おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

東京交響楽団第40回新潟定期演奏会   

2007年01月28日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団第40回新潟定期演奏会     
指揮=大友直人、 
アルト・サクソフォン=須川展也
 
1月28日(日) 午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

細川俊夫: スカイスケープ (委嘱新作)
イベール: アルト・サクソフォンの室内小協奏曲
シベリウス: 交響曲第2番

須川展也のアルトサックス は甘くまろやかな音色で
イベールの難曲を美しく奏でてくれました。
須川展也さんは、新潟地方ではおなじみの演奏家で、
新潟県警音楽隊のゲストでの名演奏が記憶に新しいし、
東京校征ウインドオーケストラのコンサートマスターとしては、
新潟には、何回も来ている。

細川俊夫さんの現代曲「スカイスケープ」は、
やはりどうも苦手で、理解できなく・・・ごめんなさい。

シベリウス2番は、大友直人のきちっとした指揮振りで音楽が計画的に構築され、
盛り上がりも最高潮!!
ブラボーブラボーの連続であった。
シベリウス1番2番は、サイモンラトル指揮バーミンガム交響楽団の名演レコードでこの曲に親しんでから
さらにカラヤンベルリンフィルも好きだった若いころを思い出しながら聴いていました。
フルートは、相澤政宏氏で、ところどころ目立つソロ演奏では、ボリュームある低音がホールに美しく響いて気持ちいいです(^_^)



東京交響楽団りゅーとぴあ・ロビーコンサート

2007年01月28日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団メンバーによる
りゅーとぴあコンサートホールホワイエ
1月28日 13:00~ 

プーランク:2本のクラリネットソナタ
ウェーバー:クラリネット5重奏曲

クラリネットは、
十亀正司(東京交響楽団:首席奏者)
近藤千花子(東京交響楽団:第75回日本音楽コンクール・クラリネット部門第3位)
そして、弦楽四重奏は、東京交響楽団の弦楽メンバーです。

上手い!!!!
二本のクラリネットのアンサンブルが
超絶技巧で完璧な演奏をしてくれました。
響く美しい低音。
クラリネットの醍醐味は、低音だなぁ・・・
そして弱音の美しさだと思います。

ウエーバーは1楽章と2楽章が十亀さんの演奏で、
3・4楽章が近藤さんの演奏でした。
ウエーバーがクラリネットの作曲を頼まれた、この依頼者は、
親子でクラリネットが上手かったらしく、
親子二人で4つの楽章を分担して演奏したらしい。
・・・と、十亀さんのお話でした。
なるほど、3・4楽章は難しそうな曲だ。
近藤さんの音は、コロコロして、早いパッセージで、
音のつぶがはっきりと全部聞こえる。
クラリネットっていいねぇ。


新潟県警音楽隊第26回定期演奏会

2007年01月28日 | 演奏会(鑑賞)
新潟県警音楽隊第26回定期演奏会(鑑賞)

1月27日(土)14:00開演 
新潟テルサ

アルメニアン・ダンス パートⅠ
モーツァルト/クラリネット協奏曲
(クラリネットソロ:赤坂達三)

(皇宮・新潟県警察音楽隊による合同演奏)
スペインの風
ウルトラ大行進

皇宮警察音楽隊 雅楽ドリル「平安の夢」
新潟県警察音楽隊 ~オペラ座の怪人より


赤坂達三のクラリネット協奏曲は、
りゅーとぴあでの東京交響楽団との演奏を聴いているので
(譜面を見ながら平凡で冒険をしないデリケートな演奏)、
つい、途中から居眠りをしてしまった。

皇宮警察の演奏会はなかなか聴けないので、
めずらしい演奏でした。
皇居で開催される春の園遊会などで、
テレビには映らない場所での演奏をしているとか・・・
おもしろいインタビューもありました。
雅楽ドリル「平安の夢」は、
皇居のおごそかな雰囲気で、歌も入り、めったに聴けない演奏。

新潟県警察音楽隊の「オペラ座の怪人」は、
皇宮警察音楽隊とは、対照的に動きも演奏も快活で、
カラーガードのきびきびした動きと笑顔に引き込まれて楽しめました。



老人施設で神楽(かぐら)舞い

2007年01月13日 | 篠笛

岩室温泉病院に隣接する老人施設
ケアハウス「だいろ」(リハビリ施設)

岩室和納伝統芸能の拍子方による「神楽舞い」を披露
ほら貝の開始の合図で始まる笛と太鼓の音楽
篠笛で舞いの音楽を奏でました。

悪魔払いの歌に表されるように、
この神楽の踊りは、ご利益があり、
神様に通ずるありがたい踊りなのです。

施設に入居している人達は、
手を合わせて、感謝の気持ちを表してくれました。
日本古来からの伝統は、
生まれ育った田舎で、しっかりと引き継がれて、
地元の人たちにこんなにも喜ばれています。



敬愛なるベートーヴェン(映画)

2007年01月07日 | 映画
敬愛なるベートーヴェン(映画)

この映画は、
東京だけ上映という情報だったので、
あきらめて・・・残念に思っていた。

ところが、
新潟(小新)のワーナーマイカルシネマで上映してます。(昨日から)
ベートーベンの音楽がいっぱいで、最高に楽しめました。

「エリーゼのために」
「ピアノソナタ32番」
「交響曲7番」も出てきます。
「第九」の作曲の隠されたエピソードには、興味深いものがあります。
弦楽四重奏「大フーガ」も重要な場面に効果的に描写されます。

これは、架空のお話なのでしょうが、
いかにも事実のようにおもしろく作られている。
「第九」の演奏場面や、
流れてくる音楽(弦楽四重奏が多い)すべてが感動で、
クラシック音楽ファンには、うれしい映画です。

まだ見ていない人のために、
くわしい内容は書かないでおきましょう(笑)



篠笛で、新しい年の幸福を祈とう

2007年01月01日 | 篠笛
新年の氏神様行事に篠笛を吹いて、新しい年の幸福を祈とうしました。

神社境内では、
しめ縄やお札を燃やし、“するめ”も焼いています。

年末の夜の儀式は、古来から伝わる伝統の行事で、
”ほら貝”の大きな音で、そんな儀式は始まります。
そして祝詞の前に音楽を奏でます(篠笛と太鼓)、
笛と太鼓でゆったりとした神に捧げる音楽が奏でられます。

・氏神様への儀式(笛と太鼓)
・宮司の祝詞
・玉串奉奠
・素焼きの杯で、お神酒をいただいて、一年の感謝の締めくくりです。

新らしい年は、”ほら貝”の響きで始まりです。
再び笛と太鼓で、
参列者全員の玉串奉奠、”榊の葉っぱ”で2礼2拍手1礼
お神酒をいただいて、新年の儀式が終了です。

今年も、いい年でありますように。
2礼2拍手1礼!