資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

槍穂を眺めながらの稜線歩きは、北アルプスだけ

2020年10月07日 | 登山&自然系資格とその活用

 最終日3日目、早朝4時半に宿で用意してくれた弁当を戴く。この弁当、正月のお節料理のようで美味しい。山の弁当で今までで、一番おいしかったのがこの弁当だ。

 そして真っ暗の中、朝5時に宿を出発。この時間帯は熊の出没する時、熊鈴を二個鳴らして、ヘッドランプで山中へ。やがて夜が明ける。2時間ほど歩くと、焼岳が目の前に見えてくる、とともに急登が始まる。ハシゴやクサリも登場する。

 そして、登山開始から3時間半で、焼岳小屋に到着。小休止して、いよいよ山頂に向けて出発。岩山になり、岩から硫黄の匂いがして、白い噴煙のそばを登る。活火山なんだなあ。万一に備え、ヘルメットを被る。

 小屋から1時間半、焼岳の山頂に立つ。山頂は中の湯方面からの登山者が多いようで、結構人がいて、賑わっている。道標と槍・穂高で登頂の記念写真。北は、槍穂高。東は、上高地を見下ろす。西は、笠ケ岳と遠くに白山。南は乗鞍岳だ。360度の展望だ。山頂直下からは煙が上がり、池もある。

(右上は、奥穂に前穂、奥穂の手前にジャンダルム、左上は南岳に、先日登った槍ヶ岳)

(東は霞沢岳に六百山、そして上高地を見下ろす)

(西は百名山の一つ、笠ケ岳)

(西の遠くに加賀の白山)

(南、こちらは乗鞍岳)

(焼岳の火口湖、噴煙も上がる)

 雲は全くなく、快晴。槍穂を眺めながらの稜線歩きは、北アルプスだけ、何と素晴らしい場所だろう。先々週登った槍ヶ岳を眺めがら下山を開始。

 3時間ちょっとで、登山口へ。累積標高差は1千m、登り始めは真っ暗だったから、下山時に登山口の写真を一枚。

 その後、上高地温泉に戻り、ゆっくりお湯につかり、バスで新島々、電車で松本、立川経由で帰宅。遠くの上高地バスターミナルまで戻らず、近くの帝国ホテル前から乗車、これは便利、焼岳登山にはお勧めです。

 この日は、ホントに素晴しい一日だった。前夜、槍には初雪が降ったそうだ。アルプスはまた来年だ、楽しみにして待とう。

 


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