観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

やっと、来ました!

2019-01-16 22:14:49 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時50分 潮位 97cm

今日の満潮時間13時09分 潮位172cm 

※今日(16日)は休館日です。 

 

ブログの更新に少し間が空いてしまいました・・・。

インフルエンザや風邪が流行っているようです。

みなさん、くれぐれもお気を付けください。

 

今冬のはじまりはとても暖かだったせいか、越冬する小鳥の飛来数が少ない傾向にあるようです。

稲永公園でもツグミやシロハラを見る機会が少なく、野鳥観察館前の水たまりにもちっとも小鳥たちが来ていないようでした。

例年であれば、今頃はツグミ、シロハラ、メジロなどが水たまりを頻繁に訪れるのを観察できていたので、少しさみしく感じていました。

が、14日(月・祝)の朝、やっとツグミとヒヨドリが水を飲みにやってくるのを確認できました。

ツグミ2羽とキジバト↓。雨がしばらく降っていなかったので、水を探していたのでしょうか。

水を飲むツグミ↓。

ヒヨドリ↓。

しかも、次々と来る、来る・・・。

ヒヨドリとツグミの群れが同時にやってきて、一時は12~13羽が水たまりに集り、とても賑やかでした。

これからも姿を見せに来てくれるでしょうか。

 

この他、稲永公園では、シロハラ、ウグイス、モズなどを観察できました。

 

13日(日)、14日(月・祝)は天気が良く、昼間はとても暖かで、稲永公園を歩いている人、バードウォッチングに訪れる人が多かったです。

野鳥観察館からは鈴鹿山脈がきれいに見えましたし、北の方には白山なども見えました。

野鳥観察館の前では、飛翔するオナガガモの群れや、

水面で休むキンクロハジロなどを観察できました。

 

来館者の方に人気なのは、何といってもミサゴ。

特に10日(木)~13日(日)は野鳥観察館の前で狩りをするミサゴを頻繁に観察できました。

上空でホバリングして狙いを定めるミサゴ↓。

そして、翼をやや畳みながら急降下。

足を前に突き出して川に飛び込みます。

何度も狩りに失敗するミサゴもいましたが、このミサゴは片足で魚を捕まえていました↓。

同時に3羽が狩りをしているときもあり、この時はあちこちでダイブの水しぶきが上がり、来館者の方から歓声も上がりました。

 

また、チュウヒも姿を見せました。山をバックに悠々と飛ぶ姿が魅力的です。

 

そして、先週はじめはハマシギをあまり確認できなかったのですが、13日(日)と14日(月・祝)は、干潟が広がった夕方にハマシギとダイゼンの群れが飛来しました。

干潟の上の小さな小さな点々がハマシギです↓。

夕日をバックに群れ飛ぶ様子はとてもきれいでした。 

 

なお、13日(日)に観察できたシギ・チドリは、ハジロコチドリ2、シロチドリ8、ダイゼン26、ハマシギ579、ダイシャクシギ3、

14日(月・祝)に観察できたシギ・チドリは、ハジロコチドリ3、シロチドリ45、ダイゼン24、トウネン2、ハマシギ521、ダイシャクシギ3 でした。

 

 (※シロハラ、ウグイス、モズ、ミサゴ、チュウヒの写真は、Hさんに提供いただきました。)

 

明日の干潮時間 8時22分 潮位102cm
明日の満潮時間14時21分 潮位178cm

コメント
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