京都の南西、西山連峰のふもと粟生の里は、法然上人が初めて『お念仏』の教えを説かれたところです。それから800年、光明寺は西山浄土宗総本山報国山光明寺として法然上人の教えを受け継いで来ております。
総門の前に立つ『浄土門根元地』という石標はそのことを表しております。
12月7日に参りましたもので、紅葉も9割近くが落葉いたしておりました。
法然上人像と御影堂
現在の建物は、1753年に再建されたもので、このお山の中心になるお堂です。
ご本尊は法然上人自作の『張り子の御影』です。これは法然上人が75歳の時『建永の法難』と呼ばれる弾圧により
四国へ流罪になったとき、弟子の願いに応えて、大切にしていた母君からの手紙を張り合わせて自らの姿を像に作り、
形見として与えたものです。
御影堂から釈迦堂への渡り廊下
釈迦堂前の勅使門
釈迦堂と信楽庭(しんぎょうてい)は季節ごとの特別拝観以外は拝観出来ません。
紅葉の参道 総門から薬医門をへて玄関に向かうゆるやかな坂道の参道です。
薬医門
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます