①の続きです。
■当て字・熟字訓 6/10点
▼熟字訓も、国字と同様、今回は復習できないまま試験に臨んでしまった分野。
自分のミニノートの利用と、ブログ「お父さんの合格レシピ」を次回までにより活用できるようにしたいです。
1 蚊母鳥 … よたか ×
▼似ている「蚊母樹(いすのき)」をうろ覚えで、更に「いすか」と書いてしまった。検定終了して数時間後に脳の緊張が解けると、「よたか」という記憶が戻ってきた。信じがたいが、本当にそうだから困る。前も「ちょろぎ」で同じようなことをやってしまった。
2 狗母魚 … えそ ×
▼復習が遠退くと、しろねこの覚えにくい語のひとつ。今回だけでなく大体いつも「やませみ(山魚狗・山翡翠)」と書いてしまう。
3 鳶尾 … いちはつ ○
4 鬼頭魚 … しいら ○
※最近、やっと長期記憶になりかけている語。元は覚えにくい語の一つだった。
5 天糸瓜 … へちま ○
6 蕃椒 … とうがらし ○
※うっかりすると「トマト(蕃茄)」と書いてしまうのだが、今回は大丈夫だった。
7 生絹 … すずし ○
8 水[萬+虫] … やご ×
▼これもいつも間違える単語で、復習が遠退くと「たがめ(水爬虫)」と悩んでしまう。今回もやってしまった。
9 水手 … かこ ○
10 厚皮香 … もっこく ×
▼見事にやってしまいました、「もっこう(唐木香)」との勘違い。漢検協会の思うつぼでしょう。
■二字熟語・一字訓読み 9/10点
1 覬覦 … きゆ ○
2 覬(む) … のぞ(む) ○
3 譛言 … しんげん ○
4 譛(る) … そし(る) ○
5 仄日 … そくじつ ○
6 仄(く) … かたむ(く) ○
7 奔軼 … ほんいつ ○
8 軼(ぎる) … す(ぎる) ○
9 惻怛 … そくだつ ×
▼「怛」の復習不足。
10 怛(む) … いた(む) ○
■対義語・類義語 16/20点
1 恢復 ⇔ 罹患 ○
2 嬾惰 ⇔ 勤恪 ○
3 投錨 ⇔ 解纜 ○
4 笨[鹿×3] ⇔ 細緻 ○
5 興隆 ⇔ 陵遅 ×
▼不勉強。三省堂のケータイ辞典・スーパー大辞林には、
「陵遅」=(1)丘陵が次第に低くなること。陵夷。(2)盛んであった物事が次第に衰えていくこと。
とあり、平家物語の用例が載っていました。うにゃ~。
6 匹[耒+禺] ≒ 伉儷 ×
▼お馴染みの語だったのに、会場では「亢」の辺りのみ脳裏にぼんやり浮かんで、ほかの部分が遂に試験終了まで思い出せなかった(泣)アホ~。
7 誘掖 ≒ 提撕 ○
※半ば半信半疑のうろ覚えで書いたが、正解。この熟語を知っていたのは間違いないのだが、(一)音読みで覚えたのか、(四)語選択書き取りで覚えたのか、記憶が無い。
8 躊躇 ≒ 躑躅 ○
9 故轍 ≒ 先蹤 ○
10 忸怩 ≒ 慙愧 ○
※本試2週間前くらいの練習で、お馴染みの筈の「慙」が浮かばないという失態があったので、練習しておいてよかった。
■諺 16/20点
1 (魚を得て)セン(を忘る) … 筌 ○
2 オクビ(にも出さず) … [口+愛]・[口+愛]気・噫・噫気 ○
3 ケンロ(の技) … 黔驢 ×
▼検定から数日後に、四字熟語辞典の検定前に復習できなかった頁を見ていて発見、再確認。
しろねこはよく、編集されたものの最後から取り組む癖があり(その方が頓挫の率が低いため)、今回も「ワ行」から始めて、「こ」で力尽きてしまったため、「ケンロ」の「け」の頁は見ていなかったのだ。無念……。
4 アバタ(もえくぼ) … 痘痕 ○
※以前なかなか覚えにくい語で、本試でも一度やらかしてしまっています。悔しいので、「闘魂」で覚えました。
「痘痕(とうこん)」も「闘魂」で「靨」に見える。
訳が分からない表現の中に何かやる気が漲る感じの覚え方で、結構気に入っています。
5 レイスイ(の交わり) … 醴水 ○
6 シュヒ(終に外に向かって曲げず) … 手臂 ○
※「曲げず」とあるので、「ヒ」なら腕か?と適当に書いたら当たってよかった。「手」を徒らに「朱」とか書かなくてよかった……。
7 (食前方丈)イッポウ(に過ぎず) … 一飽 ×
▼不勉強。しかし、一旦勉強したら非常にイメージしやすい諺。
約3m四方(鴨長明さんの日野山の庵なら部屋いっぱい)にご馳走を敷き詰めても、実際食べきれないことから、欲も程々にしとけよ、ということ。
やる前から意気込んであれやこれやと準備しても、現実的には無駄も多く、直ぐにキャパオーバー(「飽」=「飽和」の「飽」)になってしまう。仕事、勉強、遊び、何にでも当てはめられそうです。過ぎたるは猶ほ及ばざるがごとし。
8 (他人の)センキ(を頭痛に病む) … 疝気・疝 ○
9 (衆口金を鑠かし)セッキ(骨を銷す) … 積毀 ○
10 (目は)ゴウモウ(を見るも睫を見ず) … 毫毛 ○
■文章題書き取り 12/20点
1 (一道の)タント(漸く其の古駅に達したるは、…) … 坦途 ×
▼終着点をイメージし、「端途」と書いてしまった。
解答を見れば、成る程、という感じ。
2 ホウフツ(として一大奇景の眼下に横たわれるを見る) … 彷彿・髣髴 ○
※個人的には「髟」の方が好きで、いつもそちらを書いている。
3 (木に)スガ(り、…) … 縋(り)・攀(り) ○
4 (若し)ロウレツ(なる画なれば、) … 陋劣 ×
▼文中の二重否定を読み誤り、「ロウレツ」をプラスの意味で考えようとしてしまい、「琅烈」などと無理に作って書いてしまった。でも後で携帯に入力するときよく見たら、゛もし画が「ロウレツ」だと、「感覚の深からざるのみならず」゛とあり、それは゛感覚が深くないだけでなく゛、つまり感覚は浅くなるということだから、「ロウレツ」はマイナスの意味でとらなければならなかったのだ。アホ~。
5 (耳を音楽の)ジョウジョウ(たるに傾けば、…) … 嫋嫋 ○
6 (則ち)バンライ(頓かに消え、…) … 万籟 ○
7 (美術の社会に)ヒホ(する甚だ大なる) … 裨補 ×
▼「補」を「輔」と書いてしまった。
8 (怡然として満懐)イト(うなきの感を生ずべし。) … 厭(う) ○
9 (彼の尊王)テキガイ(の志気は、…) … 敵愾 ○
10 (彼の幼きや土塊を以て)キュウケツ(の状を為り、曰く、…) … 宮闕 ×
▼不勉強。
「宮闕」=皇居、宮殿の意。
「闕」=宮門。
■文章題読み 7/10点
1 (山)舒(び、水緩やかに、…) … の(び) ○
※音読みの方で馴染んでいた字なので、一瞬焦った。
2 (或いは山腹に)凭(る。) … よ(る。) ×
▼勉強不足。(二)書き取りで「もたれる」パターンに慣れ切ってしまっていた。
3 白堊(の夕日に閃けるを望みては、…) … はくあ・はくあく ×
▼「堊」がうろ覚えで、「あい」と読んでしまった。
4 山巓(に沈み行く一片の雲を仰ぎては、…) … さんてん ○
5 (其処に剣の如く)聳立(せる大岩に衝たり、…) … しょうりつ ○
6 (加うるに絶崖の)罅隙(を穿ちて…) … かげき ○
7 (宛も楽易)富譫(の世界に優游するの想をなさざるはなし。) … ふせん・ふうせん ○
8 (猶之が為に)怡然(として満懐厭うなきの感を生ずべし。) … いぜん ○
9 公衙(より帰れば、…) … こうが ○
10 (田園に)耕耨(す。) … こうどう ×
▼凛太郎さま申し訳ありません、折角コメントを頂いたのに、私も間違いました。
→『漢検1級 かけだしリピーターの四方山話』11月3日の記事「25ー2 振り返り その3」で、書いてくださっているとおりです。やはり、自分のブログで書いたことは、自分でまず覚えておかなければ、ですね(汗)
では、あとは解答欄ミスや書き間違い、採点ミスが無いことを祈るばかりです。
■当て字・熟字訓 6/10点
▼熟字訓も、国字と同様、今回は復習できないまま試験に臨んでしまった分野。
自分のミニノートの利用と、ブログ「お父さんの合格レシピ」を次回までにより活用できるようにしたいです。
1 蚊母鳥 … よたか ×
▼似ている「蚊母樹(いすのき)」をうろ覚えで、更に「いすか」と書いてしまった。検定終了して数時間後に脳の緊張が解けると、「よたか」という記憶が戻ってきた。信じがたいが、本当にそうだから困る。前も「ちょろぎ」で同じようなことをやってしまった。
2 狗母魚 … えそ ×
▼復習が遠退くと、しろねこの覚えにくい語のひとつ。今回だけでなく大体いつも「やませみ(山魚狗・山翡翠)」と書いてしまう。
3 鳶尾 … いちはつ ○
4 鬼頭魚 … しいら ○
※最近、やっと長期記憶になりかけている語。元は覚えにくい語の一つだった。
5 天糸瓜 … へちま ○
6 蕃椒 … とうがらし ○
※うっかりすると「トマト(蕃茄)」と書いてしまうのだが、今回は大丈夫だった。
7 生絹 … すずし ○
8 水[萬+虫] … やご ×
▼これもいつも間違える単語で、復習が遠退くと「たがめ(水爬虫)」と悩んでしまう。今回もやってしまった。
9 水手 … かこ ○
10 厚皮香 … もっこく ×
▼見事にやってしまいました、「もっこう(唐木香)」との勘違い。漢検協会の思うつぼでしょう。
■二字熟語・一字訓読み 9/10点
1 覬覦 … きゆ ○
2 覬(む) … のぞ(む) ○
3 譛言 … しんげん ○
4 譛(る) … そし(る) ○
5 仄日 … そくじつ ○
6 仄(く) … かたむ(く) ○
7 奔軼 … ほんいつ ○
8 軼(ぎる) … す(ぎる) ○
9 惻怛 … そくだつ ×
▼「怛」の復習不足。
10 怛(む) … いた(む) ○
■対義語・類義語 16/20点
1 恢復 ⇔ 罹患 ○
2 嬾惰 ⇔ 勤恪 ○
3 投錨 ⇔ 解纜 ○
4 笨[鹿×3] ⇔ 細緻 ○
5 興隆 ⇔ 陵遅 ×
▼不勉強。三省堂のケータイ辞典・スーパー大辞林には、
「陵遅」=(1)丘陵が次第に低くなること。陵夷。(2)盛んであった物事が次第に衰えていくこと。
とあり、平家物語の用例が載っていました。うにゃ~。
6 匹[耒+禺] ≒ 伉儷 ×
▼お馴染みの語だったのに、会場では「亢」の辺りのみ脳裏にぼんやり浮かんで、ほかの部分が遂に試験終了まで思い出せなかった(泣)アホ~。
7 誘掖 ≒ 提撕 ○
※半ば半信半疑のうろ覚えで書いたが、正解。この熟語を知っていたのは間違いないのだが、(一)音読みで覚えたのか、(四)語選択書き取りで覚えたのか、記憶が無い。
8 躊躇 ≒ 躑躅 ○
9 故轍 ≒ 先蹤 ○
10 忸怩 ≒ 慙愧 ○
※本試2週間前くらいの練習で、お馴染みの筈の「慙」が浮かばないという失態があったので、練習しておいてよかった。
■諺 16/20点
1 (魚を得て)セン(を忘る) … 筌 ○
2 オクビ(にも出さず) … [口+愛]・[口+愛]気・噫・噫気 ○
3 ケンロ(の技) … 黔驢 ×
▼検定から数日後に、四字熟語辞典の検定前に復習できなかった頁を見ていて発見、再確認。
しろねこはよく、編集されたものの最後から取り組む癖があり(その方が頓挫の率が低いため)、今回も「ワ行」から始めて、「こ」で力尽きてしまったため、「ケンロ」の「け」の頁は見ていなかったのだ。無念……。
4 アバタ(もえくぼ) … 痘痕 ○
※以前なかなか覚えにくい語で、本試でも一度やらかしてしまっています。悔しいので、「闘魂」で覚えました。
「痘痕(とうこん)」も「闘魂」で「靨」に見える。
訳が分からない表現の中に何かやる気が漲る感じの覚え方で、結構気に入っています。
5 レイスイ(の交わり) … 醴水 ○
6 シュヒ(終に外に向かって曲げず) … 手臂 ○
※「曲げず」とあるので、「ヒ」なら腕か?と適当に書いたら当たってよかった。「手」を徒らに「朱」とか書かなくてよかった……。
7 (食前方丈)イッポウ(に過ぎず) … 一飽 ×
▼不勉強。しかし、一旦勉強したら非常にイメージしやすい諺。
約3m四方(鴨長明さんの日野山の庵なら部屋いっぱい)にご馳走を敷き詰めても、実際食べきれないことから、欲も程々にしとけよ、ということ。
やる前から意気込んであれやこれやと準備しても、現実的には無駄も多く、直ぐにキャパオーバー(「飽」=「飽和」の「飽」)になってしまう。仕事、勉強、遊び、何にでも当てはめられそうです。過ぎたるは猶ほ及ばざるがごとし。
8 (他人の)センキ(を頭痛に病む) … 疝気・疝 ○
9 (衆口金を鑠かし)セッキ(骨を銷す) … 積毀 ○
10 (目は)ゴウモウ(を見るも睫を見ず) … 毫毛 ○
■文章題書き取り 12/20点
1 (一道の)タント(漸く其の古駅に達したるは、…) … 坦途 ×
▼終着点をイメージし、「端途」と書いてしまった。
解答を見れば、成る程、という感じ。
2 ホウフツ(として一大奇景の眼下に横たわれるを見る) … 彷彿・髣髴 ○
※個人的には「髟」の方が好きで、いつもそちらを書いている。
3 (木に)スガ(り、…) … 縋(り)・攀(り) ○
4 (若し)ロウレツ(なる画なれば、) … 陋劣 ×
▼文中の二重否定を読み誤り、「ロウレツ」をプラスの意味で考えようとしてしまい、「琅烈」などと無理に作って書いてしまった。でも後で携帯に入力するときよく見たら、゛もし画が「ロウレツ」だと、「感覚の深からざるのみならず」゛とあり、それは゛感覚が深くないだけでなく゛、つまり感覚は浅くなるということだから、「ロウレツ」はマイナスの意味でとらなければならなかったのだ。アホ~。
5 (耳を音楽の)ジョウジョウ(たるに傾けば、…) … 嫋嫋 ○
6 (則ち)バンライ(頓かに消え、…) … 万籟 ○
7 (美術の社会に)ヒホ(する甚だ大なる) … 裨補 ×
▼「補」を「輔」と書いてしまった。
8 (怡然として満懐)イト(うなきの感を生ずべし。) … 厭(う) ○
9 (彼の尊王)テキガイ(の志気は、…) … 敵愾 ○
10 (彼の幼きや土塊を以て)キュウケツ(の状を為り、曰く、…) … 宮闕 ×
▼不勉強。
「宮闕」=皇居、宮殿の意。
「闕」=宮門。
■文章題読み 7/10点
1 (山)舒(び、水緩やかに、…) … の(び) ○
※音読みの方で馴染んでいた字なので、一瞬焦った。
2 (或いは山腹に)凭(る。) … よ(る。) ×
▼勉強不足。(二)書き取りで「もたれる」パターンに慣れ切ってしまっていた。
3 白堊(の夕日に閃けるを望みては、…) … はくあ・はくあく ×
▼「堊」がうろ覚えで、「あい」と読んでしまった。
4 山巓(に沈み行く一片の雲を仰ぎては、…) … さんてん ○
5 (其処に剣の如く)聳立(せる大岩に衝たり、…) … しょうりつ ○
6 (加うるに絶崖の)罅隙(を穿ちて…) … かげき ○
7 (宛も楽易)富譫(の世界に優游するの想をなさざるはなし。) … ふせん・ふうせん ○
8 (猶之が為に)怡然(として満懐厭うなきの感を生ずべし。) … いぜん ○
9 公衙(より帰れば、…) … こうが ○
10 (田園に)耕耨(す。) … こうどう ×
▼凛太郎さま申し訳ありません、折角コメントを頂いたのに、私も間違いました。
→『漢検1級 かけだしリピーターの四方山話』11月3日の記事「25ー2 振り返り その3」で、書いてくださっているとおりです。やはり、自分のブログで書いたことは、自分でまず覚えておかなければ、ですね(汗)
では、あとは解答欄ミスや書き間違い、採点ミスが無いことを祈るばかりです。