Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

頑張れ日本!!!(ウイーン)

2011-09-24 21:46:55 | オーストリア
今日もお休みでよいお天気。お洗濯をして気持ちも爽やか・・
でも、家周りの掃き掃除をするとまだ寄ってくるのよね・・蚊が。
夕べもにたっぷりkおばちゃんの血をすって動きの鈍くなった蚊をバチン・・でも遅いのよね。刺されちゃってるんだから。

姉と話していて思わず反論したこと。
義捐金の配分が遅いとの話。ごもっともだとは思う。でも姉はそんなの一律に5万とか配ればよいじゃない・・と簡単におっしゃいますけどね、受け取りに来た人が本当に被災者かどうか、そして他で受け取っていないか・・どうやってチェックするの?
被災者同士で『あの人2重取りしてる』なんて揉め事になりかねない。

トラックの高速無料がその良い例だと思います。

kおばちゃんとしては義捐金そのものを使途不明の機関に預けた時点で、文句を言う資格がないと思うんですけど。
kおばちゃんとしては育英資金にあてられるような義捐金のあて先を災害発生当時に探したけど、まだ立ち上がってはいませんでした。

『誰かに権限を託す』のではなく、自分自身で選んで送らなきゃ『生きた』義捐金にならないと思ったのです。
皆で使ってくださいも良いけれどもね。行き先の自治体と姉妹都市関係のこちら側の市区町村がもっと生きたルートになるとよいと思った次第です。

受けるほうは『早く』と思うのもわかります。でも、皆さんからお預かりした義捐金を『無駄に』するようなことはして欲しくないと思うのも一理だと思うのです。
災害復旧からは長い道のりがかかると思います。だからこそ、生きたお金を使って欲しいと思いますがね。

4月に仕事関係で送金した義捐金の領収証がやっと9月になって発行された現実をみると、配分するほうの苦労も垣間見た気がしたので思わず反論してしまったkおばちゃんでした。

○5月1日(日)

さて、王宮博物館の展示を駆け足で見たkおばちゃん。さっきのお馬ちゃんの覗いていた場所がきになります・・

建物の外に出て・・王宮のもう一つの入り口を見ると・・あらこいのぼりが下がってたんだ!!と思い出しました。


こちらの入り口は民族学博物館Museum für Völkerkundeのものなんですが・・なにか日本の展示があるのかな?

そういえば、入り口で生け花の展示を準備していたのを思い出しました。きっと日本のイベントがあるに違いないと思って向かったkおばちゃんです。

思ったとおり、博物館の展示とは別に会場がしつらえられておりました。
入り口で、傍らの日本人男性に指導を受けながら、地元のお嬢さんがなれない日本語で『GOKIFUWO ONEGAISHIMASU』と声を掛けています。

そうなんです、東日本大震災に被災した日本を救うイベント『Benefizveranstaltung für Japan日本のためのチャリティーイベント』だったのです。

入場には寄付金をよせることが必衰条件です。博物館の入場チケットでは入れません。
何人間の観光客は『何で入れないの?』と入り口で問いかけていましたけどね。

kおばちゃんも心ばかりのご寄付をさせていただきました。救済のボランティアにも向かわずに遊び歩いているんです。当然ですよね・・
中に入ると


ほら、さっきのお馬ちゃんたちが覗いてますよ。なにをやるんだろうね?って言いながら・・


会場はまだぱらぱらと客席にお客さんが座ってらっしゃる程度。
でも、kおばちゃんはずーーと博物館を見学していたのでお草臥れです。早速席を確保!
そして良いものを発見!!日本食のスナックを売っています。
お腹もぺこぺこのkおばちゃんにはもってこい!早速はこちらのチラシ寿司をいただいました。


在留邦人の方の手作りのようです。美味しかった!

でもね、中途半端な量だったので・・もう少し何か頂きたくなりました。で頂いたのはこちら。


抹茶のスムージーと確か鮭だったと思うのですがのおにぎりです。
こちらはTeehaus Chanomaという、ウイーンのカフェの手作りです。
こちらのブッフェがこの会場に出店しており、それは大賑わい。しかもごらんのように日本人以外のお客さんが・・沢山。


オーダーしてから握る状態になってしまいましたが、(ストックがそこを付いた)みんな楽しそうに並んでいました。短気な日本人とは違います。

塩の塩梅も大変よく美味しいおにぎりでした。思わぬところで日本食に出会って島しました。
本当は今日のお昼は別の場所で・・と思っていたのですが、出会いが肝心です。

席に座って待っていると、いよいよ演奏の開始です。最初はお琴の演奏。


演奏の前に・・ちょっと身だしなみをチェック!

その後は尺八のソロです。


このころになると、会場は満員です。


ソロの演奏の後は二人で演奏。


このステージ前を横切るおチビちゃんたちは・・どうもこの尺八奏者さんの子どもたちのようでした。

演奏は無事終了!ここで思わず可笑しいな・・と思ったのは・・


それぞれの足元です。尺八奏者さんはステージの上でしっかり『靴』を履いています。
で筝曲奏者さんの方は・・草履をステージの下で脱いでいます。ステージ上は椅子に腰掛けての演奏ですが。
その昔、邦楽の曲でバイオリンなんかも入っている曲を演奏するお手伝いをした時に・・舞台上は毛氈が敷いてあるので靴を脱いであがって演奏してください・・と言われて違和感を覚えたのを思い出しました。

尺八奏者の方は・・靴を脱ぐことに違和感があったのかもしれませんね。

次のステージは茶の湯のお手前のデモンストレーションです。


大変美しいお手前でした。

ゆっくり全てのプログラムを見ていたけど・・時間がね・・観光客ですから。kおばちゃんは。


お名残惜しいですが・・さよならします。

そういば、このあとウイーン日本人学校の子供たちのパフォーマンス『YOSAKOIソーラン 』がるのですが、その関係でしょうか?保護者と思しき方たちも大勢いらっしゃいました。



この催し物はウィーン大学の東アジア研究所/日本研究所Ostasienstudien/Japanologie der Universität Wienの方たちのご尽力で実現されたようです。

そして、もちろんこの民族博物館の多大なる支援の下です。HPにもその活動結果は報告されています。

日本の為に本当にどうもありがとうございました。
いの一番に日本から逃げ出したといわれている国家ではあるけれど、日本のことを心配してくださる方が沢山いる現実を垣間見て胸が熱くなったkおばちゃんでした。
コメント
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