おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

東京交響楽団第47回新潟定期演奏会

2008年04月27日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団第47回新潟定期演奏会     
指揮=シャン・ジャン、 
ヴァイオリン=イダ・ヘンデル
4月27日(日) 午後5時開演 
りゅーとぴあコンサートホール

ベートーヴェン: 序曲「レオノーレ」 第3番、
シューマン: 交響曲第4番、
ベートーベン: ヴァイオリン協奏曲

今日の期待は、
すがすがしい中国人の女性指揮者”ジャンジャン”
小柄で、ショートカットでニコニコ。
ダイナミックな指揮ぶりには感動です(^0^)/
シューマンの交響曲四番は、軽快に前へ前へと走り続ける演奏のジャンジャン

ジャンジャン様、気に入ったぜ。
チョンミュンフンと共に中国人指揮者は、世界に向けてがんばってほしい。(^o^)

フルート首席は、甲藤さちでした。
序曲 レオノーレ三番でのフルート大活躍でした(゜-゜)

イダ・ヘンデルのベートーベンVn協奏曲及びアンコールバッハ他は、熱演!
会場中、拍手喝采でブラボー!!!


日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(サントリーホール)

2008年04月26日 | 演奏会(鑑賞)
日本フィルハーモニー交響楽団第599回定期演奏会(サントリーホール)

4月26日 (土) 午後2時
サントリーホール
<指揮>飯森範親

オネゲル:交響詩《パシフィック231》
イベール:交響組曲《寄港地》
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ドビュッシー:海 -3つの交響的スケッチ

飯森範親が、
日本フィル東京定期に初登場
飯森範親といえば、ドイツ音楽のイメージですが、
選んだ曲目が、近現代フランス音楽です。
美しい音色を引き出し、色彩感豊かな表現で、
いつものダイナミックな指揮ぶりが気持ちいい。さわやかです。

フルートは、3年前にテオバルト主催の湯沢サマーセミナーで
高木綾子先生といっしょにお世話になった柴田勲先生。
イベール「奇行地」ほかの演奏で、
低音のソロが美しく響く(^0^)/

オーボエが大活躍で、
美しいソロは、
オーボエの名手真田伊都子さん(^o^)

春風亭小朝&大谷康子の「クラシック名曲辞典!」

2008年04月26日 | 演奏会(鑑賞)

春風亭小朝&大谷康子の「クラシック名曲辞典!」
4月25日(金)19時開演
なかのZERO大ホール (東京・中野)

ナビゲーター/春風亭小朝、
ヴァイオリン/大谷康子
ピアノ/藤井一興

ドヴォルザーク「ソナチネ」より、
ベートーヴェン「スプリングソナタ」
サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」ほか




アンコールは、いつもの定番(^0^)/
客席で演奏しながら廻るパフォーマンス
の「チャールダッシュ」 楽しい演奏です。


小朝の名調子でクラシックの楽しい小話がおもしろく笑わせてくれました。
「のだめカンタービレ」の話からはじまって、
寝ている人を「寝だめカンタービレ」とか・・・

小朝は、前半及び後半の演奏の前に登場で、
前半は、ドボルザーク、ベートーベン、R,シュトラウスの恋愛など楽しい話
後半では、出演者全員で東京交響楽団の裏話とか、
クラシックの楽しい話を小朝は絶妙に上手く仕切る。
藤井一興さんを「ゲゲグの藤井さん」と呼び、おかしくて笑ってしまった。

藤井さんのピアノ伴奏は、最高です。美しい。
新潟でも何回か演奏してますが、いつも感動です。

大谷康子さんのお話から
「演奏していることが楽しい。」
「仕事だと思って弾いていない。」
「自分が楽しく演奏をしている音楽を聴いている人に伝えたい。」
「音楽大学で、教えているが、
学生は言われたことをきちんと練習するだけでなく、
自分という個性をいかに演奏の中に表現できるかが、
ライバルの中から飛び出て来る才能の持ち主だと思う」

いつも若々しく元気な大谷康子さん!
新潟では、田部京子さんとの演奏会や東京交響楽団演奏会など・・・
いろいろな演奏会が予定されてます。
今後も、大谷さんの活躍を楽しみにしてますよ(^o^)




東京交響楽団川崎定期演奏会(ミューザ川崎シンフォニーホール)

2008年04月20日 | 演奏会(鑑賞)
東京に出張です。
しばらく東京に滞在します。
いい演奏会があったら、
どんどん行ってみようかと思います。

今日さっそく、川崎へ
東京交響楽団 
川崎定期演奏会(ミューザ川崎シンフォニーホール)

2008年4/20(日) 2:00開演
第15回川崎定期演奏会 
指揮=大友直人
ヴァイオリン=エリック・シューマン
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
レスピーギ:交響詩「ローマの松」 ほか

いつか行ってみたかったミューザ川崎シンフォニーホール
川崎ではじめて聴いた演奏会は、
新潟でいつも名演を聴かせてくれる東京交響楽団です。
コンサートミストレスは大谷康子さんでした。
フルートは、美しい音色の相澤政宏氏です。
ピッコロはいつもの名手 高野成之氏。

エリック・シューマンのブルッフの協奏曲は、若々しい美しい演奏。
ブルッフの協奏曲は、
つい最近に、新潟室内合奏団で演奏したから、
楽譜(譜面)が目に浮かびます。
相沢氏のフルートの美しい音色にうっとりです。

「ローマの松」は、迫力満点で豪華華麗な演奏でした。
大友直人は、ベテランの貫禄ですなぁ。




牛腸楽器ミュージックスクール発表会

2008年04月13日 | フルート
ごちょうミュージックスクール発表会
日時:平成20年4月13日(日)

場所:りゅーとぴあ スタジオA
曲目:アメリカ民謡「アメージング・グレイス」 
(編曲:中川いづみ)

ソロの演奏会は、緊張します。
新潟室内合奏団や新潟市民吹奏楽団での演奏会は、大勢の中の一人ですが、
ごちょうミュージックスクール発表会は、
ソロなので何回経験を積んでも、緊張します。

中川いづみさん編曲の「アメージンググレイス」
いつか演奏をしてみたいと思っていた曲の一つで、
楽譜棚に眠っていた楽譜です。
今回、その夢が実現できてうれしいです。

楽しみながら、気分を出してドラマチックに演奏してみました。
演奏を通して、表現したいこと、伝えたいことが・・・・
聴いている人に、少しでも伝わったかな? 







茂木大輔のオーケストラコンサート 第4回「ベト7・ベト8」

2008年04月06日 | 演奏会(鑑賞)
茂木大輔のオーケストラコンサート 第4回「ベト7・ベト8」
(茂木大輔 + 人間的楽器楽管弦楽団)
4月6日(日) 
午後4時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

曲目:
ベートーヴェン: 交響曲第7・8番
3重唱曲「おののけ、不敬な者ども」作品116
戦争交響曲「ウエリントンの勝利」作品91



いままでの茂木大輔の
新潟でのコンサート(運命・英雄や新世界・・・)
と同じ趣向で、楽しい音楽的解説かな?って、思っていたのだが、
今回は、ぜんぜん違うではないか?

茂木大輔の企画力にやられました。
すっごく、意外なベートーベン初演の話で盛り上がりました。

まず、
3重唱曲「おののけ、不敬な者ども」作品116
この曲は、
ベートーベンが、聴衆のため、サリエリのレッスンのために書いた曲
CDが世に出ていないから、誰も聞いたことがない。
当然に新潟初演。
CDが出ていないから、聴くことがない・・・・だから、誰も演奏しない。
なるほど・・・もっともっと知られていない曲を演奏すべきですね。

さらに、
戦争交響曲「ウエリントンの勝利」作品91
これが、またまた、なんておかしくて、愉快な曲なんでしょう。
大砲(大太鼓)が鳴る戦争の雰囲気そのまま。
この曲も演奏する機会がめったにない。
これも新潟初演でしょう。

こんな、演奏する機会のないベートーベンの珍しい2曲を、
聴きなれた7番や8番と組み合わせることで、
ベートーベンの魅力を紹介する。
うまい演出でした。
今日のメインは、
知られざるベートーベン初演(実際の初演時と同じプログラム)の曲でした。


そして、さらなる驚きは、
茂木大輔の呼びかけで集めた「人間的楽器楽管弦楽団」
フルート首席は、高木綾子でした。
N響には、ときどき出演していますが、
何度も、新潟(りゅーとぴあ)に、来ていただけるとは、うれしいですね。
さらに、オーボエ首席が、名手古部賢一。
コンサートマスターは、N響の永峰高志
ティンパニは、N響の久保昌一。名演奏に拍手喝采でした。