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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

痛快なこと

2008年04月10日 | チェロ奮戦記
昨日のセミナーで久しぶりの方にお会いした。
ある大企業のCIOの方。一杯どうですかということで、新宿の街に繰り出した。その方はオペラとオーケストラが大好きで、年に50回は行っているという。毎週1回は行っている勘定だ。私がチェロをやっていると言い、どうですか始めませんかとお勧めした。56歳。

隔週日曜日はオーケストラの練習

2008年04月06日 | チェロ奮戦記
6月の定期演奏会に向けて猛練習です。今日は調子に乗って弾いていて、ビオラを聴いて!とか、八分音符が短すぎるとか、突っ込まないでとか、いろいろいわれました。やっと仲間入りできてきた感じです。みなさまご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
ところで、オーケストラでは、それぞれの楽器はその楽器のリーダに合わせて奏で、さらにコンサートマスター(バイオリンで指揮者のそばで弾いている人)にあわせるのだそうです。指揮者かと思ってましたが違うのです。しかし指揮者は大変です。まず人格者でないとできません。我が鴻巣フィルは、中村さんという素晴らしい指揮者の下、毎回大勢が参加して楽しく練習しています。ありがたいことです。

楽譜XMLがあったらいいのに

2008年03月21日 | チェロ奮戦記
楽譜作成ソフトのことを考えていて、そういえば楽譜はXMLで表記できるのではないかとひらめいた。もしやと思ってインターネットで引くと、こんな記事にでくわした
たとえば4拍子で、八分音符2つと四分音符3つという音符の標記はこんな具合に考えたりしている。

note timing="1/8"
note timing="2/8"
note timing="2/4"
note timing="3/4"
note timing="4/4"

楽譜は、音符については正確に記述が必要だが、表現方法は指揮者や演奏家で、また楽器や時代によっても変わってくる。まずは正確に記述する必要がある部分だけXML標記することを考えたらどうだろうか。MIDIとかあるのにXMLがないなんて不思議。いやMIDIがあるからXMLは不要と考えられているのだろうか。

黄原亮司門下生チェロおさらい会

2008年03月10日 | チェロ奮戦記
700人も入る北本市文化センターのホールを借りてのおさらい会。
私はトップバッターで、サンサーンスの白鳥とエルガーの愛のあいさつをやった。
午前中のリハーサルの時は、客席にだれもいないのにあがってしまい、本番が思いやられたが、本番が近づくにつれて気持ちが落ち着いてきた。これならなんとかなるかな、と。
とても音楽的とはいえない演奏だが、なんとか止まらずに弾けた。
最後に黄原先生のドボルザークチェロ協奏曲の第一楽章。30人くらいの観客だが、こんな素晴らしい演奏を満喫できて幸せ。来てくれた大学時代の合唱団の後輩の山岸さんが感動メールと添付の写真を送ってくれた。ありがとうございます。最後は先生がみんなの平安を祈ってカザルスの鳥の歌。先生の鳥の歌は格別だ。多分世界一。

なぜチェロに魅せられるのか

2008年02月29日 | チェロ奮戦記
まだ未熟だし、これからも多くは期待できないのに、人前でチェロを弾こうと行動する自分がいる。精神的に苦しいし、はた迷惑だし、恥さらしになる。分かっていてもそうしようとする。こういった行動をする背景には何があるのか考えてみた。そういえばソフトウェアの仕事に就いて、実際に自ら設計し、プログラムを組んでいた時期は30才くらいまでだった。その後は一言で言えば、額に汗して働いてはいない。口先だけで仕事をしてきた。もしかしたら、そのぽっかり空いた空洞を埋めるたくて、ほんとうの自分をさらけ出したくてやっているのではと、ふと思った。「どうだ、この程度だ」と。「それでも認めるか」と。そして、それでも認めて欲しくて努力している自分がいる。どうも歳をとっている暇がない。困ったものだ。

人前で弾くということ

2008年02月23日 | チェロ奮戦記
講演などでは、相手が何人でも、あがることはまずないのだが、ことチェロに関しては、相手がたった一人でも、人前で弾くのが怖い。未熟な腕前のせいであることは分かっているが、それにしても練習のときのようには行かない。心がさまよう。音楽にならない、だた弾き終えるだけ。
無心に集中するにはどうしたらいいのだろうか。

ボーイングのターンが難しい

2008年02月16日 | チェロ奮戦記
3月9日に、チェリスト黄原亮司門下生のおさらい会がある。私は、サンサーンスの白鳥と、大胆にもエルガーの愛のあいさつをやるのだが、先生にいろいろ注意されているうちに気持ちと体がばらばらになる。子供だったら何の問題もなくスッと通り過ぎるところが大問題。本番までどう持って行くか。白鳥は静かな曲なので、流れるように弾かねばならないが、ぶっきらぼうになる。どうも弓の返しの手首の柔らかさが問題のようだ、いまさらながら基礎の基礎で悩んでいます。

岡田さんのお宅で練習

2008年02月02日 | チェロ奮戦記

鴻巣フィルのチェロ・コントラバスで集まれる人が集まって、土曜日の夜7時から岡田家でパート練習。岡田さんは、なんと超豪華なコンサートホール?をお持ちの方だった。60人は入れるという。音響の専門化が設計したという素晴らしいホール。音響が素晴らしい。正直驚きました。これからも時々お願いします。。


あきらめずに努力し続けることは才能か

2008年02月02日 | チェロ奮戦記
私の先生は、子供の頃、習っていたチェロの先生が「この子はプロにはなれません」と親に言っているのを聞いたという。それにもめげずに練習を重ねた。それがあったからかも知れないが立派なプロになった。先生は言う、努力は才能ですと。片貝さんは努力する、頭が下がりますと。自分では、そうは言っても、と、思わず言ってしまいそうだが、その言葉は飲み込んで、とにかく暇を見つけては練習している。人と比較したらどうしようもないが、自分自身では確実に進歩していると実感できているのだから、よしとしよう。3月9日には、先生の門下生有志による発表会がある。。。ご多分に漏れず末席を汚す予定。

我ながら上達したかも知れないと思った瞬間

2008年01月20日 | チェロ奮戦記
鴻巣フィルハーモニー管弦楽団に入れていただいて9ヶ月、できないながらも必死で曲と取り組んできた。オケの曲は難しくて本当に大変だが、個人レッスンを続けながら、なんとか続けている。
オケとレッスンの課題曲で、チェロを弾く時間がいつも埋まってしまうのだが、久しぶりにチェロの小品集を取り出して弾いてみた。バッハのカンタータ147番「主よ人の望みの喜びよ」。とても簡単な曲なのだが、それだけに下手さ加減が目立ち、これまでは弾いていて嫌になっていた。それが、自分ながら「おっ、結構いい」と思えた。三連譜の緩やかな流れを、春のそよ風が子供たちのほほをなでて回るように弾かねばならない、と思っていたのだが、多少そんな気分で弾けるようになった。基礎は基礎としてしっかり学びながら、むちゃくちゃいろんな曲にチャレンジするのは、もしかしたら上達の近道かと思った。
できないと思うくらいのことに挑戦しないと、小さな山すら越えられない。これは仕事でも同じだなあと、思わず納得。

私のチェロの先生です

2008年01月04日 | チェロ奮戦記
先生からの年賀状にホームページのURLが書いてあって、その存在を初めて知った。先生の弾くチェロの音色は、優しさと感謝と力強さに満ちている。その響きは先生の人生そのものだ。
先生は、中国時代、田中角栄元首相が国交回復のために訪れた宴席で演奏するなど、神童だった。その後チェロを捨て、日本に留学することを決意した。しかし、憧れの日本では、日本語ができないため苦労した。そのとき「あなたにはチェロがあるではないか」と言われて、芸大の大学院に入り、そして、日本でチェリストになった。今では素敵な家族に恵まれ、東京交響楽団の次席チェロ奏者として、ソロの演奏家として、活動の場を広げている。先生の名前は黄原亮司。銀座ヤマハでのコンサートでは店が一杯になるほどの最高入場者数を記録するなど、ファンも多い。54歳から始めた不器用な私などでも熱心に指導してくださる。先生のためにも上手にならなければと焦ってしまうくらいの指導者。
何事も始めるのに遅すぎるということはありません。ホームページに「響アカデミー」というのがありますが、これが先生の教室です。勇気を奮って始めませんか。

ブラームス第二番第二楽章で立ち往生

2008年01月03日 | チェロ奮戦記
ブラ2と言うらしい。第二楽章はシャープが5つある。♯がついてないのは「ミ」と「シ」だけだ。正月早々、今日は一日がんばるぞ!と二日、朝から取り組んだがいくらも進まない。傷心ぎみ。楽譜って、なんでこんなに調が必要なんだろう。せいぜい♯や♭は3つくらいまででいいのではと勝手に思ってしまう。
そんなこんなで楽譜について考える。コンピュータにはプログラム言語がある。楽譜もプログラム言語の一種だなと。しかしそれで伝えられることは、作曲家が意図したことの骨組みくらいがやっとだろう。あとは指揮者や演奏家が解釈して演奏する。コンピュータのプログラムは、すべてを完全に記述しないと動かない。うーむ。考え出すと深みにはまりそうだ。