片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

企業家の社会的使命に「雇用」があると思うが、そんなことを言っていられない時代になるのか。

2014年01月19日 | 私の正論
米国の700を超える職種の約半数が、IT(情報技術)化で10~20年以内に消える「高リスク」にさらされているという。

ITの力は、インターネットが個人までリアルタイムにつながることになって、異様な発展を遂げようとしている。
これを抑えることはできない。

人を雇わずにビジネスをする、そういう時代になろうとしている。そもそも合理化とか生産性向上とかBPRといった言葉は、平たく言えばいかに少ない人数で仕事をするかに尽きる。それを追及しなければ、競争社会では、いずれ事業を継続できなくなるからやらざるを得ない。

こういった社会では、強くて才能のある人間だけが雇用機会に恵まれ、富を得る。
与えられた仕事を丁寧にこなす多くの人々は不要になる。

ITは、強くて才能のある者だけに味方するのか。

ITに携わる者として、弱者のためのITを追及したい思いに駆られる。




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