Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

下山は徒歩で(ベルゲン)

2008-11-12 19:19:21 | ノルウェー
今日も・・もう書くのは辞めましょう。寒いというのは・・

ここのところ風呂に入るのが唯一の楽しみになってしまった。寒い日はお風呂が一番。
そういえば、ここのところよく報道されている『振り込み詐欺』の件、何故皆が『振り込んでしまうのか・・』と色んな人が言ってますけど・・kおばちゃんはあの事件を聞いていると、なんとなく日本人の精神構造がわかるような気がする。

つまり、あの心理は『チェーンメール』と同じじゃない事言うこと。
根底には私はだまされいない・・っていうのもあるんだけど、『だまされたとしてもとりあえず助けて上げなきゃ』ていう意識の方が強いような気がしますです。
つまり一言で言えば『人がいい』ですよね。そして、その選択肢を握っているのが自分・・ということ。『選択肢を握っている』と思い混んでる事が肝心。
『振り込む、振り込まないは自分で決めなきゃいけない→つまり、相手に迷惑をかけるのは自分が振り込まない所為』という思考になっちゃうんじゃないでしょうかね。
選択肢は欲しいのに、自分じゃ決められない日本人の典型的弱点をついた詐欺のような気がします。

逆に『選択肢がない』とこで失敗したのが、年金からの保険料の天引き。誰も彼もが選択の余地なく『引かれる』と言う行為が嫌われた原因だと思いますよ。
理屈じゃ『払わなきゃいけない』ことが判っていても、強制されるのが嫌な民族なのよね。

変な話、飛行機の中の飲み物サービスで『何がありますか?』と聞くのは殆ど日本人だと聞いている。外国人は『○×をください』と最初から頼んできて、『それはありません』と言われると『じゃ△□』というように自分で欲しい物が最初からわかって頼んでくるとか・・
日本人だって欲しい物はわかっていても、一応聞いて見て考えて見て・・と言う過程を大切に思うんでしょうね。即決方のkおばちゃんにはついてゆけませんけど・・

話がそれたけど、『振り込め詐欺』は、選択肢がないとパニックに陥る日本人心理をたくみに使った詐欺かな・・なんて思っています。

○7月4日(木)

折角上ったフロイエン山だけど・・上ったものは降りなきゃ行けない・・ということで、ここで食事をしないことに決めたのでさっさと降りる事にしたkおばちゃんなのですが・・なんと帰りというか下山は『徒歩』で降りようと思っていたのです。
だから、『暗くならないうち』つまり日没しないうちに下山したかったので、山頂での日没は見物しない事に最初から決めてました。

北欧といえば『自然豊かな』っていうイメージでしょ?だから、北欧にきたからには『山歩き』の真似事をして見たかったんです。町歩きばっかりだからね。だから、ケーブルカーの切符は片道しか買わなかったんです。(往復と料金は対して変わらないと思いますよ)

ということで徒歩で下山と思ったのはいいのですが・・・道がはっきり分かっていなかったんです。

だから通常30分で下山できたとしてもその倍は時間(明るい時間)を見て置かないと危ない・・ということで早目の下山にしました。
とりあえず、下山の初めはさっきのおみやげ物屋さんの先に『CITY→』という看板が見えた・・とおもいます。もう、忘れかけてる。

下山の道はきちんと整備されていて、散歩道としては最高でした。さすがにこの時間『上ってくる』人には会わなかった・・と思います。
ただ、ワンコのお散歩中のお嬢さんが歩いてました。まあ、9時近いといってもこの『明るさ』ですからね。
それに、もう一人変なおっさんにあいました。どう変か・・というと微妙なんですが・・植え込みの間からにゅーーと合われたんです。近道して来たのかな・・とも思いますが、雰囲気としては『トレーニング中』という感じではありました。

まだ町並みは下の方ですね

道の感じはこんな風です、途中にベンチが置いてあったりもします。

時々視界が開けて眼下に町

日本の山に比べたら水分が少ないような気がします。途中で見かけたのはこんなちょろちょろと流れる水だけ。
日本だとけっこう水が『ザーザー』流れているのを見かけるような気がするんですけどね。

町並みもかなり近くなってきこの分なら迷わずに下山できそうです。

でも、途中で非常に悩んだ場所が・・・たぶんここだったと思うのですが、この左側の道を降りてきて、曲がって右の道にゆく・・・だけなら良いんですが、右の道がずーーと手前に繋がっていて・・・つまり左の道を降りてきて曲がると左右両方に道が開けているんです。

そしてこれがその右の道 おまけに看板が左右とも『CITY CENTER』となってるんですよね。

つまり、どっちに行っても下山できるんでしょうけど・・とりあえずkおばちゃんは向って左の道を選択した・・・と思います。(忘れてます)
どう違うのかは判りませんが、とりあえず左方向の方が中心地に近いような気がしたんです。まあ綴れ折りになってるんでしょうから同じかも・・

途中に公園のようなちょっとした広場がありこんな片が佇んでらっしゃいました。

彼はOle Irgensさん(1829年4月6日~1906年4月14日)と仰る方の様で、ベルゲンでは有名な政治家さんだったようです。18世紀の司教さんには同姓同名の方がいるようですが。

この方の他にもこんな方も・・・いらっしゃいました。

でも、ここまで見えてくればもう安心。

冒頭の画像のように、家の屋根がもう間近ですからね。

kおばちゃんのお宿の建物も見えます。どれかって?この緑のネットのかかってるところ・・だと思います。

ここまで来ると魚市場のあたりもはっきりと見えます。


明日の朝kおばちゃんの乗るお船のでるのはあの赤い屋根のところですね。

なんて歩いているうちに住宅街に入ってしまいました。

住宅街に入ってしまったら、もう『CITY CENTER』なんていう標識はもちろんありまっせん。だってもうそこなんですからね。
こんなに明るくてももういわゆる『夜』なんですよね。途中のお家のガレージでバーベキューというか、パーティーをしている若者グループを見かけました。
たぶん年のころは・・10代なんじゃないか・・と思うんですけど、ビールを結構飲んでいるようで・・かなり『酔っ払』っていご様子。海外、というかヨーロッパでは珍しい酔っ払いだなあ・・とも思ったのですが、そういえばノルウェーも物凄く酒税が高いんですよね。ビール小瓶で1000円とかです。物価が高いのもありますけど酒税が物凄く高く設定されているって聞きました。それは『アル中』が多いから。とオスロにいた友達がいっていたなあ・・と思い出しました。
しかも、ライセンスのある『リカーショップ』でしか購入できない。自動販売機なんてとんでもない・・ということですね。
悲しいかな『禁止されているもの』ほど、若いうちは欲しくなるのは世の常なのかしら・・なんて酔っ払いの若者を見ながら思ったkおばちゃんです。

そうそう、住宅街で見かけてとっても不思議に思ったものはこの『ポール』。

この辺りのお家は殆ど一戸建てなんですけど、このポールが見受けられました。
旗を掲げるのに使うにしても・・なんで??なんて思ったkおばちゃんです。もしかすると船員さんのお家?
お船がかえって来る時に(長の航海で)お家が判るように・・はたまた歓迎の意味で・・旗を掲げるのでしょうかね??なんて思ったkおばちゃんです。

さあ、もうちょっとで町中ですかね?

ここまで来ればもう何処だかわかりますね。

さあ、kおばちゃんのお腹はぺこぺこ・さてどうしましょうかね??

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フロイエン山に登る(ベルゲン) | トップ | 本日の夕食は・・(ベルゲン) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
景色を堪能 (torachan0303)
2008-11-15 15:48:57
歩いてなんて素晴らしい。時間や気持ちにゆとりがないと、歩くなんて思いつかないんじゃないかなと思います。せっかく来たから、にどとこないと思うと時間を短縮させようとしてしまうような。観光ツアーってそんな感じですよね。

振り込め詐欺に遭う精神構造の分析、面白かったです。確かに一理ありそうな、思い当たりそうな気がします。

それを読んでふと思いついたんですけど、

友人らからチェーンメールってもらったことあるんですけど、なんというか、そういうことをすることに対して何も考えてない、気楽に送っているような節が見受けられます(私は全部ぶった切ってしまいますが)。ご年配の方たちのような人の良さではないですねー。ってことは、これからの世代の方たちは、こういう詐欺に対してどういう反応が出てくるのか、ターゲットになった時にちょっと興味がわきました。

飛行機の中で、私何があるかも聞けない(恥ずかしいのと、面倒臭いのと、あまり口を開きたくない)ので、絶対にありそうなものしか頼みません(笑)。
返信する
ゆとり・・というか (kおばちゃん)
2008-11-17 19:21:33
折角来たんだから・・というとこまでは一緒なんですけど、2度とこられないかもしれなし、また来られてもそのときの『体力』は今より絶対に劣っているのはたしかなので『今』しかできないことを優先させました。
下りだけですしね・・本とはフィンランドでもトレッキングぐらいはしたかったんですけどね。

私もチェーンメールはぶった切る口です。
だって、おかしいと思いますよね。読んでみると。
まるで、ババ抜きのババのごとく次から次に回して行くって言う心理は私には理解できません。
最初っから人の言う事を疑っちゃう寂しい性格ですね。

今巷で心配されているのは、例の給付金詐欺・・っていってますね。あれもどうなんだか・・
返信する

コメントを投稿

ノルウェー」カテゴリの最新記事