おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

モーツァルト 「フィガロの結婚」ポーランド国立室内歌劇場公演 

2008年11月30日 | 演奏会(鑑賞)
ポーランド国立室内歌劇場公演 
モーツァルト 「フィガロの結婚」
11月30日(日) 午後3時開演  
新潟県民会館

さすが、本場の「フィガロの結婚」
豪華で、贅沢なステージを堪能させてもらいました。

主役であるフィガロやスザンナを囲む脇役陣が
素晴らしい歌唱を聴かせてくれました。
まず伯爵婦人が美しくやわらかな声で、冷めた愛の哀しさをしっとりと表現し
ケルビーノは、少年らしく演技も歌も好感です。
バルバリーナが、かわいく印象的で、
さらにはマルチェリーナが大迫力の歌唱で圧巻です。
全体に女性陣の出来がよかったです。

スザンナが、太めのおばさんで(いや・・・失礼)
ちょっとイメージが違っていたが、演技や歌は上手かったです。

オーケストラ演奏は、
木管群のソロがオペラアリアのように歌心があり、
生演奏ならではの、数々の美しい名演奏でした。



ジャン・ジャック・カントロフ&上田晴子 デュオリサイタル

2008年11月28日 | 演奏会(鑑賞)
ジャン・ジャック・カントロフ&上田晴子 デュオリサイタル

東京 浜離宮朝日ホール
11月26日(水)19:00開演
モーツアルト・ヴァイオリンソナタK304
ベートーベン・ヴァイオリンソナタ第3、第4、第5番「春」


東京に出張です。
当然に、夜のコンサートを探しました。

浜離宮朝日ホールで、
ジャン・ジャック・カントロフの演奏会があるではないか・・・。
問い合わせたら、当日券もあるということで、
さっそく行ってみました。

カントロフのヴァイオリンは美しく繊細な音色です。
20~30年前のオーディオが趣味の時期に、
彼の弾くモーツアルトやバッハが大好きでした。
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータのCDは
今でも愛聴盤です。

モーツアルトのヴァイオリン協奏曲の
デンオン時代のデジタル録音は、何回もよく聴きました。
そんな、私のオーディオ時代のファンであった、
ジャン・ジャック・カントロフの生のヴァイオリンが聴けて
最高にうれしいです。

今回の演奏曲は、
モーツアルトとベートーベンのヴァイオリンソナタ
という私好みのプログラム。

アンコールは、
モーツァルト:「私は恋人をなくした」六つの変奏曲
たっぷり聴けて満足です。
完璧なテクニックはもちろん素晴らしく、
繊細なピアニシモの美しい音色に、うっとり聴き惚れました。
 



ピアノトリオの玉手箱  ~佐々木和子室内楽シリーズ Ⅸ~

2008年11月19日 | 演奏会(鑑賞)
ピアノトリオの玉手箱  
~佐々木和子室内楽シリーズ Ⅸ~
11月19日(水) 午後6時30分開演  
だいしホール
ピアノ = 佐々木和子、
ヴァイオリン = グレブ・ニキティン(東京交響楽団コンサートマスター)
チェロ = ベアンテ・ボーマン(東京交響楽団チェロ首席)

シューベルト: アルペジョーネ・ソナタ
プロコフィエフ: ヴァイオリンソナタ
メンデルスゾーン: ピアノ三重奏曲


ニキティンのヴァイオリンは、完璧で素敵ですね。
さすが東京交響楽団のコンサートマスターです!
演奏に余裕が感じられる。

同じく東京交響楽団の首席チェロのボーマン氏
低音の響きがひときわ美しく響いて気持ちいい。

ピアノの佐々木和子さん!もう言うこと無し!
いつもダイナミックな魅力的な演奏で素晴らしい。
引き付けられます。


前半の二曲(アルペジョーネソナタとプロコフィエフ)は、
フルートでも演奏される機会があるので、楽しめました。
ステキな演奏を聴いた帰路の街は、
雪がちらついて寒いですが、気分はいいですなぁ(^0^)/


エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル        

2008年11月18日 | 演奏会(鑑賞)
エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル    
オペラ・アリアの夕べ

伴奏=東京交響楽団
11月18日(火) 午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール


すっごい!
コロラトューラの超絶技巧
ダイナミックな迫力ある歌唱はもちろんすばらしいですが、
ピアニシモで美しくデリケートに歌う美声も、
すっきりとホールの遠くまで透き通って身震いさえします。

一曲唄うごとに、客席からは、「うお~~」と、どよめき・・・
終演後は、
客席は、スタンディングオーベーションで、
みんなが拍手喝采の感動の嵐 です。

新潟では、お馴染みの東京交響楽団が伴奏で、贅沢な演奏会です。
「ドンジョバンニ」序曲や「皇帝ティトス」序曲ほかを
歌の合間の交互に組み込んで、
東京交響楽団の演奏も超一流で楽しめました。

コンサートミストレスは、大谷康子
フルート首席は、相澤氏
相澤氏のウィリアムテル序曲でのコールアングレとの二重掛け合いの部分は、
華麗でうっとりで美しい音色での演奏でした(^O^)

ピッコロは、いつもの名手高野氏でした。

新潟室内合奏団第56回演奏会 (出演)

2008年11月16日 | 演奏会(出演)
新潟室内合奏団第56回演奏会       
指揮=本多優之、 
バンドネオン=佐藤芳明

11月15日(土) 
午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

ラヴェル: 古風なメヌエット、
ピアソラ: バンドネオン協奏曲、
ブラームス: 交響曲第1番


ラベル「古風なメヌエット」に出演しました。
20歳に作曲したピアノ曲を、
54歳の最晩年になってから華やかな管弦楽用に編曲した曲です。
曲の感じは決して古風ではなく、冒頭のフルートとヴァイオリンの和音が、
徐々に海の砂浜に打ち寄せる波のようです。
中間部は魔法にかかった夢心地の感じで、雲の上のような不思議な世界です。





新潟市民吹奏楽団第76回定期演奏会

2008年11月09日 | 演奏会(出演)
新潟市民吹奏楽団第76回定期演奏会
日時:平成20年11月9日(日)
午後2:00開演
芸文(りゅーとぴあ)コンサートホール
NBL(新潟ブラスレッスン)出演

曲目:
篤姫のテーマ
ツナミ
崖の上のポニョ
ヤングマン(YMCA)
グループサウンズメドレーほか


全曲を、ピッコロ担当でした。
ピッコロは目立ちますなぁ・・・。
特に第2部ポップスでは大活躍です。
崖の上のポニョのソロ(お父さんのテーマ)では、
ステージ前まで出て吹きました。

いろいろ楽しんで、今回も無事に演奏会を終えることができました。