“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

しめす(示)の漢字まで

2013-05-06 01:24:17 | 日記
こんばんは。
ご無沙汰しております。
風邪をひいてしまいました。症状が出て1週間以上過ぎました。漸く峠を越したか?というところです。
喉と鼻は、じっと黙っていればかなり楽になりましたが、歩くと節々が痛み、多少ふらふらします。

いつの間にかGWも後半、しかもあと1日です。
(しろねこの職場は28日(日)が全員出勤でしたので、「前半」は連休無しでしたが。)
しろねこ自身は、5月3日と4日は、仕事把握と残務整理のため、自主出勤していました。


さて、なかなか進んでいませんが、『要覧』188頁「矜」~190頁「禳」を引きました。引いてから携帯に打ち込む余力がなかなか持てなかった、というのが本当のところです。

部首の内訳は、
・ほこ(矛) 1字
・や(矢) 2字
・いし(石) 28字
・しめす(示) 11字
です。


(「砌(みぎり)」の読み書きはお馴染みですが)
・「砌下(せいか)」…階段の下、また、手紙の脇付の一。
→「砌」=石畳、石段。
※もともとは、軒下の敷石の意。

・「碌碌(ろくろく)」…役に立たない様子。
→「碌」=※もともとは、石の(多い)様子。

・「石碣(せっけつ)」
・「碑碣(ひけつ)」
・「墓碣(ぼけつ)」
→「碣」=石碑。

・「碪」=「砧」の異体字。
→「碪杵(ちんしょ)」…きぬたとそれを打つ槌。
・「鉄砧」の読みは「かなとこ」。

・「四角号碼(しかくごうま)」…字の四隅の形に番号をつけて分類する漢字検索方法。
→「碼」=番号。

・「磧沙(せきさ)」…川原の砂。
・「磧礫(せきれき)」…川原の小石。

・「磽角(こうかく)」
→「磽」=石が多くてやせた土地。
※「ぎょうかく」は、「こうかく」の慣用読み。

・「磴桟(とうさん)」…崖に架けた石の橋。
・「磴道(とうどう)」…石畳の道や坂。
・「石磴(せきとう)」…石段、石畳の坂。

・「祗候(しこう)」…つつしんでつかえる。
→「祗」=つつしむ。
※「祇(ぎ:地の神)」≠「祗」

・「皇祚(こうそ)」「重祚(ちょうそ・じゅうそ)」「践祚(せんそ)」
→「祚」=天子の位。

・「修祓(しゅうふつ)」
→「祓」=神道のおはらい。

・「祺祥(きしょう)」「祺福(きふく)」
→「祺」=幸い。

・「新禧(しんき)」…新年のあいさつ。
→「禧」=幸い。

・「禳災(じょうさい)」…祈って災厄をはらう。
→「禳」=災厄をはらう。


職場にいるときは、昼食・お手洗いに行くタイミングが掴めないほど仕事が山積しています。
誰だこんな分掌の割り振りしたの~~~!!
と、過年度の様々なファイルを投げ捨てたくなることもあります(笑)
でも誰かが見ていて助けてくれるので、とても有難いです。

明日寝不足で仕事が回らないことを考えると、怖くて自然に睡眠をとっています。
前は寝不足になっても答案添削していたのに、大違いです。
それでも、朝一番に色々仕事をしていると、まだ体が完全に起きていなくて、パソコンを打ったり資料を捜し出す腕が麻痺しそうにやや弛緩していて、ちょっと怖いです。神経系や内臓が知らないうちに弱らないように、気を付けたいところです。