おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

新潟メモリアル・オーケストラ第20回定期演奏会   マーラー: 交響曲第2番 「復活」

2010年09月26日 | 演奏会(鑑賞)
新潟メモリアル・オーケストラ第20回定期演奏会     
指揮=山岡重信
9月26日(日) 
午後2時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

マーラー: 交響曲第2番 「復活」


ソプラノ=平井香織
アルト=福原寿美枝
合唱=新潟メモリアルコーラス

久しぶりに、マーラー「復活」の生演奏を鑑賞しました。
メモリアルオケは、いつも大曲に挑戦して、
毎回すばらしい演奏を聴かせてくれます。
各パートに名演奏者が集まっているので、
演奏レベルは高い水準です。

大編成のオケに加えて、
舞台ソデでのホルンやトランペットの演奏、
ハープ2台に、ティンパニも2台、
さらに、鐘に、オルガン・・・
アマチュアではめったに演奏できない編成です。
大成功の演奏会でした。

ソロのソプラノとアルトは、絶品で、
新潟メモリアルコーラスも美しい合唱でした。

オーボエの鈴木かおりさんのソロは美しい!
フルートの鈴木理(メモリアル代表)のフルート、
栗原さんのピッコロ、
たいへんよかったです。









第6回新潟古楽フェスティバル   バッハ:3台のチェンバロのための合奏曲ほか

2010年09月18日 | 演奏会(鑑賞)
第6回新潟古楽フェスティバル   
バッハ:3台のチェンバロのための合奏曲ほか

9月18日(土) 
第1部 午後1時30分~3時30分
りゅーとぴあ・スタジオA

丸山洋子(指揮、チェンバロ)実行委員長

第1部: バッハ、ハイドン、モンテヴェルディ、ダウランド、ほか
第2部:パッヘルベルのカノン、クープランやヘンデル、ほか

第1部の“バッハさまざま”を聴きました。

バッハ:カンタータ147番<主よ人の望みの喜びよ>
の合唱から始まり
同じく、カンタータ:80番
(この曲の八百板氏のバッハ解説が、すばらしい)

バッハ:オルガンソナタ
バッハ:3台のチェンバロの協奏曲
ハイドン:(クラヴィコードにおる演奏)ソナタ
ダウランドやモンテヴェルディの古い歌の数々(ハープ弾き語り)

古楽の音楽を、堪能できました。
このような古楽の演奏会は、なかなか聴く機会が少ないので、
企画をしてくれたスタッフの方たちに感謝です。

ビオラダモーレなど珍しい楽器の展示や解説、
ロビーではCD販売や軽食の提供で、
りゅーとぴあの小さなステージ”スタジオA”は盛り上がっていました。

ハイドンのソナタ(クラビコードによる繊細な音色)は、小さな音色で繊細です。
西門優子さんのハープ弾き語りの古歌の美しい歌声にうっとりです。

充実した楽しい時間を過ごすことができました。
















映画「ドンジョバンニ」 天才劇作家とモーツァルトの出会い   新潟万代シネウインド

2010年09月18日 | 映画
映画「ドン・ジョバンニ」 
天才劇作家とモーツァルトの出会い
新潟:万代シネウインド
9月18日(土)~

今日から新潟で上映開始された、映画「ドン・ジョバンニ」

モーツァルトファンには、絶対に見逃せない映画
「ドン・ジョバンニ」のオペラのステージをそのまま映画化したものではなくて
オペラ「ドン・ジョバンニ」の出来上がる過程でのドラマ

主人公は、ダ・ポンテです。

モーツァルトとの出会いを通して
彼を取り巻く人々や、オペラを作成していくうえでの恋のストーリーを描きます。

「ドン・ジョバンニ」の音楽は盛りだくさんです。
有名なアリアをちりばめてあり、
モーツァルトファンには、たまらなくうれしい。

「騎士長との決闘の場面」
「ドンナ・アンナのアリア」
「レポレッロの歌う“カタログの歌”」
「ドン・ジョバンニがツエルリーナを誘惑する愛の二重唱」
「騎士長が晩さん会に招待され、ドン・ジョバンニの地獄落ち」
それぞれ楽しめました。

レポレッロをはじめ、
ドンナ・アンナ、ドンナ・エルビーラ、ツエルリーナは、登場しますが
ドン・オッタービオ、マゼットは登場しません。

皇帝ヨーゼフ二世、サルエリ、モーツァルトをとりまく
ダ・ポンテ主役の映画になっています。
モーツァルトファン、必見で推薦ですよ!











バーデン市劇場オペラ公演 (ホール・オペラ形式) プッチーニ: 歌劇「ラ・ボエーム」

2010年09月12日 | 演奏会(鑑賞)
バーデン市劇場オペラ公演 (ホール・オペラ形式) 
プッチーニ: 歌劇「ラ・ボエーム」
9月12日(日) 
午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

バーデン市劇場合唱団
オーケストラ:モーツァルティアーデ管弦楽団
指揮:クリスチャン・ポォラアック

ホールオペラ形式の演奏会

サントリーホールのホールオペラでは、
モーツアルトの「コシファンテュッテ」を取り上げていたし、
「ドンジョバンニ」や「フィガロの結婚」などさまざまな試みがされている。
アリーナ型のホールでも、オペラが楽しめるのはうれしいですね。

りゅーとぴあで、はじめて聴いた(見た)ホールオペラは、<ラ・ボエーム>
オーケストラがステージの端に陣取り、コンサートホールステージを有効に使って、
字幕も見やすいし、
豪華なセットや緻密な演出により
最高の<ラ・ボエーム>が楽しめました。

ムゼッタの艶っぽい色気
ミミの純粋なかわいらしさ
ミミとロドルフォの愛の2重唱
最後の死んでいく場面での可憐な表現力がよく表れていました。
街の人々のにぎわいの場面が賑やかで、すっごく印象的です。

隅々まで計算しつくされた演出と、豪華な舞台転換はすばらしい。感動しました。









東京交響楽団第61回新潟定期演奏会  ショスタコーヴィチ: 交響曲 第1番

2010年09月05日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団第61回新潟定期演奏会    
指揮=キリル・カラビッツ
ピアノ=シモーネ・ディナースタイン

9月5日(日) 
午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

ストラヴィンスキー: 弦楽のための協奏曲
バッハ: ピアノ(チェンバロ)協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ: 交響曲 第1番

今回のプログラムは、
珍しい曲が、並びました。

バッハのチェンバロ協奏曲は、
ピアノ演奏でしたので、
聴きなれた音色ではなく、ちょっと違和感あったが、
大ホールでの演奏ではこんな演奏もいい。

ショスターコヴィッチの交響曲1番は、生演奏ではめったに聴けない。
取り上げる機会の少ない選曲の演奏会が、
新潟のりゅーとぴあで演奏会が開催できることは、うれしいです。

フルート主席は甲藤さち、ピッコロは高野成之、
コンサートマスターは大谷康子でしたので、
いつものように拍手喝采の大歓迎のステージでした。








新潟フルートアンサンブル・アカデミー第11回演奏会

2010年09月05日 | フルート
新潟フルートアンサンブル・アカデミー第11回演奏会
9月5日(日)
14時30分
新潟だいしホール

曲目:
ムーケ:パンの笛
クーラウ:グランドカルテット
ホルスト:木星
ほか

ピッコロからコントラバスフルートまでのフルート族だけのオーケストラ

榎本正一先生が立ち上げた、新潟フルートアンサンブルアカデミーは、
現在は、水島あや先生を代表に大活躍です。
メンバーを変えながら、演奏を続けてもう11回目になります。
私が参加させていただいていたころは、
第1回から5回目くらいでしたでしょうか・・・なつかしいですなぁ。

クーラウのグランドカルティットは、すばらしいアンサンブル!!

“パンの笛“水島あや先生のソロフルートの音色を堪能でき感激です!!
第2楽章の小鳥のさえずりの美しいこと!!

ホルストの”木星”は、私にとっては特別に思い入れのある曲なので、
感慨深く聴かせてもらいました。
細部まで生き生きとした緻密な演奏でした。

エレガントで華やかなアカデミーの演奏を
前列2列目中央で、
ステージを独り占めしたような感覚で楽しませてもらいました。