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片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

横浜に来ました(続き)

2009年10月22日 | チェロ奮戦記
私がチェロを弾きたいと思った理由の一つが大西寿郎さんとの出会いです。
大西さんとは40年来の友人です。
大西さんは中央大学のオーケストラでチェロを弾いてました。
私の最初の会社の先輩です。

横浜で、アクシスソフトの仲間と別れてから大西さんと飲みました。
現役でおつきあいしている人の中では最も古いお付き合いです。

Biz/Browserのパートナーにもなっていただいています。
今後とも末永くお付き合いください。

蓼科の小田山荘で演奏するための練習です

2009年09月22日 | チェロ奮戦記
10月24日(土)の夜、蓼科の東急リゾートの小田山荘でミニコンサートを開きます。
今日はその練習。
我が家の近くの市の施設を借りて、午後いっぱい頑張りました。

毎年この時期にやってるのです。
紅葉を愛でるのと飲んで語るのが主目的です。
今小田山荘のHPを見たら広く宣伝されているではありませんか(汗)。
私が出演するのですから期待されても困ります。

音楽を聴きに行こうというのは見当違いです。
予めお断りしておきます。
ワークライフバランスの一環としてお考えください。


オカリナを注文して

2009年08月30日 | チェロ奮戦記
先日アクシスソフト監査役の高橋さんが、オカリナを始めると言っていた。
そうですかと黙って聞いていたのだが、実は私もオカリナを注文している。
去年の10月に川口リリアホールの音楽会に行ったとき、オカリナの展示と実演をしているコーナーがあって、そこでオカリナ作家で演奏家の山下さんと出会った
とても優しい感じの方で、その音色に聞きほれその場で注文した。

今日状況をメールで問い合わせてみた。
丁寧なお返事が帰ってきたが、まだ1年以上かかるらしい。
チェロを習い始めて9年。
弦楽器は10年が一区切りというから、その頃に届くのだろうか。
のんびり待つとしよう。

山下さんのHPにこんな素敵な企画がありました。
「闘うべきは そういう自分の中の虚栄心や劣等感です」というのが、今の私ですね。突き刺さりました。

Sarabandeが大好きです

2009年07月26日 | チェロ奮戦記
バッハのチェロの無伴奏組曲1番を練習しています。
有名なのはPreludeですが、Sarabandeが大好きになりました。

家康の遺訓を思い浮かべます。

人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず、不自由を常とおもへば不足なし、こゝろに望おこらば、困窮したる時を思ひ出すべし、堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ、勝事ばかり知りて、負くる事をしらざれば、害其身にいたる、おのれを責て、人をせむるな、及ざるは過たるよりまされり

ロストロポービッチの演奏がYoutubeにありました。
これは友人の、クラリネット吹きの大矢さんが私にプレゼントしてくれたDVDと同じものでした。
私の先生(黄原亮司)の演奏も大好きです。

5番のSarabandeについてヨーヨー・マが語り、弾いているのがあります。






好きなのに才能がないという悲劇

2009年07月20日 | チェロ奮戦記
子供が大きくなって時間的余裕ができた娘にピアノ伴奏をお願いして、バッハのカンタータ147番を人前で弾いた。
いつも一人で練習しているので、長い休符のあとの入りが難しかった。
伴奏を録音しておいて合わせる練習を何回かして、本番に臨んだ。
しかし本番で失敗してしまった。
途中で立ち往生。
最後のところは何とか弾けたが、情けない気持ちでいっぱい。

好きこそものの上手なれ、と言うが、いくら好きで努力しても、どうにもならないことがあると、改めて実感。

もちろん、だからといってチェロを諦めるなんてもったいないことはしませんが、久々にショックを味わいました。

上達

2009年06月30日 | チェロ奮戦記
先日、長女に伴奏してもらってチェロの練習をした。
長女の亭主が部屋の隅で居眠りをしていたらしい。
それを見た次女が、居眠りできるくらいだから、少しは上達したのではと、妻に話していたという。
ようやくあまり気にならなくなってきたというところか。
いずれにしても進歩進歩。

黄原亮司先生のこと

2009年06月07日 | チェロ奮戦記
クリスチャン新聞に先生のことが大きく取り上げられていました。
先生は、今から22年前まで中国にいました。
田中角栄元首相が、国交回復のため中国を訪問したとき、そこでチェロの演奏するような神童でした。演奏旅行のために、国が飛行機のチャーター便を用意してくれたほどだったようです。
しかし、時代は天安門事件の2年前。音楽に人生を託すことができないと判断をせざるを得ない状況になってきました。
先生はチェロを諦めたのです。
日本に行ってコンピュータか経済学を学ぼうと決めて、日本語もままならないのに、憧れの日本にやってきました。
まずは日本語を学ばねばなりません。
新大久保にあるシェル石油のガソリンスタンドで、夜の1時から朝8時まで、150台近い車の洗車をして生活費を稼ぎ、日本語学校に通いました。
中華料理店でも働きました。
24時間一睡もしない日も多かったそうです。
なかなか日本語も上達せず、蓄えも底をつき、中国に帰ることも考えたましたが、負け犬として帰るしかなく、とてもそれはできないと思いました。
そんなみじめな生活をしているとき、ふと東京交響楽団の練習場を見つけました。
新大久保に練習場があったのです。
中国にいたとき上海交響楽団に属していて、姉妹関係にあったのが東京交響楽団でした。
「自分は何をしているのだろう。音楽をやりたい!」
今の自分と、チェロを担いで練習場に出入りする楽団員とのギャップの深さに、惨めな思いをしたそうです。

そんな時、紹介してくれる人がいて、キリストの教会へ行くようになりました。
みんなとても親切で、救われたそうです。
そして、あなたにはチェロがあると言われ、求められるままチェロを弾き、教会の人たちが喜ぶのを見て、音楽の素晴らしさを知ったそうです。
中国にいるときは、技巧を極め、失敗しないことに注力していたのに、初めて音楽は素晴らしいと思ったそうです。
感動してくれる人がいると、これまでできなかった表現力も自然に備わり、神の栄光のために弾いているという気持ちと、奉仕の精神が身についてきました。
素敵な奥様とは、ここで知り合ったのでしょうか?それはまだ聞いていません。
ともあれ、そんなことがあってから芸大の先生の前で弾く機会に恵まれ、明日からおいでという感じで、授業料も免除されて芸大の大学院も卒業でき、晴れて東京交響楽団に入団することができたのです。

黄原先生の「鳥の歌」を聴いたら、もうたまりません。
一度お願いしてレッスンのとき弾いてもらいました。
私は、取り乱しそうになってしまいました。

そんな素晴らしい先生ですが、私とは友達みたいです。

しかし、チェロがんばらねば。。。



チェロを習い始めて満8年が経過した

2009年05月11日 | チェロ奮戦記
54歳から始めたチェロだが、連休明けで満8年になる。
弦楽器は10年とだれか言っていたが、はじめからわかっていたらやらなかったかも知れない。しかし、今はやっていてよかったと思っている。
不思議なもので、途中1年くらいまったく進歩が感じられないことが何度かある。
そして、あるときふっとできる。
子供とか才能のある人はとっくにクリアしてることでも、何倍もかけてやっとできるようになる。しかし自分にとって進歩は進歩。人と比較する必要もない。
周りは大迷惑だろうが、目標に向かって一歩一歩。

スタッカート

2009年03月24日 | チェロ奮戦記
スタッカートはいつでもできるからと先生に言われ、どの練習曲もスタッカートは意識しないでやってきた。
しかし、やはり曲を弾くとなると、メリハリをつけないと、ぼやっとしてしまってぜんぜん面白くない。
やっぱりスタッカートをしっかり身につけようと思って、このところ練習していた。何日かやっているうちに、ちょっとコツがつかめた感じがする。すると肩の力が抜けていくのが分かる。ああ、みんなこんな感じで弾いてるんだ、と納得。
もうすぐ8年になるのに、まだこの程度。しかし自力で発見する喜びは格別。次のレッスンで先生にご披露しよう。

デジタルピアノで悩んでいます

2009年03月22日 | チェロ奮戦記
目的は、私のチェロの練習のために、伴奏をだれかに弾いてもらい、それを録音して、再生しながらチェロの練習をしようと思っていたのだが。
ローランドのHP205は音が凄く良くて、HP203は205に比べて音量は小さいが、価格は5万円安い。
しかし、そもそも持ち運びができるデジタルピアノが欲しかったはず。紹介されたカシオのPreviaPX-320がUSBメモリもついていて、持ち運びもできて、価格も安い。5万円で買えるようだ。定額給付金の2万円を使うと3万円で買えそうだ。
(定額給付金は、私の年齢では12000円のようです、、、。)
しかし、孫達が来てピアノを弾きたいとなったとき、ローランドはいいいかも。
さらに、しかし、それでは私の目的が果たせない。値段も高すぎる。無理。
やはり、心を鬼にして、自分の目的のためにカシオのPX-320にしようと思っている。
ところでデジタルピアノで、USBに録音したピアノを曲を再生するのに、別な手段はないものだろうか。
これはどうなのだろう。
どなたか助言をお願いします。
スピーカーは寺垣さんのスピーカーを使って再生した音で聴きたい思っていますが。特にピアノのように立ち上がりの激しい楽器には向いていると思います。





おくりびとのアカデミー賞受賞で困ったこと

2009年02月24日 | チェロ奮戦記
プロになれなかったチェリストが田舎に帰って納棺師になる。
本木雅弘さんは半年でチェロをあそこまで弾けた、、、。
私はもうすぐ8年になる。
半年であれだけ弾けるのだから、8年もやっていたらさぞかし、などと思われそうで困る。
しかしおくりびとの受賞はよかった!
日本人の死生観を世界が認めたと思った。
自然と共に、自然の中で生きるという感性を世界に発信したいものだ。
もう一度見に行こう。