佐村河内守 交響曲第1番《HIROSHIMA》
7月6日(土)
14:30開演
東京芸術劇場(池袋) コンサートホール
指揮:アレクサンドル・アニシモフ
東京フィルハーモニー交響楽団
待望の
佐村河内守 作曲 交響曲第1番《HIROSHIMA》の生演奏に出会えました。
東京フィルの各奏者は熱演! すばらしい名演奏でした。
なんと表現していいものか・・・すっごい曲です。、
ずっと心の底の音楽が鳴り響く佐村河内守の響き
旋律的なメロディがあるわけでもなく、
重なる和音は、山に登っては、頂上から降りて、
悲しみのどん底に沈んで、
そして再び立ちあがって、喜び、楽しい気分になったかと思えば、
すぐに、再び落ち込んで、また迷いの音楽に入りこむ・・・各楽器が複雑にからみながら音楽は続く。
しかし、その迷いから抜けでるときの静けさの音楽は、ワーグナーの「パルシファル」や「ローエングリン」のような神の神秘を感じさせる。
クラリネット3本とファゴット2本だけで演奏されるコラールの部分は美しい。
大音量でのフィナーレの後の静けさ、弦楽合奏の美しい旋律には心が洗われます。
音楽を聴いているだけで、自然に涙がにじんできました。こんな感動は初めてです。
会場には、佐村河内守さんの姿が・・・・、終演後はステージにあがって、大喝采の拍手の嵐でした。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
佐村河内守さんの交響曲第1番《HIROSHIMA》は来月13日にりゅーとぴあでありますが、全然曲のイメージがつかめなくて、お盆だから行かないつもりでしたが、おいわどんさんの感想を読ませていただき、絶対行こうと思いました。ありがとうございます。
NHKの放送後、すぐに東京公演のチケットを入手したのです。(新潟での演奏会が発表になる前に)
新潟での演奏会は、13日のお盆でお客の入りが心配ですが、
大友直人・東京交響楽団の名コンビですので、名演奏になることでしょう。