Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

オタクは日本を救う!?(フランクフルト)

2011-07-05 17:28:35 | ドイツ
今日も暑い!夕べは大風が吹いたせいもあって、朝は割りと過ごしやすかったのだけどね。
おかげで、お玄関でいま花盛りの青桐の花がご近所に散乱!いやーゴメンナサイです。

昼間はしっかり暑いしね。

永田町はまたなにやら騒いでいるけど、結局はk首相がなんにも決めないのがいけないんでしょうね。
原発再開の話にしたって、県知事はk首相に玉投げちゃったけど、決定力あるのかしらね?

『強いリーダーシップ』なんて言っていても、所詮は中味のない政治家、目立ちたいだけの政治家の集まりでしか(特に複数回当選者)ないのはわかっているはず。
その典型的なのが今回槍玉にあがったM本元大臣でしょうからね。『恫喝』政治家の集団でしかないのよね。野党根性が抜けない・・というか、他人を批判することしか知らない日本人を作り上げてきた政治集団なんだからしょうがないでしょうね。

それより、気になるのは、今回の被災地訪問にかかった費用ってまったくどぶに捨てたような門なのよね。それ返却してから大臣辞めてくれないかしらね。なんて思ったkおばちゃんです。

もう、日本には『俺が決めたんだ!文句があるか!』というような政治家は出てこないんでしょうかね。
まあ、政治の世界だけじゃないけどね。たらいまわしの文化の国なんですね。

○4月27日(水)

ばたばたと乗り込んだ日の丸さんのフランクフルト行き・・・キャンセル待ちのチケットだとれるはずです。ガラガラ!!半分も乗ってないんじゃないでしょうかね?
kおばちゃんも、最前列のシートを確保できるくらいでしたから。

で、当然ながら『ドイツ人』の影もかたちもありません。
そうなんですよね。震災の影響というか、原発のせいで、皆ドイツ人はとっくの昔に日本から逃げ出してます。
少なくとも、東京からは逃げ出していました。

ドイツ大使館なんか、その機能を大阪の領事館に持って言ってしまったくらいですから。
なんせ、日本から運んでくる『空気』ですら原発に汚染されていると思ったのか、ルフトハンザなどは乗務員組合が日本乗り入れを拒否したといっていたくらいですからね。韓国までは行くけれど日本は行かないよ!とのことでした。横浜にあるドイツ学園も閉鎖されてしまいましたしね。

まあ、本国の選挙がらみで『反原発団体』の大々的キャンペーンのターゲットにされて、いささか誇大気味に報道されてはいたようですが、とにかく日本は『汚染国』というレッテルをばっちり張られていました。

だから、この時期にドイツに『帰る』ドイツ人はもういなかったんだと思います。で、フランクフルト線でキャンセル待ちがとれちゃったのよね・・と納得したkおばちゃんです。

お楽しみは機内食!で、この前パリ線で乗ったときは随分と改善されてるなと思ったのですが、またちょっと逆行かなと思ってしまいました。


だって、コストカットが目に見えてますからね。

kおばちゃんのお席は最前列というのはさっき書きましたけど、通常は幼児連れに優先されるエリアです。
で、通路を挟んだところに赤ちゃんを連れた日本人ご夫婦がいらっしゃいました。
長いフライトの間、kおばちゃんはこのボクをからかって時間つぶししてました。とっても愛想の良い子で、通路を脱走しようとしたりしてね。あと、仕切りのカーテンで一人イナイイナイバーをしていたりとね。
なんでも、ベルリンの日本レストランの老舗にお勤めだそうで、一時帰国だったようです。

映画をみたり・・でもちょっぴり休んだり・・しているうちに、見た事のある地図がでてきました。
それが冒頭の画像です。

あと、2時間で着陸というころに、朝食というか夕食と言うか・・何だかおやつのような・・とっても中途半端な食事が提供されました。


飛行機は定刻より少し早めに到着した記憶があります・・が忘れました。荷物を受け取る所もお客さんがすくないせいかガラガラですね。


入国審査を無事通過して、荷物をピックアップして税関でも声かけられず・・・・で、出口をでると・・ドイツ人の若者達が『ヨウコソ!』と言って大歓迎です。

え?kおばちゃんを大歓迎??違いますよね。彼らから聞こえきた言葉は『ニッポンコネクション』という言葉でした。
で、kおばちゃん思い当ることがありました。ここフランクフルトではニッポンコネクションNippon Connectionというフィルムフェスティバルを開催しているということです。

昔、友人がフランクフルトに住んでいたときにこの催し物の話を聞いていたのです。
確か日本の映画を紹介する催し物で、フランクフルトに大学生が自主的に始めたとか。所謂『日本オタク』な集まりであるとかないとか・・

で、今日4月27日が開催初日だったのですね。で、今年の優勝はkおばちゃんがこの冬おパリでポスターを見たArriettyだったようです。
そうなんですよね、たしか『アニメ系』がドイツの若者には受けていると聞きます。アニメオタクもいるんだそうで・・

いずれにしても震災後の原発事故でドイツから見放されてしまったような気がしていたkおばちゃんたちを心温かく迎えてくれた『ニッポンコネクション』のスタッフ面々でした。
あ、もちろんkおばちゃんが『私、ニッポンコネクションには関係ないのよ』と断りましたけどね。

スポンサーに日の丸さんが名前を連ねているので、この便で関係者が搭乗してきたようです。


とんだ勘違いでしたが、なんだか、ちょっぴり温かい心をもらったような気がしたkおばちゃんでした。
コメント
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