おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

モーツアルトのオペラ「魔笛」の完全映画化

2007年09月29日 | 映画
モーツアルトのオペラ「魔笛」の完全映画化
http://www.mateki.jp


ユナイテッドシネマ新潟
今日(9月29日)から上記シネマで公開


映画「魔笛」には、びっくり!
アリアすべてがオペラ全曲そのままです。
しかし、歌詞が「英語」なので、
モーツアルトのオペラとしては違和感がある。
戦場を舞台にして、
現代風にCGを使って、
アレンジされた演出映像がおもしろい。


フルートの音色に導かれる・・・火の試練、水の試練の場面は、
フルートを手に持って上に上げて・・・・ちょっと不自然な格好です。
これは、パミーノが笛を吹いてほしかったなぁ。

ザラストロがいい味を出している。
夜の女王が迫力ありすごかった(@_@)
パパゲーノとパパゲーナの二重奏は楽しい!!

映像テンポが速くて、
見逃した場面がたくさんある。
すばらしい映像や、気に入らない場面もいろいろあったので、
再びじっくりと鑑賞をしてみたい映画です。



東京交響楽団第43回新潟定期演奏会

2007年09月16日 | 演奏会(鑑賞)

東京交響楽団第43回新潟定期演奏会     
指揮=大友直人、 
バリトン=マティアス・ゲルネ
9月16日(日) 午後5時開演  
りゅーとぴあコンサートホール

マーラー: 「子供の不思議な角笛」 より、
ブルックナー: 交響曲第7番

マティアス・ゲルネの「子供の不思議な角笛」は、よかったです。
なかなか聴く機会のないこの曲を、じっくり聴けたので満足です。

ブルックナーは、長い・長い、まだかまだかと延々と続く・続く
フォルティシモの後の全休止符・・・ブルックナー独特の音楽。
盛り上がってほしいのに、そこで休止。
これがブルックナーの音楽なのだ。
とにかくどの楽章も長く感じられた
フルートの首席は甲藤さちでした。

小山裕幾 フルートリサイタル  

2007年09月15日 | フルート
   

ピアノ = 與口理恵、
ハープ=篠崎和子、ほか
9月15日(土) 午後6時30分開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

バッハ: ソナタBWV1030、
モーツァルト: フルート四重奏曲第1番、
ドビュッシー: フルートとヴィオラとハープのためのソナタ、 ほか

さすが、小山裕幾は、神戸国際コンクール1位ですから
世界の小山の貫禄です。
フルートで奏でる音楽の隅々まで、完璧で美しい。
特に、現代曲(ジョリベ・メシアン・・・)は
彼の持ち味を充分に楽しめた演奏です。

アンコールに、「シシリアーノ」「アルルの女」
これまた名演奏で、たっぷりと、
フルートという楽器の美しさを、楽しませていただきました。

小山裕幾君は、小学校の低学年のときに、
新潟市のフルートフェスティバル(音楽文化会館ホール)で
特別ゲストに呼んだことを思い出しました。
彼は、まだ手が小さいので、曲がったフルートを吹いていたのです。
司会者のインタビューに
「サッカーが好きなので、フルーティストになるかどうか、わからない」
彼は、もう大学生。
慶応の理系らしいが、さてどんな道に進むのか・・・
そんなことを思い巡らして、最前列ど真ん中で聴いていました。









仲道郁代 ピアノリサイタル

2007年09月05日 | 演奏会(鑑賞)

仲道郁代 ピアノリサイタル
9月5日(水) 午後7時  
長岡リリックホール 

ベートーヴェン: ピアノソナタ第21番 「ワルトシュタイン」、 
ショパン: ノクターン第14・15番、
ショパン:エチュードより 「革命」、
ショパン:スケルツォ第1番、ほか

仲道郁代のリサイタルは、いつもリラックスさせられます。
素敵な笑顔で、優雅な雰囲気です。
長岡での演奏会は10回目だそうです。
おだやかでやわらかな語りで、曲目解説のお話もあり・・・
ショパンのピアノの魅力を、
ポーランドに行った体験談をお話ししてくれました。
その旅の様子は、
NHKで、12月に放映されるそうです。

アンコールは、「子犬のワルツ」を含む
ショパンの名曲3曲に
さらに、エルガーの「愛の挨拶」
サービス満点の演奏会でした。