おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

プラハ交響楽団 (新潟公演)

2008年01月23日 | 演奏会(鑑賞)

プラハ交響楽団 (新潟公演) 
スメタナ:モルダウより
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲1番
ドボルザーク:交響曲9番「新世界」
 
ピアノ=中村紘子
1月23日(水) 19:00開演
りゅーとぴあ・コンサートホール

昨日の長岡公演に続き、
今日は、新潟市りゅーとぴあコンサートホール
プラハ交響楽団のオケは、りゅーとぴあに美しく響くきました。
昨日の同じオケとは思えない、全然違う印象です。

ドボルザーク9番「新世界」では、
フルート首席は、昨日の女性に代わり、男性の首席でした。
演奏に余裕を感じさせる透き通るような甘い音色だ。

コンサートマスターも昨日は女性であったが、
今日の男性は、動きが豊かなの演奏スタイルで常にリードしている。
第二楽章イングリッシュホルンの家路のメロディが哀愁の雰囲気で泣ける。
なかなか上手いじゃん!
ホルンのソロが素晴らしい 。思いっきりが良くて、鳴っているし、
さらに第四楽章の金管楽器郡の盛り上がりが爽快で気持ちいい 。

昨年11月に同じホールで演奏した
チェコ・ブルノフィルハーモニーの「新世界」は満足しなかったが、
今日のプラハ交響楽団は、
細部にまで練りつくされた演奏で、迫力ある名演でした。

チャイコフスキーピアノ協奏曲は、中村紘子の演奏で、
華やかでダイナミック(^_^)貫禄充分です。
堂々と自分の演奏スタイルを持っていて、
テンポを揺らしながらも、きちっと音楽がまとまる技は、
演歌歌手の歌いまわしのコブシのように独自のスタイルで、
バッチリ決まっている。
力強い熱演は、ため息がでるほどの名演奏でした。

こんなに素晴らしい演奏の立役者は、イルジー・コウト(指揮)だと思う。
イルジー・コウトは、NHK交響楽団でも指揮をされて、
お馴染みの指揮ぶりそのままの雰囲気でした。
彼には、演奏者を盛り上げる、音楽的魅力があるようだ。

アンコールは、スラブ舞曲十五番
これが、またいい!
昨日の長岡での演奏会のモヤモヤは、
今日の新潟公演で満足し、スッキリしました。


プラハ交響楽団(長岡公演)

2008年01月22日 | 演奏会(鑑賞)
プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート    
指揮=船橋洋介
ヴァイオリン=千住真理子
1月22日(火) 
長岡市立劇場

長岡まで、新幹線で行きました。
指揮の舟橋洋介さんは、かっこいい!
新潟交響楽団での第9が、思い出されます。
指揮振りが美しい!
いい指揮をします。

そして、お目当ては、千住真理子さんのヴァイオリン
メンデルスゾーンのVnコンチェルト
この曲は、昨年に、奥村愛さんの独奏で、新潟室内合奏団で演奏しました。
やはり、いい曲ですね。

後半は、ドボルザークの8番
フルート首席奏者は、女性でした。
響きがあまりない会場のせいなのか・・・フルートの音色が硬いようでした。
モルダウの最初のフルートの掛け合いも、流れるような演奏でなかった。

アンコールが、ドボルザークスラブ舞曲より1番
明日の新潟公演は、9番「新世界」です。
響きのいい、りゅーとぴあコンサートホールに期待しよう。




「ケアハウス・だいろ」で神楽の舞い

2008年01月13日 | 篠笛
いわむろ老人ホーム
「ケアハウス・だいろ」で神楽の舞い
1月13日(日) 5:00

今日は、大忙し・・・
夕方から、
和納保存会で神楽を舞いを披露しました。
篠笛・太鼓・ホラ貝の伝統芸能の演奏です
おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえました。

今年こそ、笛の演奏の細かい装飾まで、完璧に覚えたい。
伝統芸能は、楽譜がないから、
耳で聴いて練習して覚えるしかないのだ。
篠笛の完璧演奏に挑戦するぞ!!





新潟ウインドオーケストラ第40回定期演奏会

2008年01月13日 | 演奏会(鑑賞)


新潟ウインドオーケストラ第40回定期演奏会
1月13日(日)(1:30pm)
会場:新潟県民会館大ホール
指揮:松井慶太
曲目:
レスピーギ/交響詩「ローマの祭」ほか

指揮の松井慶太は、
「のだめカンタービレ」の”のだめオーケストラ”の指揮・指導
千秋先輩の指揮演技を指導。
将来有望の若手指揮者といっていいでしょう。
かっこいい!

第2部を聴きましたが・・・・
新指揮者を迎えて、新鮮で華々しい演奏です。
ウインドのステージは、さすがにレベルが高い。



スーパークラシックジョイントリサイタル(フルート:市橋靖子ほか)

2008年01月13日 | 演奏会(鑑賞)
スーパークラシックジョイントリサイタル(フルート:市橋靖子ほか)
1月13日(日)(1:00pm)
会場:新潟市音楽文化会館

1.フルート:市橋靖子、
  チェンバロ:青柳佐和子、
  ヴァイオリン:太田玲奈/廣川抄子、
  ヴィオラ:庄司愛、
  チェロ:渋谷陽子、
  コントラバス:別森麗 
    ヴィヴァルディ/ピッコロ協奏曲 ハ長調
    モーツァルト/フルート四重奏曲第3番 ハ長調
2.トランペット:藤井裕子、ピアノ:竹川由紀乃
3.パーカッション/桝口玲子、ピアノ:磯田真弓、ヴォーカル:板倉良治
 
豪華で、多彩なメンバーです。
新潟で活躍している、市橋グループの大集合です。
第1部を聴きましたが・・・・美しい演奏でありました。
素晴らしい!!ピッコロ華やか!!!

トークもおもしろく、市橋さんらしくシナリオもない進行がおもしろい。
こんなジョイントコンサートは、楽しいですね。

ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 ニューイヤー・コンサート

2008年01月12日 | 演奏会(鑑賞)
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 
ニューイヤー・コンサート
1月11日(金) 午後7時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール
ヨハン・シュトラウス2世: ウィーン気質、皇帝円舞曲、美しく青きドナウ、ほか


ウイーンフィル・ニューイヤーコンサートの雰囲気です。
テレビで見る雰囲気が、そのままりゅーとぴあコンサートホールに、登場です。
華やかなウインナワルツは、いつ聴いても楽しい。
3階の隅々まで、ほぼ満席のりゅーとぴあが盛り上がりました。

”スタンディングオベーション”
最後はスタンディングオベーションで盛り上がりました。
こんな光景は久しぶりです。

最後の美しき青きドナウが、終わり、
当然にアンコールのラデッキー行進曲の演奏かな?
と思いきや、
「と~しのはじめの・・・」この曲名はなんだっけ?
「一月一日」?

さらに、それに続いてアンコールが
楽しい鍛冶屋の道具を使っての「鍛冶屋のポルカ」
激しいティンパニの「雷鳴と稲妻」

そして、待ちに待った「ラデツキー行進曲」でした。
これだけ盛り上げれば、
観客は、待ってましたとばかりに「ラデツキー行進曲」に大喝采です。
スタンディングがあちこちに・・・
一階席はみんな立ち上がって大拍手です(^o^)

楽しく、愉快に、華やかに・・・
日本語での曲の紹介や、演奏中に指揮者を巻き込んで、お笑いのコントなどや
かっこう、鳥の泣き声、駅員の笛や帽子
鉄砲の弾は何発も客席に飛んでくるし
紙ふぶきは飛んでくるし・・・・
ティンパニや、ドラムセットもいろんなばちや
トライアングル、グロッケン、シンバル・・・とにかく楽しい。
演奏しながらの楽団員による合唱もあり、
みんなニコニコしながらの演奏している。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートをさらに楽しく
趣向をこらした、多彩な演出で、
のんびりと、寝てなんかいられないよ(笑)
感動のコンサートでした。






coconデビューコンサート・新発田公演 

2008年01月08日 | 演奏会(鑑賞)
coconデビューコンサート・新発田公演 
新発田市生涯学習センター
1月8日(火)19:00開演

「鼓童」の同世代女性メンバー、
更なる表現の可能性を探求すべく新ユニット「cocon(ここん)」
しなやかで優しくて、かっこ良くて、
元気でおちゃめな彼女達

鼓童のメンバーですから、
迫力ある太鼓のばちさばきはもちろん一流です。
しかし、女性ならではの、ゆったりした歌や舞・・・
琴の演奏や鈴などいろいろ多彩な演奏
衣装は白で統一しているが、微妙に四人の衣装のデザインが違って素敵。

交代でマイクを持って、お話をされた感じでは、
それぞれ四人とも性格が違うようで、
個性がいろいろありで、楽しそうなユニットですなぁ(^o^)
彼女達の今後の活躍が楽しみです。どんどん活躍してほしいね。
新潟近郊で演奏会があったら、ぜひとも再び行ってみたい演奏会ですね。
みなさんに、推薦です。






宮川彬良とアンサンブル・ベガ  ニューイヤーコンサート2008 

2008年01月05日 | 演奏会(鑑賞)


「りゅーとぴあのニューイヤーコンサート」
宮川彬良とアンサンブルベガ 
 (弦楽四重奏に、コントラバス、クラリネット、ファゴット、ホルン、ピアノ)

1月5日(土) 午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

エルガー: 「威風堂々」、 
ドヴォルザーク: 「ユモレスク」
ルロイ・アンダーソン「プリンク・プランク・プランク」「ワルツィング・キャット」
ヴェルディ「ナブッコ」「リゴレット」
プッチーニのオペラ「テューランドット」より“誰も寝てはならない“
ほか

毎年この時期になると、楽しそうなニューイヤーコンサートが
りゅーとぴあ主催で開催されていたのですが、
実際にコンサートに足を運んだのは、初めてです。
新潟での開催は、もう4回目。
選曲もいいし、宮川さんの楽しいお話や、すばらしい演奏に感激です。

宮川彬良氏は、
新潟市の数々のミュージカルや能楽堂シェイクスピアシリーズではお馴染みの作曲家
アンサンブル・ベガの9人は、室内楽の編成だが、メンバーがすごい!
全国の主要なオーケストラの首席クラスが集合で、ハイレベルな演奏です。
上手い!
クラリネットが美しい。
消えるような弱音が涙を誘います。
ホルンが素晴らしい。
いい音色です。
スイスのアルペンホルンまで持ち込んで、演奏していただきました。

とにかく楽しい !
宮川彬良さんのクラシック音楽をわかりやすく解説した軽妙なお話が楽しい。

アンコールには、宮川作品のマツケンサンバⅡ やビートルズなどが演奏されて、大満足。
こんなに楽しい演奏会なら、来年もまた、絶対に見たい・・・聴きたいです。





笛と太鼓で新年の「歳旦祭」

2008年01月01日 | 篠笛

大晦日から元旦にかけて、
二年参りで篠笛演奏してきました。
雪がチラホラ・・・寒い寒い!
神社の中の暖房は、隅々までは行き届かないので、
部屋の隅での笛の演奏は手がしびれるよ。

和納八幡様神社で、
まず大晦日の「除夜祭」
夜11時から、
自治会長や町内の役員たちが神社に集まって、
笛や太鼓で1年間無事であったことを神に感謝し穀物を奉納し、
玉ぐしを奉奠し、参拝です。
神社の境内では、二年参りの参拝がにぎやかで、地元商工会が甘酒のサービスを振舞っていました。

新しい年が明けると、
再び笛と太鼓で新年の「歳旦祭」、
同じような儀式が午前1時頃まで続きます。
今年も、音楽を楽しみながら、楽しい1年でありますように。