“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

25ー2 二週間前

2013-10-13 15:22:08 | 日記
25ー2 二週間前です。
「あと二週間しかない」
とはいえ、まだ
「あと二週間もある」
です。問題はそれをどう使えるかです。仕事の絶対的な拘束時間の果てにどれだけやれるか。
(気持ちの上だけでなかなかポジティブに実践できてませんが)

熟字訓は、漢検漢字字典の索引をコピーして冊子にし、覚えていないものにピンクの蛍光ペンでチェックをし、ナカバヤシのミニノートに、そのチェックした語だけを書き込み、持ち歩きます。
横書きの頁左端に黒で熟語、右端に赤で読みを書きます。
書いているうちに覚えて、答えを見なくても読めるものにはグリーンの蛍光ペンでチェックを入れます。(この時、索引の五十音順に書き写しているため、五十音順ゆえに読めたつもりになっていないか気をつける)

………というのが完璧に終っているなら毎回熟字訓は満点なわけですが、そううまくもいっておらず、ノートを覚えきってはいません。
ノートはずっとマ行のところで止まっていたのですが、今朝やっと「あとは覚えるだけ」という状態にしました。(間に合うのか不安)

そこで、索引のピンクのチェックを入れなかった語を通してチェックしていたら、やはり人名・国名で、ドキッとさせられる語があります。
例えば
「海牙」
もしこれが今度の検定問題に紛れていたら
「セイウチ」
と答えそうですが、
これはオランダの首都「ハーグ」です。
因みに「セイウチ」は
「海象」か「海馬」。
「シンガポール」も
「新嘉坡」は慣れてるけど、
「星港」
だと皆目見当がつかない。

人名・国名でなくても、
普段よく出題されるほうでない語には本当に要注意です。
「九面芋」は
「やつがしら」と即答できるのに、
「戴勝」
だとさっぱりわかりませんよ…みたいな。
大体なんで読みは八つなのに文字の方は九なのよ、と、調べて勉強する以前は不条理を感じたものでした。
それが解ったと思ったら、今度は「戴勝」か!となるわけです(笑)
楽しいから、それはそれでよいのですが。

しかし呑気に楽しんでもいられなくなってきました。自分の確保した時間でなんとか勝負できればよいのですが。