おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

新潟交響楽団 第92回定期演奏会 ピアノ=イリーナ・メジューエワ チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番

2013年06月23日 | 演奏会(鑑賞)

新潟交響楽団 第92回定期演奏会 
ピアノ=イリーナ・メジューエワ 
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番

  
指揮=諸遊耕史、 
ピアノ=イリーナ・メジューエワ
 6月23日(日) 
 午後2時開演  
 新潟県民会館

 シューマン: 「マンフレッド」序曲
 チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番
 シベリウス: 交響曲第1番

イリーナ・メジューエワさんが登場する演奏会は、新潟県民会館がほぼ満席です。

新潟交響楽団は、シューマン: 「マンフレッド」序曲、そしてシベリウス: 交響曲第1番も素晴らしい演奏でしたが、
今回の目玉は、なんといってもチャイコフスキー:ピアノ協奏曲。
メジューエワさんのピアノ演奏には、感動です。

真っ赤なドレスに身を包んだ、細いきゃしゃな体で、見た目では弱々しそうな雰囲気から、
想像できないほどのダイナミックで力強い演奏でした。
この曲は、男性の演奏者でも難曲でたいへんだと思うのに、
メジューエワさんの演奏は、エネルギーが飛び散って素晴らしかったです。

鳴りやまない拍手にこたえて、
メジューエワさんのアンコールがあり、バッハでした。これがまた素晴らしい!
ゴルドベルク変奏曲のCDが発売されているが(買ってないが・・・)
彼女のバッハも、いいですねぇ!
終演後のCD売り場、そしてサイン会場では、多くのファンで長い列ができていました。








上野由恵(フルート) 1コインコンサート&プライムクラシック : りゅーとぴあコンサートホール

2013年06月21日 | フルート

上野由恵(フルート)1コインコンサート&プライムクラシック:りゅーとぴあコンサートホール

6月21日(金) 
今日は、両方のコンサートを鑑賞しました。

1コインコンサート(第65回)    
 フルート=上野由恵、ピアノ=石橋尚子
 午前11時30分~12時30分
 りゅーとぴあ・コンサートホール



プライムクラシック1500(第13回)    
 フルート=上野由恵、ピアノ=石橋尚子 
 午後7時~9時
 りゅーとぴあ・コンサートホール


曲目(本日のメニュー)
 エルガー:愛の挨拶
 ビゼー:アルルの女よりメヌエット
 フォーレ:シシリエンヌ
 リムスキーコルサコフ:熊蜂の飛行
 成田為三:浜辺の歌
 ジュナン:ベニスの謝肉祭
 バッハ: 無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013
 プーランク: フルートソナタ、
 ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲、
 細川俊夫:線1
 ボルヌ:カルメンファンタジー
 ほか

 アンコール:
  ダニーボーイ
  この道
  アメイジンググレイス

曲の合間にお話をしてくださった上野さんのトークから、ほんわかしたやさしや音楽に対する楽しみが伝わってきます。
プログラムは、さまざまなジャンルにわたり、盛りだくさんなメニューで
「トライアスロンを駆け抜けきったような感覚」まさしくそんな感じのコンサートでした。

どれもが素晴らしい感動の演奏でした。
上野さんのゴールドフルートから奏でられる音色は、きらびやかで美しい!

 “プーランクのソナタ”は、フランス音楽の感覚がデリケートに表現され
 “熊蜂の飛行”では、循環呼吸の技術に圧倒され
 “ベニスの謝肉祭”超絶技巧のオンパレードで圧巻
 “細川俊夫:線1”では、現代奏法のさまざまな技法に驚きの連続です。
 アンコールの“アメイジンググレイス”や“日本のメロディ”などのゆったりとした曲では、低音から高音まで響き渡る美しいフルートの音色に癒されました。

そして、さらに特筆すべきは、
石橋尚子さんのピアノ伴奏です。
自由に気分良く演奏する上野さんのフルートをサポートし、控えめな伴奏は絶妙な気品がありました。









新潟室内合奏団第65回演奏会 

2013年06月09日 | 演奏会(出演)

新潟室内合奏団第65回演奏会   

 指揮:高山健児
 ファゴット独奏:ハイドルン・ヴィルト(スイス:ケルン交響楽団ファゴット首席)
 チェンバロ(ヴィヴァルディ):丸山洋子

6月8日(土) 午後6時45分開演  
新潟市音楽文化会館

 ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ロ短調 RV484
 シューベルト :交響曲第8番 「未完成」
 ヴェルディ  :ファゴットと管弦楽のためのカプリッチョ
 シベリウス  :交響曲第3番

スイスのケルン交響楽団から、ファゴット奏者を迎えて、今回の新潟室内合奏団の演奏会は国際的!
通訳は、羽柴累(ビオラ)さんです。

シューベルトの未完成では、あこがれの1stを吹きました。
最大限の緊張と感動でぐったりと疲れました。大満足です。

シベリウスの3番は、生演奏ではめったに聴けないめずらしい曲です。
私は2ndフルートで、1stの福田聡子さんとうまくアンサンブルができました。
練習を重ねるにつれ、だんだんと仕上がって練習すればするほど、
シベリウス節の構成がわかってきて、いい曲だと思います。

打ち上げでは、ファゴットのハイドルン・ヴィルトさんを囲んで、楽しく盛り上がりました。

この写真は(打ち上げ会場にて)
前列左から、
 ビオラ:羽柴累
 ソリスト(ファゴット):ハイルドン・ヴェルト
 フルート:福田聡子
そして上列左から
 フルート:おいわどん
 オーボエ;鈴木かおり
 指揮:高山健児