おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

ドキュメンタリー映画「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて 」

2009年03月30日 | 映画
ドキュメンタリー映画「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて 」
新潟シネウインド

パユ(フルート)が画面に出てくると、ゾクゾクです。
ピッコロの彼女もたくさん画面に出てきます。

指揮のサイモン・ラトルは、燃える才能を感じさせます。
ブラボーです。

「北京」、「ソウル」、「上海」、「台北」、そして最後は「東京」へと・・・・
ベルリンフィルのアジア凱旋ツアーはそれぞれの国の特色ある映像を加えながら
飛行機での移動場面を映し、
団員のストレスや悩みや・・・いろいろ盛りだくさんで音楽ファンにはたまらない。

音楽は、
リヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」、ベートーベン:交響曲第3番「英雄」ほか
音楽という”生の芸術”は、美術や書道と違い、同じ演奏を二度と再現できない・・・瞬間・瞬間で、生きている。
ミスをしてはいけない、手に汗握る演奏者のプレッシャーは、よくわかります。

すばらしいドキュメンタリー映画だと思います。
クラシックファンにとっては、
ベルリンフィルの華やかなステージだけでなく、
その裏側の演奏前の緊張感や海外公演の苦闘を、よく理解できる映画です。









新潟市役所ロビーコンサート(筝・十七弦)出演:奥村健一・京子

2009年03月18日 | 演奏会(鑑賞)
平成21年3月18日(水)
12:20~(お昼休みのひととき)
新潟市役所ロビーコンサート

筝、十七弦の演奏
出演:奥村健一・奥村京子

曲目:
六甲おろし(阪神タイガース応援歌)
トロイメライ
恋におちて
ほか

シューマンの「トロイメライ」が、際立って美しい演奏でした。
完璧なアンサンブルで、夫婦ならではの息の合った呼吸とでもいいましょうか・・・
ときおり聴こえる、十七弦の低音
市民ロビーホールに、「ぼ~~ん・・・」と響く、琴の音色が印象的で美しい。
奥村氏の、やわらかな口調で曲の解説も好感がもてて、
昼休みをゆったりとした楽しい時間で過ごすことができました。





シエナ・ウインド・オーケストラ 新潟公演

2009年03月14日 | 演奏会(鑑賞)
シエナ・ウインド・オーケストラ 新潟公演
日時 : 2009年3月14日(土) 
17:00開演  
会場 : りゅーとぴあ 新潟市芸術文化会館コンサートホール
指揮:佐渡裕

ブラスの最高峰
「佐渡×シエナ」のド迫力で魅力満載

第1部、鳳凰が舞う~印象、京都石庭金閣寺
・・・日本の音楽の雰囲気が出ていて、よかったです。

第2部からは、音楽のおもちゃ箱<佐渡裕の楽しいトークと音楽>
~おすすめ映画音楽アラカルト~
80日間世界一周ほか
ディズニー・メドレー
メリー・ポピンズ
パイレーツ・オブ・カリビアン

アンコールは、
リコーダーを使った楽しい「小さな世界」
編曲がすばらしい!!

そして、いつも恒例のステージにアマチュア演奏家大集合の、「星条旗よ永遠なれ」
涙が出るほどのジーンとくる数々の名演奏の感動ステージです。
吹奏楽は、演奏しても、聴いても、参加しても楽しい!!!






ウィーン放送交響楽団演奏会  

2009年03月11日 | 演奏会(鑑賞)
ウィーン放送交響楽団演奏会       
指揮=ドミトリ・キタエンコ
3月11日(水) 
午後7時開演  
りゅーとぴあコンサートホール

曲目:
ウェーバー: 歌劇「オベロン」序曲、 
ベートーヴェン: 交響曲第5番 「運命」、 
ブラームス: 交響曲第1番

テレビや新聞(新潟日報)で、
何回も宣伝していたウィーン放送交響楽団演奏会
チケットの売れ行きが悪くて人気がなかったのかな・・・
ホール入場者は半分は入っているが、六割くらいだったでしょうか。
価格の比較的安いP席周辺は満席で、二階両側S席はガラガラという状態。
普段クラシック音楽に親しんでいない人も多かったようです。
携帯電話の鳴る音も聞こえた。(笑)


キタエンコは、燃える指揮ぶりが印象的。
見ていて緊張感が伝わる。

ヴェートーベン「運命」とブラームス「交響曲1番」というプログラムは、脂っこい料理ばかりで、お腹がいっぱいという感じ。
メインデッシュは、どちらか一曲でいいのではないか。
演奏の出来もいまいちで、気になる部分が多い演奏でした。
オーボエソロのミスは、たいへん驚いてしまいました。
ブラームスの聴かせどころでは、ホルン1番首席より、2番ホルンの音量が大きくて、違和感があり、
フルートソロは、最後に指揮者によって立たされなかったことからも、普通の演奏ということで特に印象なし。
ヴァイオリンは、コンサートミストレス
弦楽器の半分以上が女性だったためなのか音量が小さくて、ワーっとガンガンと盛り上がる激しい音量がほしいところ。

最後のブラームス1番で盛り上がった後に、サービスのアンコールが演奏されたが、ブラームス1番の後は、アンコールはなくてもいいのに・・・
演奏が終わるや、いつもの聴きなれた声のブラボーおじさんが、ブラボーの連発
演奏の出来が良くても悪くても、ブラボー!ブラボー!は、やめてくれないかなぁ。













東京交響楽団第52回新潟定期演奏会 「エルガー特集」

2009年03月01日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団第52回新潟定期演奏会     
指揮=大友直人、 
チェロ=ピーター・ウィスペルウェイ

3月1日(日) 
午後5時開演 
りゅーとぴあコンサートホール

エルガー特集
エルガー:「威風堂々」第2番
エルガー: チェロ協奏曲
エルガー: 演奏会用序曲「南国にて」
エルガー:「威風堂々」第1番


大友直人指揮のエルガーシリーズ
東京芸術劇場と同じプログラムで、新潟にも登場!
はつらつとした指揮ぶりで、ダイナミックなエルガーの名演です。
フルート主席は、甲藤さちでした。

チェロ協奏曲のウィスペルウェイはすごいテクニックです。
協奏曲演奏後のアンコールのバッハには、圧巻で感動です。
ロビー売店では、CDを買う人の行列ができていました。

知らない曲では、つい寝てしまうのですが(笑)
演奏会用序曲「南国にて」
この曲は初めて聴きましたが、いい曲ですなぁ・・・。
20分の序曲としては長いですが、楽しめます。
ビオラのソロが3分も続く。
新人ビオラ首席の青木篤子さんがいい音色で奏でました。

最後のアンコールは、
エルガー「愛のあいさつ」
大谷康子のヴァイオリンソロで、東京交響楽団が伴奏という贅沢な編成です。
ソロリサイタルでは、「愛のあいさつ」は、大谷さんの十八番ですから、
ラストのアンコールは、拍手喝采でした。