Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ヴァヴェルのドラゴン (クラクフ)

2012-04-03 22:31:13 | ポーランド
今日は朝から、夕方からものすごい風と雨が・・と大騒ぎ。
で、お仕事もほっぽり出してとっとと帰ってきたkおばちゃん。確かにまだか風がゴーゴー吹いています。
kおばちゃんのボロ屋は飛ばされてしまうかも知れません。季節外れの台風といったところでそうけど・・庭ではここぞとばかりにカエルの大合唱なんですけど・・

平和というかなんというか・・
帰ってきたときにも大きな殿様カエルが玄関のまん前でお出迎え・・してくれなくてもいいのよ・・

台風のように目がないのでしょうか?通過・・という感じではないのでしょうね。

○8月6日(土)

ヴァヴェルWawelのお城の見学を一休みして、甘いものを頂いて元気の出てきたkおばちゃん。
もう一つ・・気になるところがあるのよね・・

あ。そういえば、それとは別に気になるものを発見フェルメールです。


よく目にするフェルメールの作風とはちょっと一味違うような気もします。
だからでしょうか。現在ではフェルメールの作品リストから除かれている・・なんて話も聞きますが、《聖プラクセデス》という初期の作品とされるもののポスターです。

何でこんなとこに?と思ったらどうも、この作品を発掘というか発見したのはIRSA美術史研究所という団体で、その本拠地は現在ここクラクフにあるようです。

で、kおばちゃんのもう一つの目的はこれじゃなくって・・こっちです。


こちらは予約は必要ないようです。それはDragon’s Den竜の洞窟とでもいうのでしょうか。
この地に伝わる伝承に関係する展示?です。

その昔、ここクラクフの ヴァヴェルには竜が住み着いていたとか。この竜は大変悪い竜で毎日人々をを殺し、その家を略奪し、彼らの家畜を食べてしまっていた。特に若い女性が大好きで、王の娘ワンダを除いて犠牲になってしまった。
王様は困り果て、この竜を退治した勇者と娘を結婚させる・・というおふれをだしたところ、靴屋の見習いSkubaが、知恵をしぼり硫黄を詰めた子羊を洞窟のそばに置き、竜にだべさせたとこと・・喉の渇きからヴィスワ川の水を飲んだのだが・・最後には硫黄が爆発して死んでしまった。
この功績によりSkubaはワンダと結婚して末永く幸せに暮らしましたとさ・・という物語のようです。

で、その竜が住み着いていたのがこの洞窟・・といわれている。
この物語は、比喩的な部分もあるけれど・・それに見合うような歴史もあるようです。

ま、kおばちゃんは『昔々の物語』のほうがよいですけどね。

この建物の中にはいって・・階段を下りてゆきます。


下に降りてゆくとこんな孔が空いています。


どこかの隙間からドラゴンが今にも出てきそうですね。


広さはこんな感じです。


あそこが出口のようですね。


外に出ると・・そこはヴィスワ川の畔。そして、そこにはおりましたよ。ドラゴンが!


ブロンズにクロームめっきされたこのドラゴン君は1972年からここにいるそうです。

子どもたち大人気!そして・このドラゴンは・・天然ガスによって・・


たまに火を噴きます!!


子どもたちはびっくり!です。

そうそう、この洞窟、逆流できないように出口にお兄さんが・・座ってますけどね。


さて、川の所まで着ましたから・・あっちに行って見ましょうかね。


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