はニートのこころにあるもののその人たちを当てにしてはいけない。
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少なくとも我々はそうですね (片貝孝夫)
2006-11-23 06:49:18
中沢氏は、自分が教えた学生が、就職しても、結果として退職し、農業を志したり、自分に忠実に生きようとしたりしている姿を見て、時代の変化を感じたようです。ニートにも確信犯となんとなくの二種類居そうです。
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