Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

復活!!俄か遍路(徳島)

2009-06-16 18:05:29 | 日本
今日は・・ちょっと涼しい?
ここのところ毎週通販でお洋服を買ってしまったkおばちゃん。
だって、kおばちゃんにも入るサイズがあるんだもん。店頭に買いに行くとこうは行かない。

先日、お仲間のお父上がお亡くなりなった。
長い間介護に通っていた彼女。ここ一年ばかりはお父上の意識そのものがはっきりしなかったのだが・・覚悟できていたとはいえ、やっぱりこたえた・・と言っていた。

命の最後の最後の炎を燃やしきっての御最後だったようだ。
ただ興味深い話をきいた。
彼女のお父上は一切の延命処置を拒否していたのだが(高齢でもあるので)、結局最後の瞬間はだれも気がつかなかったとか。
巡回に周ってきたヘルパーさんが発見するまでの30分足らずの間に旅だってしまったのだが・・病院でおなくなりになったにもかかわらず、それだと死亡時刻が認定できないそうだ。

で、近親者に連絡があり『延命拒否の申し出があるのだが、それでかまわないか?』という確認をしてきたそうである。そこで、『はい、何もしないで(蘇生措置)ください。』と言った瞬間が死亡認定時刻になったそうである。

彼女のお父上は高名な医療従事者。意識のあるときから『もういいよ。十分生きたんだから。』と口癖のように言っておられたとか。
そういう意思表示が生前にキチントなされていたのと、親族の間でも事前に確認されていた事。そして、お父上が高齢であったこと・・がすんなりと延命拒否に繋がったんだろうな・・と思うkおばちゃんです。

もし、そんな状況に自分が遭遇したら、きちんと本人の意志どおりに行動できるだろうか??・・どうして言いいかわからないだろうな・・と思ったkおばちゃんです。

kおばちゃんも彼女のおうちに遊びに行ったときにお会いしたことがあるだけに心からのご冥福をお祈りしたいと思います。

さあ、その準備ではありませんが・・

○11月1日(土)

無事電車にて府中(こう)の駅に着いたkおばちゃん。
さあ、第一の目的地までもう一歩です。

既にお分かりかもしれませんが・・kおばちゃんの『俄か遍路の旅』のスターとです。
まあ、信心深くないので・・申し訳ないけど御朱印帳スタンプラリーというのが実態かもしれません。

目指す先は徒歩20分はかからないかな?
道しるべもついています。

道しるべどおりに歩いていたら・・・あらこれかしら?
それにしては・・という建物発見!!

やっぱり近すぎました。これは違いました『大御和神社(おおみわじんじゃ)』という阿波國総社ともいわれた神社だそうです。
とりあえず・・境内を失礼いたします・・と通り抜けたkおばちゃんです。

そしてその脇の道を進むと・・ありました!山門です。それが冒頭の画像です。

ここは第16番札書の『光耀山 観音寺』です。

入って見ましょう

おお、やはりお遍路さんが沢山おります。
kおばちゃんと違って皆さん信心深いから、ちゃんとお遍路装束を着てらっしゃいますね。

kおばちゃんも御朱印帳をお預けして、一応お参りを・・
このお寺は天平十三年(741年)に寺は創建され、聖武天皇勅願の道場であったとか。
中世のころは荒廃し、万治二年(1659年)に僧宥応が再興とか。

さあてそろそろおいとましましょうかね。

それにしても立派な山門ですね。

そうそう、ここにちゃんと『光耀山』の文字もくっきりとしてます。

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2 コメント

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こつこつ (torachan0303)
2009-06-17 09:09:32
回ってますね。もう仕事を終えたお年ならば、それだけずっと回るなんてことも可能でしょうが、ちょっとした機会を利用して、足を伸ばしていらっしゃいますね。感心します(こつこつがない私には)。最後まで朱印帳が埋まるのを私も楽しみにしてます。

人生の最後って難しいですよね。当人がそのように望んでも、いざという時になると、いろんな口が挟まったりで、なかなかそのように実行するのが難しいというか。それに、当事者もともかく残されたものの気持ちもありますしねー。

当人がどうしてほしいか、と残されたものはどうしたいのか・・・ということをどう一致させるかなのかなーと思ってます。

そんなことを思うせいか、Kおばちゃんのお友達は、とても信頼しあう良い家族だったんだろうなーと。妙に感慨深い思いに浸ってしまいました。
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こつこつというか・・ (kおばちゃん)
2009-06-22 10:25:15
ちまちまですね。(笑)
がーーーと周ったほうが効率で的であるとは思うのですが、何もしないよりは・・と気休め的ですね。

人間の最後の迎え方は色々ですね。
本質的には、とにかく後に残されたものの気の持ちようではあると思います。
彼女のお父上は、10年近く前にご自分の今後の身の降り方や、財産のことも含めて一切合財を兄弟をあつめて説明して皆納得していたということです。

生死を扱ってきたお仕事だったからかもしれませんが執着はなかったみたいですね。
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