おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

ベルリン・ドイツ交響楽団  指揮:佐渡裕  りゅーとぴあ  新潟市民芸術文化会館コンサートホール

2011年10月28日 | 演奏会(鑑賞)
ベルリン・ドイツ交響楽団 指揮:佐渡裕

2011.10.28 (金) 19:00開演
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール


指揮:佐渡裕
ピアノ:エフゲニ・ボジャノフ

ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
チャイコフスキー:交響曲第5番


佐渡裕が燃えました。
今日の私の席は、オルガンの前の指揮者の顔の見えるP席で、
佐渡裕の指揮ぶりを堪能しました。

メインの”チャイコフスキー5番”
これでもかこれでもかと盛り上がる終楽章では、
身震いするほどの名演奏で
ブラボーの嵐、そしてスタンディングオーベーションもあちこちで
佐渡裕絶好調の盛り上がった演奏でした。

近く席の女性客は、ハンカチで目頭を押さえていました。
きっと感動で涙が出てきたのでしょう。

ホルンのソロが美しい。うっとりする旋律をロマンチックに奏でてくれました。

フルート主席は、女性の奏者で、
少し線が細くて繊細な印象の演奏でしたが、レオノーレ3番のソロは華麗でした。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番でのフルートと弦楽器と重なる部分は、
第1楽章も第2楽章も、すべてが美しいモーツァルトの世界。
いつか新潟室内合奏団で演奏してみたい曲のひとつです。

アンコールは、チャイコフスキーの”弦楽セレナーデ”より第3楽章でした。
燃える熱演の"チャイコフスキー5番"の後でしたので、
静かにしっとりと、これがまた美しい名演奏でした。

















仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏会    りゅーとぴあ・コンサートホール

2011年10月16日 | 演奏会(鑑賞)
仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏会   
指揮=小泉和裕
10月16日(日) 午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

まず、
16:40~ホワイエにてロビーコンンサート
ベートーベン:七重奏曲より1楽章、3楽章
大勢の観客でロビーは、賑わいました。
ファゴットの奏者があいさつをされていました。新潟出身だそうです。

そして演奏会
ベートーヴェン: 「エグモント」序曲
交響曲第4番
交響曲第3番 「英雄」

3月11日の東北地方大震災により、
予定していた演奏活動のほとんどが中止となった仙台フィルが、
新潟で待望の演奏会です。
被災者への募金箱も設置されて、震災復興のコンサートとなりました。
前半のベートーベンの第4番では、指揮者も団員もまだまだ本調子でなかったが、
後半の第3番「英雄」では、思いっきり豪快で、爽快な感動の演奏でした。
ティンパニが効果的に盛り上げます。
オーボエの歌う葬送のメロディ、フルートソロの美しい音色にうっとりです。
フルート首席は、芹沢暁男氏でした。

アンコール:バッハ「G線上のアリア」
しんみりと、バッハの名旋律がホールに響き渡りました。








新潟フルートアンサンブル・アカデミー 第12回演奏会

2011年10月01日 | フルート
新潟フルートアンサンブル・アカデミー 第12回演奏会

平成23年10月1日(土)
午後6時30分
会場:だいしホール(新潟市)

曲目;
バッハ/ジーグ風フーガBWV577
ドヴォルザーク/スラブ舞曲7番
ショッカー/フルート四重奏1番
ピアソラ/リベルタンゴ
ピアソラ/ブエノスアイレスの四季より「春」「冬」
メルカダンテ/フルート協奏曲
ほか
アンコール 「あわて床屋」ほか

フルートアンサンブル・アカデミーでは、
私の師匠である水島あや先生(アカデミー代表)が編曲を担当し、
バスフルート演奏で大活躍でした。

ブエノスアイレスの四季より「春」は、
ごちょうミュージックスクールで水島あや先生に師事し、一昨年演奏した愛着の曲、
フルートアンサンンブルの各楽器の特徴を生かされて、すばらしい編曲でした。
「冬」は、私の来年春の演奏予定曲です。

榎本正一先生が、コントラバスフルートで演奏全体を支えて、
ほかに、手島尚子、西山直子、石丸涼子・・・すばらしいアンサンブルです。
ゲスト:長谷川裕二(ギター)、伊藤哲(カホン)

特に、今回の演奏会は手島尚子さんのソロが際立って輝いていました。
メルカダンテ/フルート協奏曲 全曲 
美しい弱音や華麗なテクニックが抜群で、聴き惚れました。
バッハのジーグ風フーガでも、
手島さんの奏でられるフルートの音色は美しくて絶品です。

手島さんの演奏はもちろん素晴らしいですが、
演奏している姿が美しくて、ステージが華やかになります。
かわいい笑顔でほんわかな雰囲気がただよい、
やさしい音色に加えて、技巧的な演奏に久しぶりに涙が出るほど感動しました。