おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

東京交響楽団第58回新潟定期演奏会 (りゅーとぴあ)

2010年03月22日 | 演奏会(鑑賞)
東京交響楽団第58回新潟定期演奏会     
指揮=秋山和慶、
バンドネオン=小松亮太
ソプラノ=安井陽子

3月21日(日) 
午後5時開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

ヴィラ=ローボス: ブラジル風バッハ第5番、 
ピアソラ: リベルタンゴ、バンドネオン協奏曲、
ゴリホフ:3つの歌
ヒナステラ: バレエ音楽 「エスタンシア」、 ほか

今回はユニークなプログラムで、
めったに聴く機会の無い南米音楽の名曲が勢ぞろいです。

東京交響楽団の演奏は、盛り上がって最高潮です。
フルート首席は、甲藤さちで、
高野氏は、フルート、ピッコロ、さらにアルトフルートと大活躍でした。

指揮の秋山和慶は完璧な指揮ぶりで団員も演奏しやすいことでしょう。
バンドネオンの第一人者小松亮太氏のピアソラ名演奏は当然ですが、
さらに特筆すべきは、
安井陽子さんのソプラノの歌唱がすばらしく印象に残っています。
ゴリホフ「3つの歌」での安井陽子さんのぞくぞくする歌声には感動でした。












東響ロビーコンサート ホルン四重奏 (りゅーとぴあ ロビー)

2010年03月22日 | 演奏会(鑑賞)
東響ロビーコンサート 
ホルン四重奏
3月21日(日)午後1:00から

出演/ホルン:
ジョナサン・ハミル
曽根敦子
阪本正彦
甲田幹雄

曲目/A.リード:「フランス組曲」より 
サウンドオブミュージックより
ほか

第58回新潟定期演奏会に先立ち、
恒例の東京交響楽団メンバーによるロビーコンサートが行われました。

珍しい編成の“ホルン四重奏”
ほんわかした音色に包まれて、心地よいです。
ジョナサン・ハミルの親しみのある日本語の解説がほほえましく、楽しい雰囲気でした。












映画「シャネル&ストラヴィンスキー」 新潟シネウインド

2010年03月20日 | 映画
「シャネル&ストラヴィンスキー」

新潟万代の「新潟シネ・ウインド映画館」は、
すばらしい映画(クラシック関係)の配給を次々と上映してくれてうれしいです。

クララシューマンとブラームスの愛の映画、「クララシューマンの愛の協奏曲」
とともに、クラシックファンにとっては、目の離せない映画です。

ロシア・バレエ団の革新的な《春の祭典》の初演は酷評にさらされる。
ストラヴィンスキーは打ちのめされるが、
観客の一人ココ・シャネルは、その独創性に注目する。

シャネルの香水の「シャネルの5番」のできるまでの描写や
シャネルとストラヴィンスキーの恋愛

ストラビンスキーの「春の祭典」の音楽やバレエの場面が楽しめました。
当時は、このような斬新な音楽を受け入れられなかったようで、
観客からのブーイングは、すごかったんでしょうね。












サントリーホール : ホールオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」

2010年03月14日 | 演奏会(鑑賞)
サントリーホール:ホールオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」

2010年 3月14日(日)16:00開演
管弦楽:東京交響楽団
合唱:サントリーホール オペラ・アカデミー
指揮&フォルテピアノ:ニコラ・ルイゾッティ
出演:
フィオルディリージ:セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)
ドラベッラ:ニーノ・スルグラーゼ(メゾ・ソプラノ)
グリエルモ:マルクス・ヴェルバ(バリトン)
フェルランド:フランチェスコ・デムーロ(テノール)
ほか

モーツァルト&ダ・ポンテ三部作 最後は、『コシ・ファン・トゥッテ』
2008年 「フィガロの結婚」
2009年 「ドンジョバンニ」
に続く、
サントリーホールのホール・オペラ
2010年 3部作最後の出し物は、「コシファントゥッテ」

昨年の「ドンジョバンニ」の配役と同じ顔ぶれもあり、
親しみがわいて楽しめました。

東京交響楽団の演奏は、すばらしい演奏です。
オーケストラは、ステージ上に陣取って、各パートがたいへんよく見えて、
コンサートミストレスの大谷康子さんのがんばりに、わくわくです。
フルート首席は、美しい音色の相澤政弘。
オーボエ首席は荒恵里子。

舞台セットの転換がおしゃれで、
サントリーホールがオペラ劇場に模様代わりしました。
合唱団の動きや小道具の使い方に創意工夫があり、
ドタバタの浮気劇をユーモアたっぷりの演出で楽しめました。









ウィーン放送交響楽団  りゅーとぴあ・コンサートホール

2010年03月02日 | 演奏会(鑑賞)
ウィーン放送交響楽団      
指揮=ベルトラン・ドゥ・ビリー
3月2日(火) 
午後6時30分開演  
りゅーとぴあ・コンサートホール

ベートーヴェン・プログラム
「エグモント」 序曲
交響曲第6番「田園,
交響曲第5番「運命」

アンコール
モーツアルト:「魔笛」より序曲
ヨハンシュトラウス:ピチカートポルカ

「田園」では、鳥やかっこうの鳴く木管の名場面が、
フォルテからピアニシモに突然に変化し、独特の雰囲気をかもしだし、
個性ある美しい田園でした。
「運命」では、一変して、ダイナミックな目立つティンパニにささえられて、
団員も盛り上がって演奏し、最高潮でブラボーな演奏でした。

フルート首席は、テクニック上手い!!
クラリネットの弱音が、美しい音色でしびれる。