資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

37年ぶりの富士登山

2018年08月17日 | 登山&自然系資格とその活用

 今シーズンは、日本三名山に登ろうと計画を立てた。日本三名山とは、立山、白山、富士山と古くからの信仰の山だ。ところが、先日の台風で白山行きが中止になってしまった。これで、富士山もあんまり気が進まなくなった。現地集合だし、お盆で混んでるはずだし、でも中止するとキャンセンル料も取られるからと参加することにした。

 8月14日、15日の登山だ。集合は、河口湖。立川・大月間の特急電車は座れないほど混んでいた。現地に集合してみたら、参加者は私を含めなんと4人、しかもガイドさんは、もう3回目のお付き合いとなる方だった。バスで五合目へ、立ちっぱなしのバスだ。五合目はものすごい人人人。

 

 お昼に歩きはじめる。六合目、七合目と歩くうちに、私が10mほど遅れ始める。明らかに一昨日の大岳山の影響が残っている、疲労が回復していない。ガイドさんのすぐ後で歩いて、調子を整える。ガイドさんの後は、脚の踏み跡がわかり、一定のペースのため、疲れない。後ろの方を歩くと、止まったり、急にペースが速くなったりして、結構疲れるのである。

  

 15時前に八合目の山小屋太子館に到着。聖徳太子の伝説があるところからついた名前だそうだ。標高は3,000mちょっと、初日は3時間の登りだ。山中湖や河口湖などが眼下に見える。この小屋で聞こえる声は、日本語より外国語の方が多い。さすがに世界遺産だ。そして16時に夕食。やることもないため、17時に寝る。山小屋生活が慣れているせいか、何時でも寝れるようになった。

 

 23時頃、がやがやという声で、目が覚める。夜組が出発するようだ。富士山は深夜が一番混む。ご来光を山頂で観るため、ほとんどが深夜に登る。我々は、ご来光を観てから出発だ。ご来光は山頂でも八合目でも変わらない。むしろ、八合目の方が雲がかからずによく見える。そういえば、富士山は、下から見ると、山頂はよく雲がかかってるからなあ。

 

 そして5時、山頂に向けて出発。周囲は明るく、そんなに混んではいないので、登りやすい。九合目、最後の鳥居をくぐってゴールイン。神社にお参りして、お汁粉を食べる。お汁粉を食べていると、霧雨になり、風が強くなってきた。山頂のトイレは何と三百円、トイレの番人がいる。

 

 そして、下山。下りは膝がやられる。後ろ向きに歩く人もいるほどだ。我々のパーティは、早い。どんどん人を追い抜いていく。私も必死になって追いかける。パーティのうちの一人が、膝に来ているようで、遅れ始める。ガイドさんがテーピングをして処置する。五合目には12時少し前に到着。休憩を入れて所要3時間だ、結構早い。帰途はタクシーで富士吉田の温泉に寄り、汗を流してから電車に乗る。こちらもお盆で満員だ。普通のツアーなら予約した電車やバスでスイスイだが、今回は現地集合。往復に結構疲れた。

 富士登山の感想を書く。私の場合、若い頃二度登ったことがある。もちろん夜間登山だ。この富士山は登山シーズンが短い。1年を2カ月で稼がなければいけないせいか、とにかくモノやサービスが高い。私の泊まった山小屋はトイレが1回2百円。水、ポカリは各々5百円。そしてすごい混みようだ。寝床はシュラフになっていて、以前よりはよくなってる。家族連れや外国人が多く、登山のマナーも知らない方が多い。不快だが我慢するしかない。山小屋も夜間登山があるせいか、落ち着かない。16時の早い夕食も、夜間登山のためだ。アルプスなどに比べると、積極的にはあんまり行きたくはない山だな。

 さて、今シーズンはもう一回登山を予定してる。これが終われば仕事仕事だ。今日はゆっくり休もう。


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