おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

映画 「のだめカンタービレ」

2009年12月30日 | 映画
クラシックファンにとってはたいへん楽しい映画です。
続けて後編(続編)をいっしょに上映してほしいですなぁ。
前編だけを見ただけでは、なんか消化不良。
のだめのピアノの活躍が期待されます。
後編のゴールデンウイーク公開までが待ち遠しい。

オーケストラの中に、ホルンのジョナサンハミルがいるではないか
東京交響楽団のジョナサンハミルです。

千秋の指揮は、さまになっているし、
チャイコフスイキー1812年、いいですね。かっこよかったです。
のだめの弾くピアノも、手の動きが音楽にぴったりとはまってすばらしい。










新潟第九演奏会 ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」 新潟交響楽団

2009年12月27日 | 演奏会(鑑賞)
新潟第九演奏会   
モーツァルト: 「後宮からの逃走」 序曲 
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」
    
指揮=松沼俊彦
新潟交響楽団
ソプラノ:佐藤美枝子
アルト :坂本 朱
テノール:柿迫 秀
バリトン:河野克典

12月27日(日) 
午後2時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

12月は、メサイアと第九を聴かなくては・・・
今年こそは、東京交響楽団やNHK交響楽団を聴きに行きたかったのですが
今年もやっぱり「新潟交響楽団」の新潟第九コンサートに出かけました。

合唱団の中には、
元県知事の平山征夫が真ん中で歌ってます。
みんないっしょうけんめい歌っているのですが、
高齢者が多く声が出ないのかな・・・、
まだまだ大きな声で盛り上がりがあってもよい。

バリトンの独唱は、よかったです。
テナーにもっと積極的な声がほしいところで、
ソプラノの高音の伸びももっと美しく歌ってほしかった。

弦楽器群は、まとまって美しいです。
新潟室内合奏団との重複メンバーも多く参加していて、
みんながんばっていました。

昨年は、ファゴット、オーボエの演奏がヒヤヒヤの演奏でしたが、
今年のファゴットは、満足です
そして、オーボエ山本みちるさんの難しい旋律、美しかったです。
今年は出だしのホルンがうまくいかず、
第3楽章のホルンの華やかなソロも失敗しちゃって、ホルンが残念でした。

フルートの首席は、五十嵐孝信さんで、ピッコロは小林勇治さん
五十嵐さんは昨年より、やや控えめな演奏で木管に溶け込んで、
今回も美しい音色で奏でてくれました。

アンコールは、客席と大合唱で「大地讃頌」








ヘンデル 「メサイア」新潟メサイア合唱協会  第42回公演

2009年12月23日 | 演奏会(鑑賞)
ヘンデル 「メサイア」新潟メサイア合唱協会  第42回公演      
指揮=久住和麿、 
東京バッハカンタータアンサンブル

12月23日(水・祝) 
午後2時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

合唱=新潟メサイア合唱協会

毎回新鮮な解釈で演奏する久住先生のメサイアに対する熱意はすごいです。
合唱の歌い方(アクセントや強弱)が毎回違う演奏なのです。
久住先生は、ますますお元気で、いい指揮ぶりです。

今回は、
東京バッハカンタータアンサンブルの演奏を
じっくりと聴きたくて (見たくて)、
二列目の中央で鑑賞しました。
ベートーベンの弦楽四重奏曲を暗譜で演奏する古典四重奏団の四人が、
それぞれ1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの首席です。
弦楽器のユニゾンが感動的に美しい。
ヴァイオリンの音がピッタシ合って、
第二部の各曲や最後のアーメンコーラスでは、ゾクゾクしました。

トランペットのいつものおじさんの名演奏も健在で、
今日も素晴らしい名演奏を聴けたので満足です。

独唱のソリスト四人もそれぞれよかったし、
合唱団もがんばりましたね。

私が以前に参加していた頃(二十年前)を振り返ってみれば、
メンバーは半分以上が新しい人です。なつかしい顔ぶれもいます。
昔から歌っているメンバーは、全曲暗譜で歌っていました。

最後のアーメンコーラスの最後の最後の終わる直前で、
一瞬ゲネラルパウゼ(全休止)があるのですが、
その間の瞬間「ブラボー!」の叫び! (@_@)
オケも合唱団も観客も、みんなが驚いたことでしょう。
ま、イイッカ(^_^;)
たしかにブラボーで、感動的な演奏でした(^0^)/








五十嵐瑠美子バレエとの共演(新潟市民吹奏楽団演奏)

2009年12月20日 | 演奏会(出演)
五十嵐瑠美子バレエとの共演 新潟市民吹奏楽団演奏

モダンダンス第34回定期公演
五十嵐瑠美子洋舞踏研究所
日時:平成21年12月20日(日)
時間:13:00(昼の部) 18:00(夜の部) の昼夜2回公演

新潟県民会館大ホール
曲目:ツァラツゥストラはこう語ったよりファンファーレ
    銀河鉄道999
    アクエリアス
    ムーンリバー
    ジングルベル
    恋人たちのクリスマス
    弱虫サンタ
    鐘が鳴ります
    アベマリア
    クリスマスメドレーほか

オーケストラピットに入っての演奏でした
なかなか体験できないオーケストラピットでの演奏印象は、すっごく狭いです。
最前列で、指揮者の目の前での演奏でした。
気になるバレエのステージをちらちら見ながらの演奏。
モダンバレエは、華やかで美しい。
ちっちゃな子供たちも、かわいく踊って、素敵なモダンバレエの舞台が繰り広げられました。
バレエは、踊る人の技術や音楽だけではなく、
衣装や小道具、工夫された照明から音響効果・・・
大勢の人たちの総力で出来上がる総合芸術だと思います。
感動のステージを楽しませていただきました。







尺八四重奏団「破竹」リサイタルin能楽堂

2009年12月14日 | 楽器
尺八四重奏団「破竹」リサイタルin能楽堂
2009年12月13日(日)13:30開演

曲目:
三木稔 ソネット1~5
破竹の時代劇メドレー
津軽海峡冬景色
ほか

尺八奏者の4人の男性は、どの方も素敵で芸達者です。
鯨岡さんを中心に、
みんなで音楽を楽しんでいる雰囲気がよく伝わってくる、いいメンバーです。
尺八本来の四重奏だけでなくだけではく、
クラシック(くるみ割り人形)
歌謡曲(夢芝居)や
演歌(津軽海峡冬景色)など、さまざまなジャンルで尺八アンサンブルの音色を楽しませていただきました。
わたしも、吹いてみようかな・・・音でるかな?







中村紘子 デビュー50周年記念ピアノリサイタル(新潟りゅーとぴあ)

2009年12月09日 | 楽器
中村紘子 デビュー50周年記念ピアノリサイタル
12月9日(水) 
午後7時開演  
新潟りゅーとぴあ・コンサートホール

曲目:
スカルラッティ:パストラーレとカプリッチョ
ベートーヴェン: ピアノソナタ第8番 「悲愴」、
シューマン: 「謝肉祭」、
フォーレ:カプリース1番
ラフマニノフ: 前奏曲2曲、 
ショパン:
  バラード第1番、 
  12の練習曲より
  「英雄」ポロネーズ
ほか


数々のコンクールで優勝し
NHK交響楽団との世界一周公演のソリストでデビューした中村紘子
日本のピアニストの代名詞となり
大御所の貫禄を感じさせる演奏会でした。

おいわどんは、ピアノのソロの演奏会にはあまり出掛けないのですが、
名曲がずらりとそろった今回の中村紘子リサイタルは格別です。

30年前ほどになるのですが、
初めて新潟県民会館の最前列で聴いて、
素晴らしい演奏に驚いたものでありました(@_@)

アンコールは、
まず演奏されたグルック:「精霊の踊り」が美しくうっとりして聞き惚れました。
その後 、ショパンのワルツが二曲
ほか全部で4曲のサービス。

ショパンのバラードや、練習曲は、完璧で盛り上がる演奏で
“私のお得意のショパンを聴いて下さい”
という感じです。

一番良いと感じた演奏は、普段あまり聴かないフォーレとラフマニノフ
耳に新鮮にすっと、入ってきました。

ベートーベンの悲愴は、好みの演奏でなかったので(^_^;)
超ダイナミックな演奏で、
フォルテはフォルテシモに、
ピアノはピアニシモと比較的大きな強弱をつけ、
早い部分はさらに早く、
遅い箇所はもっとゆっくりと演奏し、
さらにショパンのようにテンポが揺れる演奏で、
私の好みのベートーベン演奏ではない。

どうしても、仲道郁代の演奏した同じ曲と比べてしまう。
ベートーベン「悲愴」やショパンの「バラード」も、
どちらも中村紘子の演奏が激しくて豪快である。
驚くのは、ピアノを自由自在にあやつる体全体を使った弾き方である。
ホールいっぱいに広がる大音量は中村紘子でなければ出せない。

第二部は、
フォーレ、ラフマニノフ、ショパンとステージに出っぱなしで
一気に弾き続けられた。
マイクを持って話をすることもなく、
アンコールの曲の解説もなく、
華麗なテクニックの演奏だけで勝負する実力派で、
すごいパワーです。






プライムクラシック オーボエ=荒絵理子 ピアノ=遠藤直子

2009年12月08日 | 演奏会(鑑賞)
プライムクラシック オーボエ=荒絵理子 ピアノ=遠藤直子

オーボエ=荒絵理子(東京交響楽団)
ピアノ=遠藤直子

12月8日(火) 午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

テレマン: 12の幻想曲より
モーツァルト: オーボエ四重奏曲(ピアノ伴奏版)
サン=サーンス: オーボエソナタ
ブリテン:テンポラルバリエーション
ポンキエルリ:カプリッチョ
ほか

オーボエのソロのコンサートはなかなか珍しいので、
音色を十分に堪能しました。
最初の曲:テレマンの無伴奏幻想曲からオーボエの素敵な音色に引き込まれてしまい、
モーツァルトのオーボエ四重奏では、軽やかで美しい演奏にうっとりです。

後半の2曲は難曲で、
高度なテクニックを華やかに奏でてくれました。
オーボエの音がしばらく頭の中から離れません。

オーボエで奏でる独特の音色がホールに美しく響いて、心地良いです。

荒絵理子さんは、
東京交響楽団に所属ですので、
たびたび新潟でも演奏してくれることでしょう。
今後の活躍が楽しみです。









三枝成彰 「レクイエム」 演奏会(広上淳一指揮)~震災から立ち上がる文化の祭典~  

2009年12月06日 | 演奏会(鑑賞)
三枝成彰 「レクイエム」 演奏会 
~震災から立ち上がる文化の祭典~  
広上淳一指揮、群馬交響楽団
長岡フェニックス合唱団
12月6日(日) 午後2時開演  
長岡市立劇場大ホール 

三枝成彰:
レクイエム
カンタータ 「天涯」 より

5年前の中越地震の復興のために結成された今回の演奏会
京都交響楽団の指揮者:広上淳一氏の指揮ぶりがすばらしい
作曲家の三枝成彰もステージに登場し、トークをしていただき
満席の会場は、盛り上がりました。

ソプラノの中丸三千絵は、久しぶりに生の演奏を聴いた。
相変わらずの美しい声にうっとりです。
夫であった、フォーククルセダーズの加藤和彦氏の自殺死のことを想ってか・・・
ときおり、
焦点の合わない会場の一点を見つめて、
悲しい涙目で死者の魂を歌い、
出番を待っている時も、悲しさが伝わってきて
ときどき鼻をつまんでは、
涙を誘う何か迫ってくるものがあったと思います。
そんな加藤和彦氏の死のことを想うと、
三枝成彰の死者のためのレクイエムが悲しく重々しく響いてきます。

一変して、カンタータ 「天涯」では
ボーイソプラノの長岡高校の2年生橘つばささんが
明るく名声で美しい歌を披露してくれました。
会場は、感動で拍手喝采です。








鼓童 「鼓童十二月公演」 新潟県民会館

2009年12月06日 | 演奏会(鑑賞)
鼓童
12月5日(土)17:30
新潟県民会館 大ホール


「鼓童十二月公演」は、
鼓童が一年の旅で得たものをそれぞれが持ち寄り、
創り上げる舞台。
魂を込めて打ち込んでいく太鼓から生み出される、
極上のを体験できました。

ロサンゼルス、シカゴ、ロンドン、パリ、ローマでの公演をし
数々の舞台で世界が喝采を贈った太鼓打ちたちが、
パワーアップして素晴らしい舞台を披露してくれました。

「モノクローム」・・・7丁の締太鼓と3台の宮太鼓何回聴いても名演の曲です。
「大太鼓」・・・鼓童の名物
そのあとに続く「屋台囃子」がさらに盛り上がって、鼓童の演奏は手に汗握る瞬間の連続で最高です。