片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

億単位の利益を上げながら社会貢献

2014年01月29日 | 22世紀を目指して
社会貢献というと、とにかくまじめに、社会が少しでも良くなるようにと良心の塊のように活動するのが当然だと私は思っていました。
ところが一般社団法人エンパワーメントコンソーシアムの山下さんのやり方は違うのです。
利益を生み組織を運営し続けられなければだめだと言うのです。
なぜそれができなかったか、それは社会貢献活動のリーダーが企業家ではなかったからだと断言します。
独身のうちはできたが、結婚を機にやめるような活動は本物ではないと言います。
私もそれには大いに共感。

たとえば、官民が共同で、熱中症予防を呼びかけていく国民運動を展開するのにどうしたか。

1.まず国のお墨付きをもらう(お金はもらわない)
2.国と共同でこの運動をしていますと、渋谷区へ行って、ハチ公前の大型スクリーンの利用権を取得する。
4.企業に協賛を呼びかける。
5.企業が協賛する。(協賛金や企画料を出す)
6.政府の熱中症対策広報と企業の製品のキャンペーンを、企業がやる。(渋谷駅前の写真参照)
7.その後の運営費は国からもいただく。

山下さんの志は、熱中症で一人のお年寄りも死なせない!です。

こうやって億単位の利益を上げながら社会貢献をしていくのです。

第74回ビジネスプラットフォーム革新協議会(BPIA「)目からウロコの新・ビジネスモデル研究会」より。