“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

円満字さんの文章が高校国語の教科書に・・・!!

2021-06-16 18:28:04 | 日記
検定前に、まったく別の話題なのですが、私にとってはとてもうれしいことで、こちらに一言触れておきます。
東京書籍の高校国語の新しい教科書に、円満字二郎さんの文章が載っています。
新カリキュラムに向けて、高校の先生方は教科書選定に忙しい時期だと思います。
しろねこのところでもそれは変わらず、これまで採択していた出版社さんにするかどうかも含めて、悩ましいところです。
東京書籍の方とはしろねこが日本語検定を推進していることもあり、自分のことをお話しする機会もあって、
円満字さんのファンであることを伝えていたため、
販売で来校された方に「円満字さんの文章が載っているんですよ」と教えていただきました!!
丸善出版『学鐙』2016春号に掲載の、「同訓異字の似て非なる世界」というタイトルのまま、
東京書籍『現代の国語』(デジタルパンフレットはこちら)の「付録1 教材編」に収録されています。
視点・論点「漢字の使い分けと日本語」(NHKテレビ、2016.4.8)に出演された折のことや、
毎日新聞社「記者報告会・漢字の使い分けを考える」(毎日メディアカフェ、2016.7.20)でゲスト講演された折のことなどが思い出されます。
教科書見本のページを拝見して、なんだか感無量でした。
というのも、出版社にお勤めの頃の、教科書検定のことなどを、ブログなど折に触れて書いていらっしゃったのを記憶していたからです。
教科書の作り手だった円満字さんが、今では書き手として教科書にその文章が掲載されている・・・
思わずふわふわしてしまったのでした。
以上、お知らせです。