片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

平和のために働く

2006年07月23日 | 私の正論
来週月曜日に、あるソフト会社で、ミニセミナーを頼まれた。
今原稿を考えている。その会社は客先常駐で働いている人が多い。明日は2ヶ月に一度の帰社日だ。いろんな環境で、いろんな仕事をしている人たち。会社としてフォローできることは少ない。仕事に対するモチベーションの維持も大変だ。これは個人もそうだが、会社にとっても重大なテーマだ。
ふと考える。私自身は、過去にどうやってモチベーションを維持してきたか。インターネットの時代が見えてきた25年くらい前から、私は「平和のため」と自分に言い聞かせてきた。人は、友達とは殺し合いたくはない、理解できないから排除したくなる。だったら世界中に友達の輪を広げればいい。インターネットならそれができる。メールの自動翻訳もできるし、そのうち同時通訳もできるだろう。自分の言葉で語れば、どんな国の人にでもすぐに伝わる技術が近いうち実現する。
現実の仕事は、そういったことからはかけ離れているかもしれない。しかし、コンピュータやインターネットに関係する仕事をしているということは、めぐりめぐって、コミュニケーションの輪を広げることに貢献している。こういったことの一端を担っているのだという気概。
そうだ、これを最後に語ろう。

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2 コメント

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ITと平和 (満田正)
2006-07-23 20:19:53
インターネットはコミュニケーションの道具だった。

研究者が仕切られた壁越しに団欒が出来るように。

それでもインターネットグローバルはいち早く戦争の最先端の道具となった。

最低、IT技術者はそれが何に使われるかを知って欲しい。

後で後悔しないように。

ミネハハ(松木美音)の旋律は後を引きずっている。
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ミネハハさんにはかないませんね (片貝孝夫)
2006-07-25 00:10:08
寺垣さんが、なぜミネハハさんとのジョイントを望んだか。彼は、どんなプレーヤーもも、どんなスピーカーも、本物の声や楽器にはとてもかなわないということを伝えたかったのですね。だから、あの日は寺垣さんは前座でいいのです、ミネハハさんの引き立て役でした。

寺垣さんは、情報には質量がないといいます。質量のないものを信じてはいけないと。私もそう思います。インターネットはあくまでも手段に過ぎないと思います。
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