おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

瀬尾和紀 フルート公開レッスン&ミニコンサート(新・ヤマハ新潟店オープン記念)

2011年09月17日 | フルート
瀬尾和紀 フルート公開レッスン&ミニコンサート
ヤマハ新潟店 新店舗オープン記念コンサート

日時:9月17日(土)13:45~
公開レッスン& ミニコンサート
会場:新・ヤマハ新潟店7F
ピアノ:石橋尚子

新潟のヤマハ店が、万代地区から新潟駅前地区に移転しました
新店舗オープン記念コンサートです。

まず公開レッスン
石井愛
 ドンジョン:サロンエチュード「エレジー」
渡邊由加
 デュティーユ:ソナチネ

そして、
瀬尾和紀ミニコンサート
[曲目]
 シューベルト:アヴェ・マリア
 ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
 ボルン:カルメン幻想曲 
  アンコールは、超絶技巧の「チャールダッシュ」
すべての曲が、名演で濃い内容でした。

完璧なテクニックの演奏に驚きの連続でした。
けっしてミニコンサートではなく、盛りだくさんビッグコンサートです。

小柄な瀬尾さんのどこにこんなにもパワーが潜んでいるのか・・・
繊細なピアニシモからダイナミックな豊かな音量のフルートの音色に聴き惚れました。
ピアノの石橋さんの演奏もすばらしく、好サポートでした。

新ヤマハのミニホールでは、
フルートの先生方や、フルート愛好家、なつかしいフルート関係者でいっぱいになり、
榎本正一、市橋靖子ほか師匠の先生方々をはじめ、
古い知人にもたくさんお会いし、なつかしい話で盛り上がりました。










東京交響楽団第67回新潟定期演奏会 ベートーヴェン: 交響曲第9番 「合唱付」  指揮=小林研一郎 

2011年09月04日 | フルート
東京交響楽団第67回新潟定期演奏会  ベートーヴェン: 交響曲第9番 「合唱付」        
指揮=小林研一郎
 
9月4日(日)  
午後5時開演  
新潟りゅーとぴあ・コンサートホール

ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン=大谷康子

ベートーヴェン: 交響曲第9番 「合唱付」 
合唱=東響にいがたコーラス
ソプラノ=森麻季、 ほか


前半では、大谷康子さんのソロで、ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番
が演奏されました。
大谷さんのヴァイオリンの魅力満載の演奏でした。

第九では、コバケンが新潟りゅーとぴあコンサートホールで燃えました。
指揮ぶりは、コバケンのオーラが燃えるダイナミックな熱演で、
東響オケのメンバーも、東響にいがたコーラスも満足の演奏だったでしょう。

今まで過去に聴いた第九の中でも、ベストに入る屈指の名演奏に遭遇させていただきました。
ソプラノの森麻季さんをはじめ各ソリストは、すばらしい歌声です。
コンサートマスターは、すがすがしい高木和弘
フルート首席は甲藤さち、ピッコロ名手は高野成之でした。

こんなに、ゆっくりなテンポの第3楽章を聴いたことがない。
ロマンチックに音楽が進む第3楽章は、デリケートで繊細な音楽が構築されました。
最終第4楽章は、チェロ群団の表現豊かな「いや違う違う、そんな音楽ではない。もっと美しい喜びの歌がある」の名表現で始まり、これでもかこれでもかとクライマックスに向かって、どんどん盛り上がり絶頂点のフィナーレは、感動の演奏で、客席もブラボーの嵐です。

指揮者コバケン、東京交響楽団、東響コーラス、ソリスト4人、そしてりゅーとぴあ満席の観客2000人が一体となって、最高に盛り上がった感動の演奏会でした。









第17回榎本正一フルートリサイタル 新潟市音楽文化会館 

2011年09月03日 | フルート
第17回榎本正一フルートリサイタル
9月3日(土)
音楽文化会館 18時半開演
ピアノ:高木明子
ソプラノ:五十嵐尚子

ゴーベール/マドリガル
バッハ/インベンション&平均律より “ブルース・スターク編曲”
フェルー/3つの小品
フォーレ/ファンタジー
赤とんぼ、誰かがちいさなベルをおす、昼の夢ほか(ソプラノ:五十嵐尚子)
ボルヌ/カルメンファンタジー
ほか
アンコールでは、オカリナも演奏
そしてラストは、カッチーニの「アベマリア」

2年おきに開催している榎本正一フルートコンサートは、
もう第17回・・・ということは
×2年で、34年ということです。
どの曲も、熱意と迫力が伝わる名演でした。

ソプラノ五十嵐尚子の歌唱力は、ボリューム満点で圧巻です。
高木明子のピアノも、強弱の雰囲気を上手く使い分け、助演賞をさしあげたい素晴らしい演奏でした。

榎本先生は、
フォーレ:ファンタジー、ボルヌ:カルメンファンタジーの超難曲を暗譜で演奏。
熱演が伝わる演奏で、拍手喝さいでした。
演奏後の舞台あいさつで、
「娘に5人目の孫が生まれて、ますます元気なおじいちゃんです。」
ほほえましい雰囲気の中、大きな拍手で客席は盛り上がりました。