おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

「キャトル フルートコンサート」丸田悠太、西山直子、水島あや、手島尚子

2010年12月26日 | フルート
「キャトル フルートコンサート」丸田悠太、西山直子、水島あや、手島尚子

12月26日(日曜日)
新潟だいしホール 14時開演
丸田悠太、西山直子、水島あや、手島尚子

曲目;
ベルトミュー:四重奏曲「アルカディ」
カステレード:フルート吹きの休日
ボザ:夏山の一日
ほか

アンサンブルコンクールの課題曲や自由曲の有名どころがずらり並んで、
フルートの愛好家としては、
わくわくしながら楽しめる曲ばかりです。
豪華な4人のフルーティストによる四重奏曲の数々。
名手ぞろいですので、
アンサンブルは、どれも模範となる美しい名演奏でした。
それぞれの曲では、パートを代えて、
各自の持ち味が発揮されていました。
さらにピッコロから、アルトフルート、バスフルートなども使って、
幅広い音色で楽器も盛りだくさん!
丸田君の吹いたピッコロのデリケートな美しさには感動しました。
なんと美しいピッコロの音色なんでしょう。

子供のころから存じ上げている丸田悠太君!!
現在は、
東京佼正ウインドオーケストラのピッコロ奏者です。
新潟出身の若手ホープです。
来年3月3日には、同じホールでリサイタル
ますますがんばってほしいですね。

他のメンバーは、
まず、私の師匠である水島あや先生
ヤマハを中心に大活躍の手島尚子さん
アカデミーフルートアンサンブルでいっしょに演奏した西山直子さん
この4人は
新潟で活躍するベストのフルートカルテットといえるでしょう。
すばらしいフルートアンサンブルをたっぷりと聴かせていただきました。








NHK交響楽団 ベートーヴェン「第9」演奏会 (NHKホール)

2010年12月23日 | 演奏会(鑑賞)
NHK交響楽団 第九コンサート2010
12月23日(祝) 
午後2時開演  
渋谷:NHKホール

ベートーヴェン / 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
指揮|ヘルムート・リリング

ソプラノ|タマラ・ウィルソン
アルト|ダニエラ・シントラム
テノール|ドミニク・ウォルティヒ
バリトン|ミヒャエル・ナジ
合唱|国立音楽大学

ヘルムート・リリングが指揮する第九
バッハ音楽の大家として、私はレコード時代にたくさん親しんだりリング

リリングの第九は、
ゆったりとしたテンポであった。
リリングは、高齢のせいか足腰も弱り、
指揮はだいじょうぶかなと思えるくらいの雰囲気を漂わせていたが、
巨匠らしくゆったりとしたテンポでまとてあげた第九であった。

第四楽章の出だしのなんとのろいこと。
もっと激しい演奏を期待したが。
第一楽章からゆったりの演奏です。
どの楽章も聞き慣れたテンポと違ってゆったりで
随所にに違和感(新鮮味というか)があり、
気分的には盛り上がらなかった。

しかし、
なんといっても、国立音楽大学の合唱団の若々しい歌声が魅力的

フルート首席の神田寛明は美しい音色聴きほれました。
ピッコロの菅原潤さんは、今日はがんばりすぎていたせいか、
最高音の音程が定まらず、オケから飛び出した音でした。
いつも木管の黒いピッコロなのに
今日は、ピカピカ光っていたのでいつもと違う楽器だからでしょうか。
いつものまろやかさが、なかったように聴こえました。

ソリスト4人の登場は、第2楽章が終わってからではなく、
第3楽章が終わってからの登場でした。

いつも聴きなれている、第3楽章から第4楽章へすぐに突入する演奏ではなく、
第4楽章の前に、会場の拍手でソリストが登場する。
ソリスト4人は、ステージの真ん前で、
チェロ首席の前、客席に向かって四人並んで歌う。
この配置は、初めて見た。
最初にバリトンがソロで歌うときも、
四人全員立ち上がって歌いつづけるなど、
創意工夫が見られ、見た目でも斬新な第九であった。











第43回公演 メサイア (新潟メサイア合唱協会)

2010年12月19日 | 演奏会(鑑賞)
第43回公演 メサイア(新潟メサイア合唱協会)

新潟市民文化会館(りゅーとぴあ)コンサートホール
2010年12月19日(日)
14:00開演
指揮:久住和麿

演奏:東京バッハカンタータアンサンブル

ソプラノ:大島洋子
カウンターテナー:太刀川昭
テナー:経種廉彦
バス:大島磯雄
合唱:新潟メサイア合唱協会

私は、さかのぼること25年前から約10年間
ここのメサイア合唱協会でメサイアを歌っていたのです。
暗譜で全曲を歌えるほどまで、マスターした曲です。
懐かしいメンバーは、何人もいまだに元気に歌っています。(笑)

ハレルヤコーラスや、アーメンコーラスは、
ついついいっしょに歌ってしまいます。
今回は、大感動の演奏でした。
久住先生が元気にはつらつとした指揮をなされてすばらしい演奏でした。

東京バッハカンタータアンサンブルは、
美しい演奏で引き込まれました。
トランペットのおじさんも毎回完璧演奏です。
このおじさんのトランペットを聴きたくて、
会場に足を運んだと言っても過言ではありません。

最後のアーメンコーラスでは、
歌っている合唱団の気持ちになりきって感動しちゃって、
自分も涙が出ました。











サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番【映画】

2010年12月19日 | 映画
サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
【映画】Tジョイ<新潟万代>

平成22年12月15日(水) 12時15分~
ピアノ:ランラン
曲目:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー:くるみ割り人形より
ほか

ウイーンフィルのニューイヤーコンンサート
と同じく大晦日の名物
ベルリンフィルのジルベスターコンサート
映画館でクラシックコンサートの体験です。


2009年のライブ映画です。
コンサートマスターが、先日正式に内定した樫本大進でした。

映画館で見るコンサートは、
各楽器のアップや
指揮者の表情や身振り、
客席の雰囲気など、
会場の熱気が伝わるので、臨場感いっぱいです。

クラシック音楽をスクリーンで体験できるこのシリーズはすっごく楽しみです。
この企画を採用していただいた、Tジョイ新潟万代に感謝です

さらに続くこのシリーズは
クラウディオ・アバド指揮:ルツエルン祝祭管弦楽団
リッカルド・ムーティー指揮:ベルリンフィル
ダニエル・バレンボイム指揮:ベルリンフィル
ロリン・マゼール指揮:ニューヨークフィル
と続く

そして、3大テノール世紀の競演の上映予定も楽しみです。











新潟ウインドオーケストラ 第46回定期演奏会

2010年12月12日 | 演奏会(鑑賞)
新潟ウインドオーケストラ
第46回定期演奏会
指揮:松井慶太
2010.12.12 午後1:30~
りゅーとぴあコンサートホール

曲目:
鈴木英史:「信長~ルネサンスの光芒」
伊藤康英:吹奏楽のための抒情的「祭」
プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」より
ラフマニノフ:交響曲第1番より第4楽章
「龍馬伝」
ジャパニーズグラフィティ ⅩⅤ アニメヒロインメドレー
ほか


第1部は、邦人作品のオリジナル楽曲
第2部は、プロコフィエフとラフマニノフの作品
今日の演奏曲目は、クラシックの中でも演奏される機会が少ない曲であり、
パンフレット解説によると“暑苦しくストレスの曲”
が数曲続いたおかげで、
なんか聴いていて、どっと疲れました。
演奏する立場では難曲でしょうね。
それにしても指揮者の松井慶太さんは、
指揮する姿も曲の解説もかっこいいですね。

第3部のポップスステージでは、
楽しい企画でリラックスして聴きました。
みんな楽しそうに演奏していて、演奏は重厚な音量で迫力満点!
フルートやクラリネットは人数が多くて、うらやましいメンバーですなぁ。














西本智実指揮  ラトビア国立交響楽団 演奏会  チェロ=ミッシャ・マイスキー

2010年12月09日 | 演奏会(鑑賞)
西本智実指揮 ラトビア国立交響楽団 演奏会    
 
指揮=西本智実 
チェロ=ミッシャ・マイスキー
12月9日(木)
午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

曲目:
ワーグナー: 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲、 
ショスターコヴィッチ:交響曲第5番

アンコール:チャイコフスキー「くるみ割り人形」より花のワルツ ほか


指揮者の横顔の見える席で、指揮ぶりを堪能しました。
西本智実の指揮は、ダイナミックで迫力満点です。
大胆な大振りの指揮は、見ていてわかりやすく好感が持てます。
長身でスリムでかっこい!
指揮ぶりから湧き出る音楽的なセンスを感じる。

そして、なんといっても、
ミッシャマイスキーのチェロ演奏が最高でした。
むかしむかしバッハの無伴奏組曲のCDで親しんだミッシャマイスキーは、私にとっては夢のスター演奏家です。
ドボルザークのチェロは、デリケートな歌、高度なテクニックで、音が弾んで名演奏です。

ラトビア国立交響楽団はいいオケですね。
ホルンは美しい!
フルート・ピッコロは3人で、すべて女性奏者でした。
フルートソロは、ボリューム感あり素敵な音色で,
ピッコロは、大音量のオーケストラに溶けて心地よい演奏でした。









樫本大進(ヴァイオリン) & コンスタンティン・リフシッツ(ピアノ) りゅーとぴあ・コンサートホール

2010年12月07日 | 楽器
樫本大進(ヴァイオリン) & コンスタンティン・リフシッツ(ピアノ)
12月7日(火) 午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ第1・5・10番
アンコール:ソナタ10番の第4楽章を再び演奏

樫本大進は、
ベルリンフィルの第1コンサートマスターに内定!
そんな、輝かしいプロフィールの持ち主
最高のヴァイオリン演奏のひとときを
期待しコンサート会場に足を運んだ。

しかし、
響きのいいりゅーとぴあコンサートホールなのに
ヴァイオリンの音量が小さいのか、
随所にピアノの音量に消されて聴こえない。

会場は、空席が多かったので、ちょっと席を変えてみて、
3階の中央に陣取って聴いてみたが
ピアノのダイナミックな名演奏の影で、
ヴァイオリンの音色が映えない。

デリケートで繊細で、
かつダイナミックな演奏を期待していたので、
ちょっと残念なベートーベンであった。

ベルリンフィルでコンサートマスターとして、活躍するようになったら、
もっともっと応援していきたいですね。









「鼓童」2010 新潟公演

2010年12月04日 | 篠笛
「鼓童」2010 12月公演

12月4日 「鼓童」2010 12月公演
新潟県民会館 18:00開演

鼓童のいつもの元気なメンバーがそろい、ダイナミックな音量と技量に大満足です。

手に汗握る「千里馬」「大太鼓」
驚きと感動のステージの数々です。

従来のベテランに加え新メンバーも入り、みんな大活躍です。
新人の女性の篠笛が素敵でした。
彼女は太鼓でも大活躍で目立ってました。今後の活躍が楽しみです。

斎藤さんの明るいキャラは、いつも楽しい
見留さんの、大太鼓のあとに休む間もなく続く「屋台囃子」が圧巻!すばらしい!