おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

ラ・フォル・ジュルネ新潟 「トリオ・ベルガルモ」

2012年04月29日 | 演奏会(鑑賞)

ラ・フォル・ジュルネ新潟 「トリオ・ベルガルモ」

4月29日(日)
ロビー「交流ステージ」

15:45~
トリオ・ベルガルモ
 庄司愛 (vn)
 渋谷陽子(vc)
 石井朋子(P)

曲目:
  ロシア民謡メドレー
  アントン・ルビンシテイン:ヘ調のメロディ

贅沢なメンバーの演奏でした。交流ステージでだけの演奏では、もったいない。
  庄司さんのヴァイオリンは、華麗に流れる
  渋谷さんのチェロは、堂々として美しく
  石井さんのピアノは、弦楽器奏者2人をしっかりと支えていました。
このトリオは、新潟で活躍するベストのピアノ三重奏メンバーといえます。








ラ・フォル・ジュルネ新潟 「新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部」

2012年04月29日 | 演奏会(鑑賞)

ラ・フォル・ジュルネ新潟 「新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部」

4月29日(日)
ロビー「交流ステージ」

14;35~
新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部

チャイコフスキー:
 
 ピアノ協奏曲 No.1 第1楽章 テーマ
 バレー組曲 「眠れる森の美女」から「ワルツ」 
 バレー組曲「くるみ割り人形」から ・金平糖の精の踊り ・トレパック

毎回ラ・フォル・ジュルネに参加している、清心女子中学・高等学校ハンドベル演奏は聴き逃せません。

いつも何度聴いても、毎回感動するのですが、
その理由は、
みんなで力を合わせて、一つの曲を作り上げるチームの和に感動するのでしょう。

ハンドベルの魅力は、聴いても見ても楽しめる。
複雑な曲を、みんなで練習を重ねて難しい曲を完成させました。
拍手喝さいでした。








ラ・フォル・ジュルネ新潟 「五十嵐冬馬(フルート)、渡辺由美子(ピアノ)」

2012年04月29日 | フルート

ラ・フォル・ジュルネ新潟 「五十嵐冬馬(フルート)、渡辺由美子(ピアノ)」

4月29日(日)
ロビー「交流ステージ」

12:35~
五十嵐冬馬(フルート)、渡辺由美子(ピアノ)

演奏曲:
  プロコフィエフ:「フルート・ソナタ」 ニ長調
   アンコール:リムスキーコルサコフ「くまんばちの飛行」

子供の才能を伸ばす堀井恵門下生
小山裕幾、新村理々愛に次ぐ、
次の世代のホープは、五十嵐冬馬君です。

五十嵐冬馬君のプロコフィエフ:「フルート・ソナタ」は、やさしい音色がロビーに響き、
「くまんばちの飛行」では、超スピードの完璧なテクニックを披露してくれました。

毎年夏の志賀高原サマースクールでいっしょに過ごしているので、家族のような気分です。
堀井恵先生の「くまんばちの飛行」も圧巻です。
いつも志賀高原では、楽しいひとときをありがとう。

小学生から志賀高原サマースクールに毎年参加していた冬馬君も高校生になり、
今では、立派なフルーティストになりました。
これから世界に羽ばたいていくことでしょう。今後の活躍を楽しみにしています。









ラ・フォル・ジュルネ新潟 川久保賜紀(ヴァイオリン) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

2012年04月28日 | 演奏会(鑑賞)
ラ・フォル・ジュルネ新潟 川久保賜紀(ヴァイオリン)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲


4月28日(土)18:00~
会場
  りゅーとぴあコンサートホール

出演
  川久保賜紀(ヴァイオリン)
  オーケストラ:ムジカ・ヴィーヴァ
  アレクサンドル・ルーディン(指揮)

曲目
  グリンカ:幻想的ワルツ
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

川久保賜紀は、
チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞
自身に満ちた演奏で、
カデンツアでの技巧が美しく感動の名演奏でした。
ブラボーの嵐で、感動でした。

オーケストラ:ムジカ・ヴィーヴァ を、
2階席センター最前列の、ど真ん中で聴けました。
弦楽器と管楽器がブレンドされて、いい響きでした。
フルートソロは、やわらかい音色で美しい。








ラ・フォル・ジュルネ新潟 鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)

2012年04月28日 | 演奏会(鑑賞)
ラ・フォル・ジュルネ新潟 鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)

4月28日(土)16:45~
会場
  りゅーとぴあ“劇場”  
出演者
  鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)
  宮崎若菜(ピアノ)

曲目
  プロコフィエフ:5つのメロディ
  プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  ラフマニノフ:ヴォカリーズ

鍵冨弦太郎君は、素晴らしいヴァイオリニストに成長しました。
新潟出身で世界に活躍されているのが、うれしいです。
新潟室内合奏団で、10年ほど前に、「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」を共演したのが、なつかしいです。

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 は、
原曲のフルートソナタを編曲し、ヴァイオリンソナタ2番として完成させた曲です。
小山裕幾のフルートソナタと比較しながら、おもしろく聴けました。
フルートとヴァイオリンでは、表現方法がぜんぜん違って、興味深かったです。

鍵冨弦太郎君の音色は、やさしくデリケートでほんわかです。
けっしてバリバリとヴァイオリンを弾くタイプではなく、繊細なピアニシモの音色が美しい。
ラフマニノフ:「ヴォカリーズ」が彼にぴったりの曲だと思いました。









ラ・フォル・ジュルネ新潟  "ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール"

2012年04月28日 | 演奏会(鑑賞)
ラ・フォル・ジュルネ新潟  "ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール"

"ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール"
  サンヤ・ビジャーク(ピアノ)
  リディヤ・ビジャーク(ピアノ)
曲目   
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(4手ピアノ版)

出演者
  アレクサンドル・ルーディン(チェロ・指揮)
  オーケストラ:ムジカ・ヴィーヴァ
曲目
  チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(チェロ・オーケストラ版)
  グラズノフ:アラビアのメロディ

出演者
  モスクワ大司教座合唱団
  アナトリー・グリンデンコ(指揮)
曲目
  ラフマニノフの作品やロシア民謡

ルネ・マルタンの、さまざまな企画が盛りだくさん
今回のラ・フォル・ジュルネ新潟開催の意気込みを感じます。
数々のすばらしい演奏や企画をありがとうございます。

クラシック音楽ファンの一人としては、連日の楽しいクラシックコンサートの開催に、
スタッフの皆さま方に、感謝申し上げます。

今日は、オーケストラ:ムジカ・ヴィーヴァを、3階席で聴いたので、
オーケストラの美しい響きが、コンサートホールに響いて、気分がいい。

さらに、
モスクワ大司教座合唱団(12人)の、美しい男声合唱の魅力に圧倒されました。
すばらしい合唱団です。
ハーモニーとメリハリのある合唱で、ロシアの作品を楽しめました。











ラ・フォル・ジュルネ新潟  小山裕幾(フルート)

2012年04月28日 | フルート
ラ・フォル・ジュルネ新潟  小山裕幾(フルート)

4月28日(土)11:15~
会場 新潟市音楽文化会館
出演:
 小山裕幾(フルート)
  大伏啓太(ピアノ)

曲目:
 タクタキシヴィリ:フルート・ソナタ
 プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調

15年くらい前に、ここ音楽文化会館ホールで開催された、新潟フルートフェスティバルのゲストに迎えた小山裕幾君は、
こんなにも、立派なフルーティストになりました。
そのとき(小学校4年生)の、ステージでのインタビューは
「将来何になりたいですか?」
「サッカー選手!」
と答えていたのに。(笑)

小山裕幾君のフルートは、超絶技巧の難曲なのに、さらりと簡単に吹いてしまう。
すばらしい技巧に圧倒されてしまいました。

アンコール:
 リムスキーコルサコフ:「インドの歌」
 フォーレ:「シチリアーノ」

どの曲も、小山裕幾のフルートの音色は美しい!










ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

2012年04月27日 | 演奏会(鑑賞)

ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭2012 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

4月27日(金)19:30~20:30
会場 コンサートホール

出演者 :アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
オーケストラ:ムジカ・ヴィーヴァ
指揮:アレクサンドル・ルーディン

曲目:グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
   :チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
      アンコール(ピアノソロで):ベートーヴェン「バガテル」4番


チャイコフスキーの作品といえば、やはり「ピアノ協奏曲第1番」でしょう。
スピード感あふれる白熱の演奏でした。
「ルスランとリュドミラ」序曲も、わくわくする演奏で盛り上がりました。

席は、指定席でした。
チケット発売日に、良い席を確保しようと思って・・・早めに電話で申し込んだ良い席。
ラ・フォル・ジュルネ事務局りゅーとぴあ窓口で発券された指定席は
1階席の真ん中あたり (私は1階席は、めったに買わない) の席でした。

ピアニストの指やオケの演奏者の顔や表情が見えて、いい席だったのですが、
音がフワッと頭の上を通り過ぎて、弦楽器の音が響いて来なかった。

美しい音楽を聴きたかったフルートのソロや金管楽器も直接音で、
まろやかなやさしい音色ではなかった。
オーケストラの音色を聴くなら、2階や3階のほうが好みです。
ピアノやヴァイオリンなどのソリストのファンで、かぶりつきで見たければ、1階席がいいですが・・・。

今後のラ・フォル・ジュルネのチケット販売方法の課題でしょうが、
自分で好きな席を選ぶことができなく、
事務局のコンピューターまかせで順番に席が決まって、自動的に指定席が発券されてしまうのが、残念でした。











ラ・フォル・ジュルネ新潟 音楽祭2012 プレ公演 小杉真二(P) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

2012年04月22日 | 演奏会(鑑賞)
ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭2012 プレ公演 小杉真二(P)

<会場>
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭2012は、
4月27日、28日、29日がメイン公演日ですが、
プレ公演として、今日は新潟交響楽団の演奏会が開催されました。

<出演者>
新潟交響楽団
小杉真二(P)

<曲目>
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
アンコール:チャイコフスキー“四季”より「秋の歌」

チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」8曲
アンコール:同 「トレパック」

信濃川「やすらぎ堤」や白山公園では、桜がやっと満開を迎え、
桜のトンネルの散策を楽しんで、りゅーとぴあへ

ラ・フォル・ジュルネ新潟の開幕プレ公演「ラフマニノフのピアノ協奏曲」
1800席のりゅーとぴあコンサートホールは、満席です。
小杉真二氏のピアノは、流麗で、はつらつとしていて、かっこいい。
新潟交響楽団の演奏は、燃える松沼俊彦の指揮に反応し熱演でした。
小杉真二氏が、アンコールで弾いた感情豊かで心のこもったチャイコフスキー「秋の歌」も絶品の演奏でした。










新潟ウインドオーケストラ 第49回定期演奏会

2012年04月15日 | 演奏会(鑑賞)
新潟ウインドオーケストラ 第49回定期演奏会
4月15日(日)
りゅーとぴあコンサートホール
午後 1:30開演
指揮:松井慶太

曲目:
第1部
L.バーンスタイン;「キャンディード序曲」 (題名のない音楽会テーマ曲)
ガージュイン:「パリのアメリカ人」
ほか

第2部は、ヘンリーマンシーニやディズニーのメドレーで楽しいステージ


新潟ウインドオーケストラの演奏会は、
オープニング最初にクラリネットアンサンブル演奏が披露されました。

曲目:江原大介作曲「朱のインパルス」(クラリネット四重奏)

3月に三重県で開催された、全日本アンサンブルコンテスト全国大会出場(通称:アンコン)で、
新潟ウインドクラリネット四重奏が”ゴールド・金賞”受賞
新潟県勢としては、初の快挙です。

音の受け渡しの緻密なアンサンブルは最高級レベルの演奏で絶賛です。
クラリネット四重奏アンサンブルの演奏はすばらしい、
おめでとうございます。

演奏会は、1部2部ともに、アメリカ特集で、音楽は華やかで軽快
団員は黒の衣装と赤いワンポイントがおしゃれで、素敵なステージを楽しめました。
ウインドの演奏は上手いし、指揮者松井慶太はかっこいい。








ごちょうミュージックスクール発表会 ピアソラ “ブエノスアイレスの四季”より 「冬」

2012年04月08日 | フルート
ごちょうミュージックスクール発表会 ピアソラ “ブエノスアイレスの四季”より 「冬」


第14回ごちょうミュージックスクール発表会
日時:平成24年4月8日(日) 午後14:00開演

場所: 新潟県民会館小ホール

演奏曲目:
ピアソラ “ブエノスアイレスの四季”より 「冬」
フルート:おいわどん
ピアノ伴奏 :斉藤愛子
(フルート指導:水島あや)

ごちょうミュージックスクール発表会も回を重ねて、もう14回目です。
過去の出演回数を調べてみたら、
第3回発表会から毎回出演しているので、計12回出演のようです。
つまり12年連続参加ということ。

ピアソラの“ブエノスアイレスの四季”「春・夏・秋・冬」がやっと終わりました。
4年計画で「春」からスタートしたこのピアソラ・プロジェクト、
水島あや先生のご指導のもとで、4部作の演奏を完了し、満足感や達成感があります。

今日の演奏「冬」は、緊張はしていましたが、表現したいことを演奏に出すことができ、
いままでで一番気分良く吹けました。
フルートという楽器を通して、おいわどんオーラが会場に伝わったかな。








京都市交響楽団 リムスキー=コルサコフ: 組曲 「シェヘラザード」 新潟りゅーとぴあコンサートホール

2012年04月05日 | 演奏会(鑑賞)
京都市交響楽団演奏会 
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲 「シェヘラザード」ほか

4月5日(木) 午後7時開演  
新潟りゅーとぴあ・コンサートホール

指揮=広上淳一
ヴァイオリン=ハベル・シュポルツル

曲目:
ドヴォルザーク: スラブ舞曲op.46-1
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 
   アンコール:ドヴォルザーク:ユモレスク             
           パガーニ:24の奇想曲より

リムスキー=コルサコフ: 交響組曲 「シェヘラザード」
  アンコール:ドヴォルザーク:スラブ舞曲より


ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲は、
馴染みのない曲のせいか、
メロデのつかみどころがなく、私はあまり楽しめなかった。

感動の演奏は、ブラボーの嵐「シェヘラザード」。
指揮の広上淳一は、のびやかで、すがすがしい。
見ていても気分爽快な指揮ぶりで、燃える音楽の雰囲気が伝わりました。

ヴァイオリンソロもハープも美しく名演です。
フルート首席は、京都市交響楽団の名手:清水信貴でした。
輝かしい音量で、美しく旋律を奏でていました。

女性のクラリネット奏者の細かな演奏技巧が素晴らしく絶品でした。
ファゴットの、つぶつぶのそろった、はっきりとした音色には感動です。
オーボエは、品のあるやわらかな演奏で、
ホルンのソロは、伸びやかで華々しく響きました。
京都市交響楽団は、素晴らしいメンバーがそろっている。
管楽器群のレベルの高い演奏技術を堪能しました。