“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

「巍然」と「嶷然」

2010-06-28 10:19:21 | 日記
昨日は一日がかりで、来月末にある野外行事の下見に行ってきました。日曜も職場の人達とずっと一緒だったので、月曜の出勤も気持ち的には改まった感じがしません。
ある山を試登したのですが、きつい傾斜を登っている途中から、険しい山に関する漢字が沢山瞼に浮かんできました。
先日の検定書き取り9番で、「巍然(ギゼン)」が書けたのは幸運だったなとも思いました。一昔前のしろねこならきっと「嶷然(ギョクゼン)」と書いてしまっていたでしょう。
それぞれの字の意味は、『漢検漢字辞典』によると、以下のとおり。

「巍」=①たかい。高く抜きんでているさま。②さとい。かしこい。
「嶷」=山が高くて大きいさま。抜きんでているさま。

さて、少しだけですが6月27日のモバイル版練習問題でしろねこが間違った問題です。

【問題(読み)】
1 浮薔
2 贍給・贍う
3 油桃
4 角子
5 煥然・煥く
6 八仙花

【解答】
1 みずあおい
2 せんきゅう・すく
3 つばいもも
4 みずら
5 かんぜん・かがや
6 あじさい

いつも知っていた「八仙花」を間違った(うっかり「すいせん」かと思ってしまった)のは、自分でもどうかと思いました。