観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日からはじめるバードウォッチング!

2021-12-18 23:57:51 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日干潮時間11時27分 潮位105cm

今日の満潮時間17時06分 潮位216cm

 

今朝、港区には車や屋根にうっすら雪が積もっていました。

野鳥観察館の西に見える、多度山は白くなりました。鈴鹿山脈や伊吹山は雲で見えませんでしたが、真っ白になっていたと思われます。

そんな寒い日でしたが、今日は予定どおり、初心者向けの野鳥観察会「今日からはじめるバードウォッチング!」を開催しました。

年末に近く、さらに寒い冬に開催ということで、企画時は参加者が集まるか心配していたのですが、予想に反してとてもたくさんの方々に参加いただきました。

冬に藤前干潟に渡ってきて、初心者にも見やすいカモの紹介をした後、双眼鏡の使い方を確認して、寒かったですが、外へ野鳥観察に出かけました。

時折、雪が散らつきましたが、カモやカンムリカイツブリ、ミサゴ、クロツラヘラサギ2羽(小さかったですが)などを観察しました(寒くなった方は野鳥観察館に戻り、館内から野鳥観察をしていただくなどしました)。

観察を終え、館内に帰ってきてからは、今日見て一番気に入った野鳥を参加者の方から教えてもらいました。

オナガガモ、マガモ、ヒドリガモ、ミサゴ、カンムリカイツブリ、カワウなどが一番気に入った鳥にあがり、それぞれ気に入ったポイントも紹介してもらいました。みなさん、しっかり行動なども観察されていたことがわかって嬉しく思いました。

最後に、野鳥観察の今後の楽しみ方などを紹介して終了しました。

とても寒い日となりましたが、カモやミサゴなどを近くに観察してもらえ、喜んでいただけたので、開催して良かったと思いました。

遠くへ行かずとも思っている以上に野鳥は身近にいて野鳥観察をすることができます。

スズメやカラスもよくよく観察してみると、行動などがおもしろかったりします。

今後も生活の中で野鳥のことを気にかけてもらい、日々の生活の中に野鳥観察の楽しみを増やしていっていただければ良いなと思っています。

 

こちらは、干潟で羽繕いをしていたクロツラヘラサギ2羽↓。

開館直後には、野鳥観察館前の川でとても太いウナギを飲み込もうと悪戦苦闘しているカワウも観察できました。

 

明日の干潮時間12時00分 潮位104cm

明日の満潮時間17時36分 潮位218cm

コメント
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