“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

洋泉社MOOK『楽しい漢字』

2012-12-21 21:54:26 | 日記
こんばんは。
1週間ほど前のことになってしまいましたが、
漢字についてのひととおりのガイダンスがあり、漢字の魅力を知るには手頃な雑誌があったのでご紹介します。

通勤駅の書店の雑誌コーナーで漢字パズル雑誌(漢検対策が間に合わなくなるため購入する気はない)を眺めていたら、
洋泉社MOOK『楽しい漢字』という雑誌があり、
おもしろそうなので購入しました。
以来、毎日持ち歩き、通勤の乗り物内などで拾い読みしています。

内容は三部構成で、
第一部は「問題を解きながら学ぶ漢字」、
第二部は「知れば知るほどおもしろい漢字の歴史」、
第三部は「漢字に秘められた謎」(白川文字学が紹介されている)
に分かれています。

漢検で漢字は書けるけど、
漢字の歴史はあまり知らない…などという方にお薦めです。

例えば、国字分野についての見解も、漢検の国字だけを勉強していても分からないことがちらっと書いてあったりします。

はんこの作り方と漢字の書体のお話も興味深いです。

巻末にある参考文献も、
掘り下げたい方には参考になるよい資料だと思います。

しろねこもまだ読破していませんが、発見があれば、また改めて内容をご紹介します。
興味のある方は販売しているうちに是非探してみてください。

因みに姉妹本として、
『入門 心に響く日本語』と、
『手紙美人』があるようです。
『手紙美人』は、以前コンビニで見かけた記憶があります。

では、まずはこの辺で。