おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

新潟フルートアンサンブル・アカデミー 第13回演奏会

2012年09月30日 | フルート

新潟フルートアンサンブル・アカデミー 第13回演奏会(鑑賞)

9月30日(日) 午後2時開演  
会場:だいしホール

曲目:
  ドビュッシー:子どもの領分より
  ドビュッシー:小組曲(小舟にてほか)
  チマローザ:2本のフルートのための協奏曲(フルート独奏:水島あや、佐藤鎮香)
  ムスルグスキー;展覧会の絵より
  ヨハンシュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲
  ほか

水島あや先生を代表とする、新潟フルートアンサンブルアカデミーは、新メンバーも増えて8人のアンサンブルです。
ピッコロからコントラバスフルートまでを使ったパイプオルガンのような響きが魅力です。

水島あや先生と佐藤鎮香さんは、チマローザの協奏曲を、華麗に演奏!
手島尚子さんのフルート演奏が素敵で、きらきら輝いて美しい。
石丸涼子さんのピッコロも、やさしくてきれいな音色でした。
榎本正一先生のコントラバスフルートが、低音で支えて気持ちいい。

緻密なアンサンブルや高度なテクニックなど、フルートの音色を気分よく楽しめる演奏でした。

アンコール:
  グリーンスリーブス
  熊んばちは飛ぶ・・・すばらしいアンサンブル!








巻「鯛の宵」

2012年09月29日 | 演奏会(鑑賞)

巻「鯛の宵」

9月29日(土) 午後6時頃から
月待通り「鯛の宵」と称して、巻の東浦通り、巻駅通り界隈で催しが行われました。
主催:巻鯛車復活プロジェクトほか

主な演奏会は、
・箏の演奏(山田流、子どもの箏教室)
・歌の独唱(西門優子)秋の歌
・琵琶の演奏
・津軽三味線
・尺八の演奏
・踊り(相川音頭、佐渡おけさ・・・)

このように数々の演奏会が同時に、古い醤油蔵や、料亭、レストラン、飲食店、参加店各店で行われるイベント。

みちは、ろうそくの灯でほのかにライトアップ。
メイン会場の灯は、手作りのペットボトルのアートキャンドルでした。
周辺のみちには、鯛車を引く子どもたちが行き交い、風流な情緒です。
かわいい鯛車は、子どもたち用に貸し出して記念写真を撮っての大サービス。
夜になって、いきなりロマンチックな通りが出現し、幻想的な雰囲気です。

メイン会場では、お菓子や抹茶のふるまいもあり、サービス満点です。
スタッフや関係者が笑顔で接しているのを見ると、その楽しさが伝わってきます。

食べ物は、
「おからコロッケ」、「とん汁」・・・おいしかったです。
「めで鯛ザー」も買いました。これは、サイダーです。
「鯛めし」、「鯛車焼き」は大勢が並んでいましたので、あきらめました。
今朝の新聞”新潟日報”で紹介されていた「めで鯛ザー」を使ったカクテル「巻鯛モヒート」(ピンク色の鯛車カクテル)はまだ、飲んでいません。どんな味なんだろう?








和納 八幡宮神社(三社神社)にて、和納拍子方の笛・太鼓で、神輿渡業の奏楽

2012年09月29日 | 篠笛

和納 八幡宮神社(三社神社)にて、旧西蒲原郡内の各神社の宮司が集まる。
 
新潟県神社庁 西蒲原神社総代会 戦没者慰霊祭

9月29日(土)午前10:00~


和納八幡宮神社(三社神社)にて、各神社の宮司が集まる会 
地元町内会役員、市会議員のほかに、
来賓として、旧西蒲原だけでなく、弥彦神社宮司、護国神社宮司、吉田や三条からも多くの宮司たちが集まってきました。
三社神社内では、玉串法典などの儀式を行います。

その儀式といっしょに、和納拍子方の笛・太鼓で、神輿渡業の奏楽(神のお出迎えの音楽)をおごそかに演奏しました。
参加者からは、「生演奏は、いいですね。」と、好評でした。









第8回新潟古楽フェスティバル りゅーとぴあ・スタジオA

2012年09月16日 | フルート

第8回新潟古楽フェスティバル りゅーとぴあ・スタジオA
9月16日(日) りゅーとぴあ・スタジオA

第1部:午後1時30分開演
   通奏低音と装飾の楽しみ/チェンバロを囲む三重奏

第2部:午後4時30分開演
   中世・ルネッサンスの豊穣/聖母マリアへの祈り

プログラムと出演者の詳細はこちら  http://w01.tp1.jp/~a859186115/index.htm 


新潟市近郊で、活動している古楽の演奏家が大集合です。

私のフルートの先生や、リコーダー仲間や、知人がたくさん出場しています。

クラシック音楽や、バロックまでの音楽会は、比較的よく開催されるのですが、
バロック以前の古楽の音楽を聴く機会は少ない。
この古楽フェスティバルは、そんな古楽ファンにとっては貴重な催しです。

丸山友裕さんのトラベルソが活躍し、
チェンバロ奏者は奥様の洋子さんをはじめ、八百板さん、笠原さんなど贅沢なメンバー大集合の第1部を中心に鑑賞しました。

林豊彦さんの装飾音についてのレクチャーコンサートは、興味深く楽しませていただきました。

めずらしい楽器の、ハーディーガーディーやクルムホルンなどの音も聴くことができて、貴重なひとときでした。










全国1コイン・コンサート グランプリ in ニイガタ りゅーとぴあ・コンサートホール

2012年09月13日 | 演奏会(鑑賞)

全国1コイン・コンサート グランプリ in ニイガタ

9月13日(木) 午後1時開演 
りゅーとぴあ・コンサートホール

出演: 
GONNA(マリンバ+和太鼓) 三重県文化会館より
石橋栄美(Sp)+佐藤明子(Pf) 兵庫県立芸術文化センターより
横坂源(Vc)+北村朋幹(Pf) 地元新潟出身ソリストより
カルテット・スピリタス(サキソフォン四重奏) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館出演者より 好評1位

「りゅーとぴあ・1コイン・コンサート」は、今年10周年を迎えます。
出演者の中から特に好評を博した、
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館、三重県文化会館、兵庫県立芸術文化センターで開催された、各館代表4組を迎えて音楽の祭典!

《プログラム》
GONNA(和太鼓×マリンバ)
 ♪ハチャトゥリアン/剣の舞 ほか
石橋栄実&佐藤明子(ソプラノ&ピアノ)
 ♪バーンスタイン/「キャンディード」“きらびやかに着飾って” ほか
横坂 源&北村朋幹(チェロ&ピアノ)
  ♪シューマン/幻想小曲集 ほか
カルテット・スピリタス(サクソフォン四重奏)
  ♪ビゼー/カルメン幻想曲 ほか

ぜひ鑑賞したくて、計画的に休暇をもらって、りゅーとぴあ演奏会に出かけました。

「りゅーとぴあ」の1コインコンサート担当中尾さん(ほか事務局の皆さま)たいへんすばらしい企画・運営をありがとうございます。

石橋栄実さんの透き通る美声に圧倒され、
カルテット・スピリタスのサクソフォン四重奏の緻密なアンサンブルに感動です。

すばらしい名演奏の連続で、どっぷりと音楽に浸る午後のひと時でした。
1800人のホールが、平日・木曜日の午後に、主婦層を中心に満席になるという出来事にびっくりで、
新潟の音楽ファンがいかに多いか・・・うれしいことですね。












東京交響楽団第73回新潟定期演奏会 “りゅーとぴあコンサートホール”

2012年09月09日 | 演奏会(鑑賞)

東京交響楽団第73回新潟定期演奏会 “りゅーとぴあコンサートホール”

指揮=マーク・ウィグルスワース
ヴァイオリン=アラベラ・美歩・シュタインバッハー

9月9日(日) 午後5時開演  
新潟りゅーとぴあ・コンサートホール

曲目:
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲
  ヴァイオリン=アラベラ・美歩・シュタインバッハー
チャイコフスキー: 交響曲第6番 「悲愴」

フルート首席:甲藤さち
そしてブラームス2nd &チャイコフスキーPicc;中川愛
チャイコフスキー2ndは、トラの女性でした。

名曲チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」は、何回もくりかえし、生演奏やレコード鑑賞で名演を聴いているせいか・・・
個性ある演奏に出会うと気になってしまう。

第1楽章 ホルン1番のソロは素晴らしい!名演でした。
続く2番ホルンの短いソロが不安定で残念でした。もうちょっとがんばってほしかった。
フルートソロも、気合十分で良く聴こえるのですが、演奏に繊細なデリケートさがほしいところ。
クラリネットのヌブーさんの演奏は絶品で、ピアニシモの音色が美しい。
中川愛さんのピッコロがきれいです。「悲愴」では、ピッコロが目立ち過ぎる演奏が多いのですが、中川さんのピッコロはオケに溶け込んでさわやかな音色でした。

アラベラ・美歩・シュタインバッハーのブラームスVn協奏曲
私の大好きなブラ―ムスVn協奏曲を大胆に完璧に美しく奏でてくれました。ブラボーです。
前半Vnソロのアンコールは、
 クライスラー:「レチタティーボとスケルツオ」
この曲は、はじめて生で出会った曲ですが、最高の超絶技巧の難曲です。美歩さん最高!

写真は、ヴァイオリン=アラベラ・美歩・シュタインバッハー