おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

山本真希オルガンリサイタルシリーズ   りゅーとぴあ・コンサートホール    

2011年03月12日 | 演奏会(鑑賞)
山本真希オルガンリサイタル バッハのコラール集
オルガンシリーズ第11回   
3月12日(土) 午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール    
オルガン:山本真希(りゅーとぴあ専属オルガニスト)
新潟市ジュニア合唱団
敬和学園混声合唱部

バッハ: ライプツィヒ・コラール集
ライプツィヒ・コラール集より
前奏曲とフーガBWV547 BWV544

山本真希の
バッハ演奏は久々でしたので、楽しんで聴かせていただきました。
前奏曲とフーガの演奏がすごい迫力
右手左手、そして複雑な足の高度なテクニックのフーガ演奏は感動でした。
さらに特筆すべきは、
敬和学園混声合唱部のすきとおる美しいハーモニー
きびきびとした歌う姿や、きれいな歌声にききほれました。

バッハの声楽曲(受難曲、カンタータの数々、コラール集・・・)は、
音楽傑作の原点で、名曲の宝庫といえます。











幸田浩子&林美智子 デュオリサイタル  「極上のモーツァルト」

2011年03月06日 | 演奏会(鑑賞)
幸田浩子&林美智子 デュオリサイタル  
「極上のモーツァルト」
3月6日(日)  午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

りゅーとぴあ・モーツァルト・ツィクルス
S:幸田浩子&MS:林美智子
P:田島亘祥

春へのあこがれK596
すみれK476
夕べの想いK523
クロエにK524
モテト「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K165
オペラ「皇帝ティートの慈悲」より
オペラ「ドンジョバンニン」よりツエルリーナ「恋人よ、さあこの薬で」
オペラ「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」
同「とうとうこの[時が来た~恋人よ早くここへ]
ほか

極上のモーツァルトを楽しめました。
幸田浩子の、モテット「踊れ喜べ幸いなる魂よ」K165 
アレルヤは最高の歌声です。
美しいコロラテューラに感動です。
幸田浩子さんのオペラ魔笛「夜の女王」のアリアをぜひ聴いてみたいです。

ピアノの田島さんは、控えめで目立たなく、歌姫たちをうまくサポートして
それがまた助演効果でよかったです。

林美智子のケルビーノ「恋とはどんなものかしら」は、
ベテランの歌いなれた貫禄を感じました。
きっと佐渡裕プロデュースのビゼー「カルメン」での
林美智子のカルメンは素晴らしかったでしょうね。

アンコールは2人で、「アベ・ヴェルム・コルプス」
これがまた美しい歌声です。
プログラムのサブキャッチフレーズ通りに「極上のモーツァルト」
ほんとうに、極上のモーツァルトを楽しめたひとときでした。










丸田悠太 フルートリサイタル       

2011年03月03日 | フルート
丸田悠太 フルートリサイタル       
ピアノ=佐々木和子
 
3月3日(木) 午後6時30分開演  
新潟だいしホール

ベートーヴェン: セレナーデop.8
ヒンデミット: ソナタ
ダイノブ・リョウ: 委嘱作品
プロコフィエフ: ソナタ2番

なんといっても、
気合の入った、プロコフィエフのソナタは、
すみずみまで、高度な演奏技術と音楽感性を楽しめました。

丸田君は子どものころから、いっしょの演奏会に出演したり、
仲良くしていただいて、存じ上げているので
今回のフルートリサイタルの開催で、
大きく羽ばたいていく姿には、
格別な感激があります。
すばらしいフルーティストに成長されました。

アンコールは、ピッコロで
ドンジョン「ナイチンゲール」と
メンデルスゾーン「歌の翼に」幻想曲
これがまた、すばらしい音色で
東京佼成ウインドのピッコロ奏者としての実力を堪能できました。

さらに、特筆すべきは
佐々木和子さんのピアノ
豪快で華やかなダイナミックな演奏は、いつも心打たれます。
ほんわかな人柄の佐々木和子さんの名伴奏で、
丸田君は気分良く演奏できたんじゃないでしょうかね。













クァルテット・エクセルシオ モーツァルト弦楽四重奏曲連続演奏会 ③ 「ホフマイスターとプロシア王」

2011年03月02日 | 演奏会(鑑賞)
クァルテット・エクセルシオ  
りゅーとぴあ・モーツァルト・ツィクルス

モーツァルト弦楽四重奏曲連続演奏会③
3月2日(水) 19:00
「ホフマイスターとプロシア王」四重奏曲
弦楽四重奏曲第20番
弦楽四重奏曲第21番
弦楽四重奏曲第23番


第3回目は、
「ホフマイスター」と「プロシア王の四重奏曲」
前回の「ハイドンセット」の完成された弦楽四重奏曲の、
さらに上をいく数々の名曲で、
モーツァルトの自由な発想の旋律が楽しめる大曲シリーズ

とくに最晩年の第23番では、
モーツァルトの多彩な作曲技量を、エクセルシオの感動的な名演奏で、豊かな音楽が繰り広げられてどの楽章も感動の演奏でした。ブラボー!!