おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 (新潟りゅーとぴあ) 

2008年09月20日 | 演奏会(鑑賞)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会      
指揮=リッカルド・ムーティ
9月20日(土) 
開演:午後4時
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール
S席 34,000円 (@_@)

ハイドン: 交響曲第67番、
シューベルト: 交響曲第8番 「グレイト」


ハイドンは、単調で気持ちいい曲だったので、つい眠気が・・・
しかし、長くて飽きると思っていたシューベルト「グレート」では、
曲が始まると同時にムーティの素敵な指揮に引き込まれて、
長い曲に感じられなかった。

ムーティの指揮は、かっこいい!
ムーティは、ときどき、指揮棒の動きが止まり
団員にまかせるが、音楽はそのまま流れている。
ムーティの立ち振る舞いすべてがかっこいい!

ダイナミックにキメるべきポイントは、かっこよく!
メロディックな歌うフレーズは、やさしくなめらかで、
これがまたかっこいい!
ムーティ素敵!
とにかく、全部かっこいい!

アンコールは、シューベルト「ロザムンデ間奏曲」で、
弦に重なるフルートの音色が美しい。

フルート首席は、ウォルフガング・シュルツ氏
コンサートマスターはライナー・キュッヒルさん。
豪華メンバーの出演で、贅沢で大満足なウィーンフィルでした。


プラハ室内歌劇場公演 モーツァルト 「魔笛」

2008年09月14日 | 演奏会(鑑賞)
プラハ室内歌劇場公演 モーツァルト 「魔笛」
9月13日(土) 午後7時開演  
長岡市立劇場


一昨年の新潟県民会館と同じ演出
舞台設備も小道具もほとんど同じ
配役が少し代わったが、何回見ても、感動の出来である。

パミーナが、もの悲しい雰囲気をよく出して、
繊細で美しい演技をしてくれた。
パパゲーノは、道化技が上手く、役柄に合っていたし、
パパケーナもかわいいしぐさ(^O^)
夜の女王は、迫力がもっとほしかったかな?
女王の気迫が弱かったです。

最初に大蛇が出てこないのは、
前回の演出と同じだが・・・やはり物足りない。
三人の侍女と三人の少年を同じ役で演出する工夫はなかなか良いが、
三人の少年が侍女のイメージが残り、
新たな登場人物の三人の少年に見えないのが残念(^_^;)

パパゲーノの吹く笛(ソラシドレ!)が、
テンポに乗り切れていない。
少しタイミングが遅れて吹かれるので、残念だったなぁ・・・。

聴かせどころの神殿での試練の場のフルートソロは、
軽くあっさりとした表現で演奏し、
スタッカートが美しく、うっとり聞き惚れました。

カーテンコールは、ブラボーの嵐
多くのスタンディングオベ-ションで
長岡市立劇場は盛り上がりました(^O^)






第4回新潟古楽フェスティバル

2008年09月06日 | 演奏会(鑑賞)
第4回新潟古楽フェスティバル
9月6日(土)
第1部: 午後1時開演、 第2部: 午後4時20分開演  
りゅーとぴあ・スタジオA

第1部を聴きに行きました。
フォリアの饗宴
レクチャーコンサート 「クラヴィコード徹底解剖」
ブランデンブルク協奏曲第6番

フォリアの饗宴はおもしろかった。
バッハ、クープラン、コレッリ・・・
フォリアのメロディを使って多くの変奏曲が作られている。
これらをまとめて紹介するこのコーナーは、
たいへん興味深いものがあり、企画がすばらしかったです。

クラヴィコードの徹底解剖では、
楽器の構造やしくみがよく理解でき、
新たな発見がありました。

バロックやルネッサンス時代の音楽を研究している新潟古楽フェスティバルは、
新潟の音楽界にとっては、貴重な活動であり、
今後も発展していただきたい演奏会であると思います。
運営に携わっている関係者の熱意が伝わって、
すばらしいフェスティバルです。

私個人的には、
8月は、事情があって、
音楽からちょと遠ざかっていましたが、
再び音楽三昧に復活ですぞ (~_~)