藤前干潟
今日の干潮時間10時52分 潮位 55cm
今日の満潮時間17時00分 潮位227cm
※昨日(月曜日)が休日だったため、今日の野鳥観察館は振替休館日です。
明日の水曜日から金曜日にかけて大潮を迎えるので、今日が最後の中潮の日です。
中潮は大潮の日に比べると最大干潮時間の潮位は低いですが、その分、引き始めも明け方の涼しい時間帯に行えるので、暑い夏の日にはおすすめです。
満潮時間が終わって、潮が引き始めるとソリハシシギやキアシシギが水際に飛来してきました。
ソリハシシギも数が増えてきて導流堤の干潟ではなく、左岸の干潟でもよく観察できるようになりました。
まだ干潟は姿を見せませんが、浅くなった川の上空をミサゴが魚を探して旋回しています。
アオアシシギの群れも干潟が出ないうちからきれいな声で鳴きながら飛来してきます。
葦が伸びて来て、堤防の上からでも葦の前ボケが入ってしまいます。
今日のアオアシシギは左岸だけで42羽を観察できました。
そして、飛来したアオアシシギの群れの横に、太く真っ直ぐな嘴、黄色い足の鳥・・・。
オオハシシギです。アオアシシギの群れと一緒に飛来したようです。
しばらくすると、オオハシシギはアオアシシギの群れと一緒に姿を見せ始めた干潟に移動していきます。
オオハシシギはまだ胸に赤褐色が残る夏羽の個体です。
オオハシシギは名四国道より上流で時々観察され、冬季には越冬個体も毎年観察されています。河口部に飛来することは稀です。
アオシシギと一緒に飛来したオオハシシギですが、餌を探す場所は多少違って、水際で餌を探すアオアシシギに比べ、オオハシシギは開けた場所にあまり出ず、葦原の陰におり、長く太いくちばしで干潟の泥をつついててゴカイを探していました。
一緒に飛来したアオアシシギの群れが引き始めた干潟に移動した後も、オオハシシギ1羽が干潟に残ってケリと一緒に餌を探していました。
だいぶ干潟が広がってくるとダイゼンの群れが飛来してきました。
鳥たちは干潟がさらに広がるこの後に飛来してくるはずですが、ここで護岸下の日陰も少なくなってきました。
蒸し暑くなってきました。今日は撤収します。
明日は干潮時間が今日よりも遅くなります。
明日は観察館の開館時間、9時頃からがおすすめです。
現在、今年の秋の野鳥写真展の展示作品の募集をしています。
その募集締め切りまで【あと5日】となりました(締切は8/18(日))。
(すでに応募いただいたみなさま、ありがとうございました。)
まだまだ、多くの作品の応募をお待ちしていますので、よろしくお願いします。
なお、今年の秋の写真展のテーマは「鳥のいる風景」。
※藤前干潟で撮影したものでなくても、国内で撮影したものであれば大丈夫です。
写真展の応募方法・写真展開催予定等はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。
明日の干潮時間11時31分 潮位 48cm
明日の満潮時間18時06分 潮位245cm
大手橋にもカワセミが飛来したのですね。
この時期はカワセミも繁殖が終わり、移動を始めているのかもしれません。
野鳥観察館周辺の庄内川河口などにもカワセミが頻繁に飛来することがあります。
また、何かお気づきのことがありましたら、お知らせください。
どこに連絡するかわからなくて ここに連絡させていただきます。
本日 大手橋海側の歩道を通行してるときに、海面を横切る青く光る小さいものが目に入りました
一瞬 ゴミを見間違えたのかと思ったのですが、テトラに止まった姿を見てビックリ。
カワセミです。
慌ててカメラを取りに帰宅し、一枚撮るまでいてくれと願いながら戻り撮影しました。
撮影画面を確認して 間違いなくカワセミと確認しました
もしかすると もうご存知かもしれませんが連絡させていただきます。