“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

29-1 自己採点との誤差 6点分

2017-08-19 17:39:11 | 日記
こんばんは。
気になることはいろいろありつつも、なかなか記事が書けないまま、8月下旬に入ろうとしています。あっという間に年末になるんだろうなあ…

以前、漢検1級29-1の自己採点が143点だったと書きましたが、実際結果通知を開いてみたところ、6点プラスの149点でした。
今回は、単なる大雑把な採点による抜け落ち、若しくは許容解答によるもので、腑に落ちないものは皆無でした。
以下、遅くなりましたが、正式な結果です。

■29-1 結果■
(一)音読み 16/20・訓読み 8/10
(二)書き取り 34/40
(三)語選択書き取り 10/10
(四)四字熟語
問1:書き取り 14/20
問2:意味と読み 8/10
(五)熟字訓・当て字 7/10
(六)熟語・一字訓読み 8/10
(七)対義語 6/10・類義語 6/10
(八)故事・諺 14/20
(九)文章題
書き取り 8/20
読み 10/10

合計 149点

☆☆☆ずれた6点分☆☆☆

・(三)語選択書き取り2
問題:「おしゃべり」というヒントから「ろうぜつ」を選択して漢字に直す
標準解答:「弄舌」
しろねこ:「哢舌」で正解

・(四)四字熟語 問2の3問題:「天子の使者が勅状を携える」というヒントから「鳳凰銜書」の「銜書」だけ読む
標準解答:「がんしょ」
しろねこ:「かんしょ」で正解

・(七)類義語10
問題:「結納」というヒントから「のうさい」を選択して漢字に直す
標準解答:「納采」
しろねこ:終了間際に書いて記憶が曖昧だったが正解

――当て字・熟字訓問題で、実に久々に国名が出たことが話題でしたが、これからも人名も含め、マニアックな当て字が出るとしたら、それはそれで楽しみなことです。
自分の答案で勿体なかったのは、書き取りで「戊戌」を逆に書いてしまったことと、類義語で「譫言」の「ごんべん」を「めへん」にしてしまったことと、文章題で「玻璃」を思いつかなかったこと。
過去の勉強の跡を生かすか、新しくノートを作り直すか、という手順がスッキリ決められないまま、ずるずると(ぐるぐると?)本業をこなしています。

あちこちにちらほら書いていたように、次回29-2の受検日には本来仕事が入っていたのですが、具体的な理由は伏せて何人かに話を通して、とりあえず休ませてはもらえることになりました。あとは、手帳を整理してみたところ、29-2までの本来休みになるはずの隔週の土曜が、しろねこの場合は学校行事の関係で殆ど潰れてしまうようで、合間に気を抜けないいろいろな業務も入ってくるので、勉強をする時間と方法とをどうできるかに尽きます。まあ、毎度のことではあるのですが、それにしても、今回は特に休みがかなり潰れてしまう。代休をとってもよいのですが、その分授業のある日と無い日のバランスが悪くなってしまうので、そうやすやすととってもいられないのが現状です。

また、今年は秋の漢検と秋の語検が例年以上に離れているので、ちょっと語検の受検を考えたのですが、公開会場受検日は、今回はあいにく出勤の日でした。仕方ないので生徒の受検の世話に徹して、こちらは長期的に研鑽を積みます。仕事の都合上、語検は6月のほうは受検できそうもないので、人生が大きく変化しない限りは、また少なくとも来年の秋まで見送りとなります。

夏の休暇は、今月末に命ぜられている2泊3日の教員研修出張のためのレポート作成や準備、そして次年度の入試作成のための読書に明け暮れました。今のところ元気ですが、6月ぐらいからあれやこれやとノンストップで、わりと対外的な担当業務をこなしているのでなかなか気が休まりません。体調面・精神面ともに気遣って頑張っていきたいです。