第3日の午後は、熊本県は八代城。松井氏三万石、この南にいる薩摩島津氏の見張り役だったそうだ。かつて、四重五階の大天守・小天守が聳えていた。三万石には不釣り合いなお城である。親元の熊本から支援があったんだろうと、ガイドさんが説明してくれる。
築城は1622年、廃城は1870年。北と南は川で防御、今は本丸しか残っていない。一国一城令の例外として、薩摩藩やキリシタンの監視用に備えた城だ。見学は1時間程度。本丸の外を一周、そのあと本丸内に入る。
北の丸は駐車場になってる。
クマモンが説明役だ。
城跡の全体図。昔は天守に御殿があって、さぞ立派だったんだろうな。
本丸に入る橋、かなり後になって架けられたそうだ。
頬当御門(ほおあてごもん)の上から、大きな枡形虎口だ。
天守台の石垣に登る、連結式の天守だ。1672年、落雷で焼失、以後再建されなかった。天守の焼失って多いね、ほとんどが焼失だ。
天守台の内側だ、一段低くなっている。
天守台から内側を覗くと、どうもよくない。観光客も来るんだから、もうちょっと綺麗にしておいた方がいいよ。
そして、再び外から、石垣と内堀を見る。石垣は何度も修復されている。三万石には不釣り合いな立派な八代城でした。