片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

アメリカ、英語、グーグル

2010年02月14日 | 私の正論
アメリカ人には英語しか話せない人が多いという。

日本人も、身近に中国人や韓国人がいるのに
中国語も韓国語もまったく話せない人は多い。
私がそうだ。
話せなくても生活に支障が無いからだ。

ましてやアメリカ人なら、英語を話していれば、そのまま世界中に通じてしまうから、
他の国の言葉など、生活のためには覚える必要などまったくないのだろう。

それによって何が起きるか。
他国の文化が理解できない。
世界は自分達を中心にして回っていると考えてしまう。
自分達の考えと違う考えは、間違っていると考えてしまう。
そして正してあげようと考える。
そして戦争になる。

グーグルは大丈夫だろうか?
世界中の書物を集めて検索できるようにするという。
英語の書物だけ。
グーグルに頼ると、世界では英語以外には存在しなくなってしまう。

生物は多様化することで生存してきた。
今世界は単一化しようとしている。
そのほうが効率がいいからだ。

グーグルのやっていることは、素晴らしいことだが、不気味さも感じる。
どうしたものだろうか。





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2 コメント

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同感です (廣瀬)
2010-02-15 00:53:21
単一化して大きいものが強いと思いがちですが、地球を支配していた恐竜が絶滅してしまったように、巨大化や集中化は脆弱な面を持っています。そもそも、エントロピーの法則と言う普遍的な法則がこの世の中を支配していますので、秩序から混沌へと向かう方が自然だと思います。それに、人類が全て英語をしゃべって、ハンバーグを食べているというのは決しておもしろい世界ではないでしょう。
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違っているから楽しい (片貝孝夫)
2010-02-15 08:59:23
人間は違いを楽しむ動物だと証明できないものですかね。
だとすれば、画一化は人間から楽しみを奪う行為だと定義できますね。
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